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[文字起こし]第32回【PODCASTをやってみて】

「おてがみ回」の2回目で少し言及されていた、第32回です。

※起こす順番は本当に私の気まぐれなので、リクエストのある人はTwitterなどでお気軽にご連絡ください。

(♪)

★アニソン『Sparkling Daydream』

よう/先週はね、ただずっと話したいことを話しているっていう……まあ、いつも通りかもしれないけど(笑)
いん/んふふ(笑)、まあそうですね。いいことです。
よう/で、今日はね、最初に恒例の「アニソンを投げつけるコーナー」を。『Sparkling Daydream(スパークリング・デイドリーム)』っていう曲で、『中二病でも恋がしたい!』っていう、これも京都アニメーションの作品なんだけど……。

いん/あ、京アニですか。
よう/うん。俺ね、結局「京都アニメーション」好きなんだよね。知ってると思うけどさ。
いん/いやぁ、僕が知ってるくらいだから、有名ですよね。
よう/うん。で、もともとライトノベルだった作品なんだけど……タイトル通り、中二病が設定の中に入っていて。
いん/ふむふむ。
よう/で、高校生になっても中二病を患ってるヒロインがいる、っていうラブコメなんだけどさ。
いん/ふ~ん。
よう/それで、主人公の男の子は中学のころ中二病で、今は高校生で「黒歴史を忘れたい」っていう設定なんだけど……。
いん/いい設定だな~(しみじみ)
よう/中学校の頃の彼の二つ名は「ダークフレイムマスター」って自分で言ってて……
いん/んっふっふ(笑)「ダークフレイムマスター」……(笑)
よう/それで、必殺の呪文はね、「闇の炎に抱かれて消えろ」っていう(笑)
いん/あ~、いいですね~(笑)
よう/これ多分、ゲームかなんかのネタだよね。
いん/ええ、きっと元ネタが山ほどあるんだろうな~……。
よう/うん。で、ヒロインは「邪王真眼(じゃおうしんがん)の持ち主で……
いん/あ~!(笑)それはなんか、「邪王炎殺黒龍波」を髣髴とさせて、良いですね~(笑)

よう/そう。で、ず~~~っと眼帯をしてるんだよ(笑)
いん/あー、分かるな~~!(笑)古典的だなあ、いいですね~、王道!(笑)
よう/そうそう(笑)だけど「実は家庭にちょっと問題があって、逃避するために中二病から抜け出せない」っていう、繊細な面がありつつ、主人公と仲良くなったりしてそういうのを乗り越えつつ、……っていうのが裏にあって、でも表向きは基本、バカバカしいラブコメを全力でやってる。
いん/そうかぁ、上手なヒネリがあるなあ……そうか、なるほどなあ。それ聞かないでこの感想だけ言えばよかった。う~~、それ聞いちゃうと、なんかツラくなってくるな~……。
よう/あははは(笑)で、俺も言いたいことが1コあるんだけど、それはもう、今のとは全然、関係ないから。
いん/そうですか……。
(02分24秒)

いん/え~と……僕が、この曲を投げつけられて、何周か聞いて思ったことなんですけど……。
よう/うん。
いん/まあ「王道のアニソンのひとつの形」で、「歌い手の感情が伝わってこない系」のアレンジをしてある。
よう/ほおぉ~!そうですか……。
いん/あのですね、「聞き手の感情を増幅する」ことだけに特化しているんですよ。
よう/ほう……それって、違うんだ?
いん/違いますね。「歌い手が何を考えているか」とか、「歌詞を作った人がどんな世界を持っているか」とか、「曲から何を(感じるか)」とかじゃなくて……「アニメを見て盛り上がりたい」「王道たる『伝説』や『勇者』とかの世界に、今から入るぞ」っていう人のためだけに作られた、っていうイメージ。
よう/「今からファンタジーやるからな」っていう感じ?
いん/あ~、そうそう!まさにそれ!うんうん(笑)それが(提供者側の)本当の狙いかどうか分からないですけど、「僕からすれば」、これほど王道のアニソンってないでしょ!?っていう……
よう/確かに、これは王道だよね。音楽のジャンルとかじゃなくて、曲全体として王道のアニソンだよね。
いん/そうですね。マニアックなことを言うと、イントロが1つの楽器で「じゃーん」って始まって、ものの数秒でいきなりサビに入る、っていう展開が、もう「超・アニソン」みたいな(笑)

