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2023年 GWで気が抜けたので家から小田原まで歩いてみた

久しぶりです。
陽太です。

会社の諸々の手続きも完了して、なんだか少しだけ気が抜けてしまいました。
これからの展望を考えるのも飽きたので旅にでることにしました。

とはいっても撮影ばかりしているせいでお金がないので、考えた結果”徒歩”で旅しようという結論に笑

もちろん後で後悔することになりましたが笑

1日目

5/2日夜21:00時出発。
流石に自分の家の住所を晒せないのですが、京王線沿いの明大前付近に私は住んでいます。

5/2日は、お昼ごろに映像監督の喜多一郎さんと打ち合わせの予定があったのでどうしてもその日に出発したかった私が食いだめならぬ、歩き貯めをしておきました。


真ん中が僕


初っ端から嘘ついてすみません。

しかしながら仕事上の都合ということで許してください。

昔の人は、諸国を旅する時、1日30キロから40キロほどを歩いたようです。
びっくりするほど健脚ですよね。

現代では1日1万歩(だいたい7~9キロ)もあるけば、ウォーキングが趣味の人と言えるでしょう。

まあ、こんなことをするくらいなので、私は普段からよく歩きます。
放浪癖ともいうかも笑

iphoneによればこんなかんじ。(ちなみにこのnoteを書いている現在は会津若松行きのバスにのっています。)

平均歩数

5月にはいっての挑戦なので、圧倒的に今月の歩数が多いですが、平均して毎日1万歩以上あるいています。

だからこそ、考えてしまったのです。
100キロくらいならなんの訓練もなく歩けるだろうと笑

ということで、私は5/2日は家の周辺を15キロほどあるいてから、打ち合わせにのぞみ。
少々休憩してから挑戦を始めました。

なぜ15キロかというと、実家付近から出発する為です。
自分の住む家から西に15キロくらいいくと実家があるのでそこをスタート地点にしました。

実家の犬

出発前に実家の犬とも挨拶したかったのでそういった選択に笑

ただ困ったことに実家に帰ると出発前に犬の散歩にいかなければならなくなりました。
これから何十キロも歩くというのに苦しい選択です。

でも行きました。2~3キロくらいでしょうか。40分ほど散歩しました。
まるで大食い競争前にハンバーガーを食べるような気分でしたが、正直犬を可愛がっているので散歩にいきました。


午後21時ごろ、いよいよ出発しました。
最初は実家の周りなので、なれた道を歩いていましたが次第になれない場所に入ってきました。
人間は時速4~5キロほどであるくようで私自身もそれにもれずペースとしては1時間あたり4~5キロほどとなっていました。

ちゃんと認識してもらいたいのはこの時点で17~8キロ歩いているという点です笑
しかも8キロくらいの荷物を持って歩いています。

余談ですが、私は今年に入ってさまざまなことに挑戦しています。
映像制作、クリエイターとの共同事業、WEBシステムの開発等、

堀江貴文さんの多動力を読んでいろんな挑戦を肯定してはいるのですが、なんせやることが多くて逆に集中できない状況になっていました。
だからこそ、とりあえず歩いてみることによって極限状態の自分は何を一番大切にするのかといった部分を明らかにしようと考えて旅にでました。

とりあえず、2時間ほどあるくとJR相模原駅を超えて、厚木市につながる道路にでました。
流石にお腹がすいたので、道路沿いにあった町田商店で塩ラーメンを食べました。

お店は多分ここ

町田商店

夜でしたが地元の学生や若い層で人気でした。
納得のやみつきの味ですね笑

町田商店で食事を摂りましたが、目的地小田原まではまだ10時間くらいありました。

皆さんも目的地検索する時に徒歩だとどのくらいなのかを経路から判断したことはありませんか?
実家から小田原までは12~13時間くらいだったので大体60~70キロくらいでしょうか。

私は、今回の旅が平気なら今度は時間を作って東海道を徒歩で歩きまわってみようと考えていました。
そのウォーミングアップに今回は小田原までいくことにしたのです。
またなぜ、夜を選んだかというと1日で100キロをあるく経験をした方のブログに、
”夜通し歩く訓練をしておけばその後の練習が楽になる”

と書いてあったから。

結論としては、この夜通しあるくのは無理でした。
夜の2:30頃に本厚木についてから快活で4時間ほど仮眠をとりました。

その次の休憩地が伊原市(本厚木からあるいて2時間ほど)しかなかったので普通に体力の限界を感じて寝ました。

根性なしかもしれません。途中、私が運営する会社のメンバーである村上氏と打ち合わせをしたり、私たちの撮影を手伝ってくれている日本大学芸術学部の後輩と電話をしたりしましたが、だれも夜通しは付き合ってくれないので大半の時間を無の感情であるきました(音楽もなし)

