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“初めまして”が言えるその日まで⋯

10日前、出会ったばかりの推しがジャニーズアイドルを卒業した。
眩しい7つの星たちの輝きに魅せられてから4ヶ月。あまりにも短過ぎて今でもこのは夢だったのではないかと疑ってしまう。

そんな電光石火のように眩く過ぎたこの4ヶ月(+‪α‬)を記しておこうと思う。

物心ついた時からTVをつければジャニーズの音楽が流れていた。小学生の時、初めて東京に行きジャニショで買った光GENJIのタオルは今でも押入れの奥にある(世代バレバレだが気にしないことにしよう)
SMAP、TOKIO、KinKi、V6、嵐⋯⋯ほとんどのグループのデビューを見てきた。
それなのにガチで推したいと思えるグループだけは出会うタイミングが遅いのだ。「なんでもっと早く出会えなかったんだろう⋯今までの私何やってたんだよ」そう自分を恨みながら推し始めるのが私あるあるなのである。

一途に某デビュー組を15年も推してきたある日、出会ってしまったのである、彼らに。

その予兆が全くなかったかといえばそうでもない。


2020年、職場に来るスノ担のお客様からクリエCと呼ばれる子たちに注目してると聞かされる。TwitterのTLでも目にはしていた名前。でもその頃の自分は当時の自軍のことでいっぱいいっぱいで気にもとめてなかった。

月日は流れ⋯


2022.6.24『沸騰ワード10』
Snow Man 岩本くん、なにわ長尾くんの隣に元気良くて礼儀正しいJrがいた。
影山拓也くん⋯名前だけは知っていた。
カゴ背負って可愛い。しかもよく見たらスタイル良くね?と思った記憶。

2022.8.19『少年倶楽部プレミアム』
ここでやっとIMPACTorsというグループ名を認知。松井奏くんってClassmate-Jにいた子犬のような子?なぜか奏くんだけは小さい頃の記憶が残ってた、不思議。
トークも面白くて、グループ内での自分の立ち位置を各々が分かっているのかなと思ったり。突っ込み入れる時に全員で立ち上がったりとか、そういう団体芸が出来るグループ嫌いじゃない…むしろ好き。

2022.10.7 『少年倶楽部』FIRE STORM
めっちゃかっこいい⋯何これ?東京Jrにこんなゴリゴリに格好良いパフォーマンスするグループいたんですか?ダンス揃ってるしスキル高くね?えっ???

2022.10.14 『少年倶楽部』HANDS UP
今週もバチバチに踊るやんこの子ら。横並びになるの好きです。あと衣装も良き。

この頃から少し気になってたのかもしれない。ずっと関西贔屓で生きてきたという謎の使命感と葛藤が始まったのもこの頃。これ以上はヤバいからあまり追うなと思い始めてた節はある。

2022.11~12『少年倶楽部』
オリ曲めっちゃ癖つよ!衣装の癖も強い(後から目黒くんプロデュースと知り更に驚く)
センターのsilentに出てる子、表情管理完璧じゃないか⋯。

その名の通り、見るたびに衝撃を届けてくれるIMPACTors。

なにより驚いたのはダンスのシンクロ率。足幅、腕の角度、ジャンプの高さ⋯すべて揃っている。年齢はJr内でも上に見えるのに他グループより結成は遅かったはず。何度も苦い思いをしながらスキルを積み上げてきたのだろう⋯そんな事が容易に想像できてしまうくらいに彼らのパフォーマンスには魂が込められているように感じた。


IMPACTors、気になる⋯。

2022.12.23 『少年倶楽部 生放送SP2022』
初めてTOTWを聞き、曲の世界観に惹かれた。そしてワイプの中わちゃわちゃして可愛い。自分が抜かれた所を見て「イキってるぜ〜」とか言ってる人、絶対照れ隠しだろ!横原くんだっけ?可愛いねぇ。

そして例の記事がでる。
は???
メンバーの脱退を経験したトラウマが蘇った。本人達の言葉しか信じないというスタンスでやってきたけれど⋯すがにJrは何も言えないよな⋯オタクも本人たちもツラい⋯

2022.12.31 『ジャニーズカウントダウン』
ちゃんといるじゃん!!!
カツンのバックは親和性高すぎるし、ファンタスティポとかめちゃくちゃ楽しそうなIMPACTorsの皆さん。NEWSのバックほぼセンター陣取ってる横原くんめちゃくちゃ楽しそうなんですが⋯?
数日前の記事なんて嘘でしょ?本当だったらカウコンに出る訳ないじゃん?

2023 元旦
何故に特定の媒体からイノッチのインタビューが出るのか謎すぎるんだが⋯しかも所属タレントの進退についてそんな簡単に答えちゃうの?新体制⋯信用できない。

2023.1.11 『ヒルナンデス』かげよこ
バラエティもいけるんだねぇ⋯なんて2人の関係性も知らずに見てた自分にいま笑ってる。
横原くん、綺麗なお顔してるな⋯って思い始めた頃。ちゃんと録画してあるし(笑)


もうこれ確実に気になってるやつ。


2023.1.21 カウコン TOTW&CDL YouTube公開
もう抗えなかった。
スクリーンに映し出されたIMPACTorsという名の前に横並びに立つ7人がただただ格好良くて目が離せなくなった。東京ドームの大きなステージで堂々とパフォーマンスする姿はJrの域を超えているとさえ思った。

そしてその時が訪れた。


“Let's get a little crazy”
カメラに一瞬不敵な笑みを見せた後に前を見据える姿に息をするのを忘れた。
…………………む……………むり………………
横原くんのその佇まいに歌声に完全に心を奪われたのだ。

動揺したままCDLのイントロ。動き出したムビステに7人の横並び。え…Jrがムビステでオリ曲歌わせて貰えたんですか?しかもカウコンですよ!?元旦のイノッチの記事が本当だったとしたら、事務所からのはなむけなのか?思考回路が⋯感情が⋯もう追いつかない⋯。

この7人⋯ドームのステージが似合いすぎる。

それなのに何故???