よう/あ~、そうだね。「サビ出し」というか……。頭にサビが来るのは、やっぱりアニソンでは多いよね。全体で90秒しかないし。
いん/いや、本当にそう。
よう/(視聴者を)掴まなきゃダメだしね。「今から始まるから、見てね!」ってことなわけだからさ。「気分を盛り上げていこうぜ!」って。
いん/そうそうそう。あの、なんか(この曲が流れる)アニメのオープニング映像を、僕は全然知らないんですけど……
(曲からのイメージでは)
・なんか最初、黒い展開から、少ない文字がパッと出て、
・いきなり真ん中から光がパアァァッと出て来て、
・その後すごい色数(いろかず)の多い画面がジャーン!
・……って出てくるところに、いきなりサビがバーン!
……みたいな、そういう感じ。
よう/そうだね。ちゃんとタイトルが出るんだよ。
いん/……あ、やっぱそうなんだ(笑)
よう/うん(笑)
いん/いや本当にもう、王道中の王道で……そんな感じですね。
(04分30秒)

よう/これ ZAQ(ザック)さんという人が歌っていて、デビュー曲なんだよね、これが。
いん/へえぇ~!
よう/すごくパワフルな人で、今はどんどん、アニソンで活躍してる人なんだけど……。
いん/だって、歌唱力が素晴らしいですよコレ。

よう/うん。曲も作るし、歌もすごいしで、割とアニソンのド真ん中にいる人なんだけど。……それもあるが、とにかく俺が言いたいのはね。
いん/うん……うん?
よう/(ちょっと改まった感じで)あのさ……ネット上で、「黒髪の、制服を着た女の子が、指をくるくる回している」っていう GIF画像、見たことない?
いん/……「黒髪の、制服を着た女の子が、指をくるくる回している」……?
よう/うん。
いん/僕、多分それ見たことありますね。たぶん僕が考えてるやつで合ってると思うんですけど……え、それがこれなんですか?
よう/そう。この曲のサビで、くるくる指を回してるんだよ。
いん/ええーっ!!
よう/それが、メッッッッチャ可愛かったから、GIF になって、もういろんなところで回ってるっていう……
いん/あっはっはっは(笑)そうなんだ!これなんだ!! ちょっとイメージ違うなあ、そうなんだ……(笑)
よう/うん。


いん/え、あの子って、どのキャラなの? さっきの「中二病の女の子」?
よう/そうそう、中二病の。
いん/へえ、そうか……なんかイメージ違うな、へ~……愛されてんじゃん(笑)……んん?(言いたいことって)そこだけですか?(笑)
よう/(あっけらかんと)うん(笑)
いん/んっふふふふふ(笑いをこらえきれない様子)
よう/多分、いっちーなら見たことあるだろうなあと思って。今ちょっとさ、メッセージにリンク送ったから、合ってるかどうか確認してみて
いん/え、何……。Facebook のメッセージの方ですよね?
よう/そうそうそう。難しい?
いん/今ねえ、これちょっと……(ぶつぶつ)ちょっと待って。
よう/いいよ(笑)


いん/ええと、「リダイレクトの警告」……(ぼそぼそやっている)
よう/ダメですかね。難しいですか? まあ後でもいいんだけどさ……
いん/あ~! 分かったわかった、これだ! あ~確かに、眼帯してる!(笑)
よう/眼帯してるでしょ?(笑)
いん/あははははは(笑)
よう/これが、曲のサビのところで掛かっててさ(笑)ちょっとポンコツなんだよ、この女の子が。ドジっていうか……
いん/分かるわあ……!超絶ポンコツ感がすごい(笑)
よう/うん。