普通にこの歳になっても怖い道や半分高速道路みたいな場所を通る必要があったので普通に後悔しました。

なぜこんなことをしたんだろうと笑

明大前の近く、下北沢から電車にのれば小田原までは2時間かからずに到着できます。
でも私は6時間くらいあるいても全然到着しない。

まず、車や電車が偉大な発明であることをしみじみと感じました。
健脚である必要なんかないです。
純粋に苦しい。

快活では、漫画もアニメも雑誌も嗜まず、一瞬で寝ました。

2日目

朝7時前に私は起床しました。
本当に熟睡していたので快活にいたのは15分くらいの感覚です。

本厚木市を出発しました。
とりあえず、温泉かサウナに行こうと思って、

東名厚木健康センターを目指しました。

本厚木の駅から2キロくらいでしたが、この時点でまあまあ疲れていたので、その程度の道でもきつかったです。

頑張って到着しましたが、ここでこの旅一番の苦しい出来事が笑
なんと温泉が終了していたのです笑

ノープランで旅しているので、こういった場合は全面的に自業自得ですが、すこし休憩できるなと思っていたばかりに効果抜群でした。

しかし、あるかなければならないのでコンビニで飲み物を購入して再度歩きだしました。
午前中はそのまま頑張って歩きました。
小田原まで残り4時間になるまで、朝の7時から約4時間ほど笑

途中苦しかったので、競馬のレースをみて気を紛らわせました。
お金をかけるのは色々と考えるのがめんどくさいのでしないのですが、レースをみるのが好きなんです。

中でも昔の馬ですが、オグリキャップが好きなのでドキュメンタリーみたいなのをみました。
田舎道で田んぼの端をあるいていたので、ながら歩きでも大丈夫でした。

富士山が綺麗でした。

動画はこれ

こんな動画見ている23歳は自分くらいだろうなと思っています。
この記事を読んで、自分も見ているぞって方は連絡してください笑

ひとまず、休憩もなしに7時から11時半くらいまであるいたので疲労はかなりエグいことに

残り20キロ

大体残り20キロで4時間なので時速5キロペースであるくとつくなって感じました。

正直に告白しますが、でも無理でした。ここで諦めました。なぜなら、この時点で55キロほどあるいていたのですが、足の裏の皮が向けてしまって一歩歩く旅に激痛が走るようになったのです。

これが、目的のある旅ならそれでも進むことができたかもしれません。
しかしながら、ノープランで出発した旅だったので負けてしまいました。

検索すると最寄りは数キロ先の平塚駅でした。
そこまでは進みました。力を振り絞って進みました。

私は平塚駅に着くとお昼ご飯を食べました。ウィンディズの前でビラを配っていたお姉さんが可愛かったのでお昼はハンバーガーにしました。
ハンバーガーは美味しかったのですが、私は苦しみに襲われていました。

そして、電車にのりました。せめて小田原には到着しようと。

小田原

GWの為か人が多かったです。
小田原についてから温泉に入ったりしたかったのですが、そんな気力はどこにもありませんでした。

旅をした感想は、人間それなりに極限になると合理的に判断をし始めるということです。
普通にきついことから逃れるために色々と誘惑してきます。

会社を経営するのは、こうやって長い旅路を歩くのと一緒。
ペース配分と休憩に気を使わないとこうやって負けてしまうんだなと感じました。これが一番の教訓です。
毎日寝ないで働くとかもいいけど一番重要なのはつねに同じペースで進み続けることだなと。

再度感じました。最後に感じたのは、疲れてくると何が食べたいとか、この人素敵だなって、眠いなみたいな、原始的な欲求でした。

やはり我々も動物。こういう欲求を仲間にしないと原動力に困るんだなと理解しました。

苦しみに耐えるにはそれ以上の理由が必要だなとも。

だからこそ、千日回峰行をおこなった僧の方は半端ないです。

偉業を成し遂げるにはどんな能力よりもタフであることが重要ですね。
時代を背負って走ったオグリキャップや千日回峰行を行なった僧、伊能忠敬等、

体力こそが全てを凌駕するなと考えた挑戦でした。
これからも精神と肉体を練磨していき、いずれは潤沢な資金と肉体を持って、東京、京都間を踏破したいものです。

おわり。

最後に
私が運営する法人です。よれけばのぞいてください。


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