“AS YOU DESIRE”
“Paint it black with a kiss”
ぐちゃぐちゃな感情に追い討ちをかける爆イケの横原くん。
だから…………もうムリ………………


もう認めよう。
私は横原悠毅に堕ちた。

その流れでTGCも見た。
あぁ、この人はステージに立つことが本当に好きなんだと感じた。客席に向けた表情が楽しそうで優しくて⋯。そしてあのビジュである。もう平伏すしかない。

2023.1.25 『ヒルナンデス』かげよこ
プラモにテンション上がってる横原くん可愛い。集合写真でシャッター係してたり、阿佐ヶ谷姉妹の片方に自ら腕組みにいったり、りおちゃまの隣での笑顔とかいちいちキュンキュンするんだが⋯

どんどん惹かれていくのに、いなくなってしまうかもしれない人を追うことへの葛藤。いなくなってしまうことへの恐怖を感じて始めていた。

ちょうどその頃、仕事上で大きな節目を迎えていた自分。TOTWを繰り返し聞いて涙して前に進む勇気をもらった。

『僕の人生がうまくいかないわけがないと思っている。だから大丈夫。』

ベスステの横原くんの言葉。めちゃくちゃ救われた。自己肯定感皆無の自分、この人を推していれば自分の未来も明るいんじゃないか?そんな魔法をかけてくれた。


出会うべきタイミングで出会ってしまったんだな⋯と思った。
推すしかないと覚悟ができた。

そこから過去の雑誌や少クラ、TV番組を片っ端から見始めた。そりゃもう凄い勢いで。彼らの歴史を知り、一人ひとりの人柄を知り、圧倒的なパフォーマンスを見て思った。

「とんでもない人たちに出会ってしまった⋯」


深い愛情を持ってるのに天邪鬼で弟たちに弄られがちだけど大切なタイミングにはちゃんと言葉を届けてくれる横原くん。
周りがちゃんと見えててボケもツッコミもフォローも出来る頭の回転の良さと秀逸すぎるワードセンス。
体幹がしっかりしてて丁寧でしなやかさもあって音ハメ天才なダンス。
ハイトーンもロングトーンでもブレない横原くんの強い歌声はIMPACTorsの武器のひとつ。
それにあの素晴らしすぎるビジュアル⋯
知れば知るほど⋯私が好きにならないわけがないんですよ。もう納得するしかなかった。


それに、不遇な時代も腐らずにもがいて自分たちがいま出来ることを⋯と“雑草魂”で這い上がってきた泥臭さを持った人に私は惹かれてしまう節がある。
不安や葛藤を一緒に乗り越えてきた自信とメンバーへの信頼、見えないところで努力を重ね積み上げてきたスキル。目標をハッキリと口に出して掲げているところにも好感が持てた。どの場面でも彼らは眩しかった。

「推さない理由はない」完全に確信した。

スプパラのレポを見て、更新されないドTVを見て、過去雑誌を見て、好きは溢れていくばかりなのに、少クラから姿を消しメンバー個々のレギュラー番組も卒業を迎えた。否が応でもその時が近づいている。覚悟は決めたはずなのに、いつかなのかも分からないその時に怯える日々は真綿で首を絞められているようだった。

卒業が正式に発表され、少し安心した気もした。
スプパラ東京、レポの中の彼らは吹っ切れたようにその瞬間瞬間を大切に楽しんでいるようだった。今までもこれからもいつだって前しか見ていない彼らの未来はきっと明るいと思えた。


かつて私は推しグループのメンバー脱退を2度も経験した。永遠なんてないのだと痛いほど思い知らされた。心にポッカリ空いた穴を埋められず、抜けていった人を恨んだ時期もあった。
でも⋯その人の人生だし大好きな人たちが覚悟を持って決めたことなのだ。苦しくても悲しくても受け入れるしかない。推しが新たな道に進もうとしているなら応援する。オタクは推しを信じる。答えは一択なのだ。それに横原くんがいればIMPACTorsはきっと大丈夫だとも思った。

超ド新規が何言ってんだよって思われるかもしれない。無所時代、クリエCと呼ばれた時期を経てIMPACTorsという名を貰い、2023年5月25日まで彼らと喜びも悔しさも共にしてきたPINKyたちがこの5ヶ月間どんな思いで過ごしてきたか。
脱退を経験してもグループが存続しているのと、メンバー全員で退所して目の前から消えてしまうのとは全然違う。大切なグループ名も自分の存在意義でもあるファンネームもなくなってしまうのだ。

それでも私はどんな時も7人一緒にいようとし続けるIMPACTorsが堪らなく愛しい。7人横並びでいる、そうあろうとしている一瞬一瞬が尊いのだ。表舞台からいなくなってしまっても7人が同じ気持ちで同じ方向を向いていてくれるならきっと戻ってきてくれると信じている。

それにまだ私は彼らに“初めまして”も“ありがとう”も言えていないのだ。
直接会って言える日まで、IMPACTorsに出会えたこの奇跡をこの大切な思いをしまっておきたい。
眩しい7つの星と私の一番星となった横原悠毅くんが再び輝きを放つ日まで⋯


またね!!!!!!!




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