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【働く×人生デザイン】面談時にメモをとるかどうか

先日、Twitterでキャリコンの方が「面談時のメモ」についてつぶやいてはりました。

さらに最近資格試験を受けられた方から「協議会の実技試験はメモ用紙がないが、JCDAの実技試験ではメモ用紙を渡される」という話をお聞きしました。

私のように民間試験時代にキャリアカウンセラー資格を取得してると「へー、今そんな風になってるんやー」って思いますよね。それぞれの団体で試験が違ったのでそんなに気にならなかったのかも知れません。

じゃあ、実際に面談してどうなん?ってところが気になりますよね。

結論としては「人それぞれ、組織によってそれぞれ」なんだろなーとは思います。
ただ、倫理綱領にある通り守秘義務があるので、メモの取り扱いは注意しないといけませんね。

私の場合は、試験の時はメモを使わず、でした。
で、実際の面談時にはメモを使っています。

基本的な傾聴をするためには、メモはいらんやろなと思います。
相談者さまと寄り添うために全力集中していれば、面談終了後、セッションの全体像は思い出せるものなのです。ロープレ練習時に振り返りをやってみてください。もし、記憶があやふやだと感じたら、その時の自分の気持ちを振り返ってみてください。
JCDAのピアトレーニングは経験代謝の理解を深めるためでもありますが、参加する時に自分の課題を決めて、それをロープレで試してみる場として活用していただけると学びが深まると思います。

実際の面談時は、自分のためにメモを取るというより、思考整理のためにメモします。
キーワードや、箇条書き、図や矢印、場合により絵にして、相談者と一緒にメモを見ながら面談を進めていきます。
ファシリテーショングラフィックやホワイトボードミーティングの手法を取り入れて、大きめの紙に書き出しながら話してもいいですね。

「言葉を声に出す」から「文字にする」と進めることで、思考が客観視されます。
色々なシーンで活用できますので、取り入れてみてくださいね!

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