いん/あ~、この絵、よく見ます見ます。でもこれ、なんか使いどころが分からなくて……「なんでこのニュアンスでこの画像使ってくるんだろう?」って思ってて(笑)いや~、これだったのか……
よう/うん。あのさ、サビのメロディあるじゃん。
いん/うん。……あ~そうか、これに合わせてくるんだ。
……いやぁこの話、このラジオを聞いている人に伝わるかなぁ(笑)
よう/あっははは(笑)そうだね、「曲も映像も分かんない」っていうね(笑)
いん/そうそう(笑)なのに「これか~」とか言っててふたりで盛り上がってるっていう……(笑)
よう/でもね、ネットにいる人だったら、この女の子の指がくるくる回る GIF って、見たことあると思うんだよね、どっかで……
いん/いや、そんなにいっぱいは見ないかと……
よう/そうかぁ……。


いん/これ、何のワードで検索したら出てきますか? 試しにやってみるけど。
よう/ん~、「小鳥遊 六花(たかなし りっか)」っていう子だから、その名前で検索するか、もしくは「中二病でも恋がしたい」かなあ……(背景にかすかに打鍵音)
いん/いやぁ僕、いま面白いなと思ったのは……
よう/うん。
いん/これスマホで入力してるとね、「ちゅうに」まで打つと、今の予測変換には「~でも恋がしたい!」まで出てくるんですよ。
よう/出てくるよ。
いん/すごいな……。でも、それだけだと、いっぱいアニメ関連のページしか出てこないんで、じゃあどうするかっていうと……Google 検索結果のページをスーッと下にスクロールすると、1ページ目に Twitter アカウントがあるんですよね。
よう/ああ……でもね、「中二病 オープニング」って、「画像検索」にいれたら、出るよ。
(08分00秒)

いん/あ、「オープニング」でいいのか……いや、なんでかっていうと、『映画 中二病でも恋がしたい!』 (@anime_chu_2) っていう Twitter アカウントがあるんですけど、そのアイコンが動くんですよ。
よう/ああ、そっかそっか。なるほど。

いん/そうそう。なるほど、これでいいんだな……すげえな……
よう/(やや改まって)まあ、それだけだね。
いん/……えっ!? これだけ?(笑)
よう/うん(笑)
いん/(笑)あなたが好きなキャラクターの話をしただけで終わった、みたいな……(笑)
よう/いやでもこれね、オープニングが全体的に、ちょっと凝ってるんだよ、見せ方が。
いん/ああ……(なるほど)。
よう/曲のノリに合わせて。だから、見ると結構おもしろいよ、たぶん。
いん/多分、僕この収録が終わったら、そのアニメ見ますけど……だって今、スマホの画面思いっきりそれでいっぱいだからね。
よう/うん。

いん/だけど、これ……僕のアニソンのイメージっていうのが、これと、『もってけ!セーラーふく』にあるんですよ。
よう/『もってけ!セーラーふく』って結構、アニソンっぽいのかなあ……?
いん/めちゃくちゃ!!(大強調) アニソンっぽかったんですよ。なんでかっていうと……
よう/(かぶせて)まあ、「アニソン以外ではありえない」っていう曲ではあるけどね……。
いん/そうそう。その感覚……「アニメ的な明るさ」と、「先にサビがくる感覚」っていう、その2つが「アニソンだよね」って思ってたので……。あ、あともう1つあるな。水木一郎みたいな……
よう/うん。
いん/『マジンガーZ』(の主題歌)みたいな。
よう/ああ、なるほど、そうかそうか。
いん/あと、『ドラゴンボール』の主題歌、みたいな……
よう/うん、まあいわゆる昔の「ザ・アニソン」でしょ?
いん/そうそう、昔のやつ。
よう/(ドラゴンボールは)影山ヒロノブさんだよね。
いん/あー!そうそう、影山ヒロノブさんです。あの辺に、「アニソン」っていうイメージがあったので……。


