見出し画像

AR Developer Meetup #2 への参加とその後の話題 ( #ARDev )

(どう仕上げようかと悩んで、なかなか公開できずにいたのですが、このまま時間がたっていくと余計に公開が進まなくなりそうなので、区切りをつけました)

はじめに

この記事は、Abema Towers で開催されたイベント「AR Developer Meetup #2 」に "ブログ枠" で参加してきた内容のレポート(+α)です。

このイベントページのURLは以下になります。
AR Developer Meetup #2 - connpass
 https://ar-japan.connpass.com/event/126224/

当日の全体の様子は、下記のツイートまとめをご覧いただくと分かりやすいと思います。

また、同じブログ枠で参加されていた @nkjzm さんが、丁寧な参加レポートを書かれているので、こちらにリンクを載せておきます。

【イベントレポート】AR Developer Meetup #2 で垣間見たAR開発の"イマ" - プログラミングで世界を変える
 http://kohki.hatenablog.jp/entry/ardev-meetup2

ブログ用にプレゼンセッションでいろいろメモしていたのですが、上記に豊富な情報がまとめられているので、この記事では展示やイベント後の話をメインに書いていこうと思います。

プログラムの概要

イベントでは、MESONの小林佑樹さん によるオープニングトークが行われた後、ARエンジニアプレゼンセッション が行われました。によるオープニングトークが行われた後、ARエンジニアプレゼンセッション が行われました。
その後、ARアプリのデモ展示がある懇親会がありました。

プレゼンセッションで登壇された方は、こちらの5名でした(所属やお名前の情報はイベントページより転載)。
 ・登壇1)MESON XRエンジニア/Unityエンジニア 比留間 和也さん
 ・登壇2)AbemaTV エンジニア 辰己 佳祐さん
 ・登壇3)CUBIC MOVIE 代表 小池 浩希さん
 ・登壇4)Gugenka 事業統括兼プロデューサー 三上 昌史さん
 ・登壇5)Graffity Inc CEO 森本 俊亨さん

当日のプレゼン資料

現時点で公開されているプレゼン資料がいくつかあるので、ここで掲載します(5つのうち3つです)。

↓ ■登壇1)MESON XRエンジニア/Unityエンジニア 比留間 和也さん

↓ ■登壇2)AbemaTV エンジニア 辰己 佳祐さん

↓ ■登壇3)CUBIC MOVIE 代表 小池 浩希さん

↓ ■登壇5)Graffity Inc CEO 森本 俊亨さん

最初に書いたとおり、プレゼンセッションはこちらのリンクの記事をご覧ください。

懇親会 & ARアプリのデモ展示

プレゼンセッションの後は、飲んだり食べたりしながらの懇親会が行われつつ、部屋の中でARアプリのデモ展示が行われていました。

自分も、これらのアプリの体験をさせていただきました。

デモ展示1: ARによる街作り

こちらは、神戸のイベントでも展示されていた街作りをテーマにしたARアプリです。そのときの体験中の自分のツイートはこのような感じです。

上記のように、街全体を見ることができ、タブレットを仮想空間上の街に近づけると、建物等の街の様子をアップで見ることができます。

アプリの内容としては、最初は建物の建っていない街があり、その区画を自分が選んで建てたい建物を選択することで、街を作っていきます。その際、同時にアプリを使っている別のユーザも同様のことができ、複数名で行った選択が1つの街へと反映されていきます。

こちらの実装面の話やその他の情報については、プレゼンセッション1番目の比留間さんの資料や、以下の記事に情報が書かれています。
このアプリは他の参加者の方と2人で試してみて、街を作っていく感覚やエフェクトなどが、とても興味深くて楽しい体験でした。

デモ展示2: 競輪のAR

そして、プレゼンセッション2番目の辰己さんの発表にあった、競輪のARも試させていただきました。

こちら、動画も撮影しました。
競輪で抜かしたり、抜かされたりする様子を、マーカーを動かして解説するような話があり、そのときのARコンテンツの移動がどのように行われるかを撮影させていただきました(マーカーを動かすところは、撮影しながら行えず、お手伝いいただきつつ撮ることができました)。

7つのマーカーに、コンテンツが表示され、それを移動させるとスムーズにマーカーを追跡する様子を見ることができました。

デモ展示3: 物体認識+音声認識

こちらは、カメラに写った物体の英語の名称を、声で回答するというアプリでした。

内容は、こちらのやえがしさんのツイートの動画を見るのが分かりやすいです(自分が展示を見せてもらったとき、撮影するのを忘れてしまっていました・・・)。

また、こちらのブースでは、名刺を認識してAR情報をだすデモもされていました。

デモ展示4: ARを使ったEC

こちらはARを使ったECを容易に実現する仕組みについて展示されていました。

未踏アドバンストにも採択されたプロジェクトとのことで、こちらに情報が掲載されているようです。

デモ展示5:塗り絵AR

こちらは、自分で塗り絵をぬったものをカメラで認識させると、ARで作られた空間上に表示されるという展示でした。以下の動画を見ていただくのが分かりやすいかと思いいます。

AR空間上も楽しかったですが、机の上も以下のように塗り絵が並び、賑やかで楽しい感じになっていました。

他に、上記のデモ展示1の近くに、下記のアプリ体験コーナーもあり、こちらも素敵なエフェクトが楽しいコンテンツでした。

その他: イベントの告知

また、このイベントのプレゼンセッションで以下のイベントの告知がされていました(もう開催が明後日ですね)。

こちらは、公式によると「"THE MOST ESSENTIAL AR/VR CONFERENCE AND EXPO"」とのことで、xRのカンファレンスと展示のイベントのようです。

今回の記事のイベントで、オープニングで話をされていた MESONの小林佑樹さん が参加レポートをnoteに書かれています。

イベント開催中は、タイムラインにとても興味深い投稿が流れてきていました。以下は、その一部です。

今後の動向が気になるものがたくさんありました。

そして、上記の報告会の他、今月21日には以下のイベントも開催されるとのこと。

以上、イベント参加レポートと、その他AR関連の話題についての記事でした。

余談:ARアプリを試した話

あと、上記のイベントとは別の話題になるのですが、AR関連アプリを試したときのツイートをいくつか。

こちらは、Pixel 3 など一部の端末のみに提供されている、GoogleマップのARナビです。徒歩ルートを検索した後、ARナビを試すボタンが表示され、利用することができます。

なお、ARのナビをだす前に、周囲の環境をカメラを向けて認識させるステップがあります(Googleストリートビューの画像データをマッチングさせているのだと思われます)。

ARコンテンツでナビをどう表示させるか、3Dオブジェクトの配置や形状なども気になるポイントでした。ちなみに、この時点ではα版となっていたようです。

あと、以下はGoogle I/O 2019で発表されていた、iOSのAR Quick Look的なものをAndroidで実現するものです。

Web上にコンテンツの導線があり、以下は上から順にiPhoneで表示させた場合と、Android端末で表示させた場合です。同じページにアクセスすると、それぞれの端末に応じた表示をさせるように作ることができるようです。

この時点では、Android端末で試すパターンのものは、手動でARCoreの最新版をインストールする必要があり、3DモデルをAR表示するところは、ブラウザ上での表示ではなく、ARCoreアプリ上での表示となっていたようでした。

以上、AR系アプリを試したときの話に関する余談でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?