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春の夜に制服で君は

ニーアオートマタのアニメ化が嬉し過ぎます、どうもドレスデンです。まさかこのnoteを読んでいる人の中にまだニーアオートマタをやったことがない人はいませんよね?いたら殴ります。殴られる前にプレイしてください。

 ニーアオートマタについて書きだすと長くなるので割愛しますが、あのゲームは本当にいいゲームです。俺が一生の中で触れたコンテンツの中でも10本の指に入る程度には思い入れがあります。特にA2は、A2というキャラには深く深く思うところがありますし、操作キャラが彼女に変わる瞬間には鳥肌が立った記憶があります。皆さんもプレイキャラが入れ替わってからは2Bに装備させていた武器をA2に装備させましたよね?え?させてないですか?ちなみに一番好きなウエポンストーリーは白の契約です。あの文章こそが2Bの総てだと思ってます。

 話は変わるんですけど、皆さんは自分が何に衝撃を受けたかちゃんと覚えていますか?僕は覚えています。中学一年生の時にアジカンを聞いたこと、中学ニ年生の時に砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけないを読んだこと、中学三年生の時にごちうさを見たこととアートスクールを聞いたこと。高校三年生の時にニーアオートマタをプレイしたこと。そして大学2年生の時にPK Shampooを聞いたこと。全部全部まだ覚えています。そして、その時感じた衝撃のリバーブがまだ続いています。不思議ですね。淡白な性格をしているので悲しかったこととか悔しかったこと、腹立たしかったことといった思い出はほぼ全部消失しているのに、本当に好きなあれこれに出会った時のことはちゃんと覚えています。そして、その時感じたものを追いかけてみっともなくも楽器を弾いてみたり、曲っぽいものを作ったりしています。いつか、あの時感じた衝撃をもう一度感じたいですね。

 ずっと考えてるんですけど、ごくごく平凡な家庭に生まれて、両親から愛情を受けて育ち、真っ当な価値観を持った人間が何かしらの方向性に逸脱するには、狂信を持つしかないと思っています。自分の才能や美学・もしくは何か美しいものに狂信を抱ける人間にしか逸脱は許されていません。その逸脱の先に幸せがあるのかは分かりませんが、その逸脱の先にある景色を見てみたいと思う今日この頃です。

 

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