よう/まあ今っぽいアニソンの定義とはまた違う……
いん/そうです、「今」じゃないんですよね。でも先輩が投げてくる曲って、そういうのがむしろ少なかったり、たまにしか来なかったりするので……たまに来ると「ああ、イメージ通りだな」と思うけど、今みたいに話を聞いていると、意外に「オープニングの映像が……」とか、いろいろ「裏」があって面白いなあ、っていうのが正直なところですね。

よう/……そうだね。「音楽的にフックがある」というよりは……あ、でもね。あのね、『もってけ!セーラーふく』の話をするとね。これは結構、ベースが特徴的な曲だっていうことで……
いん/ほう。
よう/スラップベースがね。
いん/スラップベース、うん。
よう/だから、あの……ニコニコ……ニコ動に、「弾いてみた」がいっぱい落ちてるよ。
いん/なるほどなあ……


よう/めっちゃくちゃ上手い、韓国人の変態がいるんだよ。
いん/韓国人の、へん……?(笑)(なんとなく復唱しようとして吹き出す)
よう/いま名前をド忘れしちゃったんだけど、結構これ有名だと思うんだけど。「女装して弾く」っていう……
いん/ぅああ~、それ見たことあるかもしんないなあ(笑)知ってるもんな~(笑)
よう/うん。他の曲もいっぱい、あげてて。プロのミュージシャンの方らしいんだけど、めっちゃくちゃグルーヴ感もあって、上手いんだけど、「だんだん露出の多い女装をしていく」っていう……(笑)

いん/ひゃーっはっはっは(笑)いいなあ、その壊れっぷり(笑)
よう/うん(笑)ニコ動のコメントで1コ、俺爆笑したやつがあるんだけど……なんだっけな? えっと「聞けば天国、見れば地獄」っていう……(笑)
いん/うははははは(笑)
よう/小粋なコメントをしている人がいて(笑)
いん/いいですねえ……(笑)
よう/非常に、まあ、いろいろ……「業(ごう)だな」って思って……。
いん/「業」ね。ああいいなあ、そのまとめのコメントまで含めて、素晴らしい、この世界……。いやあ、いいなあ。これ聞いてる皆さんも、もうちょっとアニメに興味もって欲しいな、うん……
よう/あはは(笑)
(11分13秒)

★ポッドキャストをやってみて

よう/でね、これ(ポッドキャスト)、今日が第32回なんだけど。
いん/おお。
よう/アニソンも途中から結構、紹介してきて。
いん/32回ですか、ほう……。
よう/うん。第0回入れると、33回やってるんだけど。
いん/うん。
よう/なんか俺、ちょっと……0回目はライブだったから、まあ措いといてもさ。最初の方、収録がある日はソワソワしてたんだよね。
いん/ん?……んふふふふ(笑)ほおぉ、「そわそわ」ね、なるほど!?(笑)
よう/なんかさ、「何しゃべろうか、考えなきゃ」とかさ。
いん/ああ、なんだそういうことね。
よう/そうそう。で、「今日はちゃんと時間までに仕事片づけて帰らなくちゃな」とか。まあそれは今でもそうなんだけど。
いん/ああ、まあそうね。
よう/うん。で、やっぱり若干、収録が始まるまでに緊張したし。別にね、誰から言われるでもなく勝手にやってることだけどさ(笑)


いん/うん。また我々って、Skype でやらなきゃいけないから、改まってパソコンの前に座らなくちゃいけないっていうのも、ありますよね。
よう/そうだね。
いん/うん。不定期にどっかの居酒屋に集まって話し始める、っていう体裁だったら、もうちょっと楽だったかもしれないけど。
よう/ああ、確かに居酒屋だったらもうちょっと楽だったかも……居酒屋というか、「2人で同じ場所にいれば」ね。
いん/ね。でもそういうわけにいかないんで、「何時から Skype でやりますよ」って言ったら、ちょっと、しゃちほこばりますからね、どうしても。


よう/そうそうそう。だから、(今回は)Podcast についてでもいいし、収録する時の心持ちでもいいし……何かその、「音声媒体について薄い感想を言う」っていう回にしようと思うんだけど。
いん/んふふ(笑)あなたその「薄いナントカ」っていうの、大好きだよね(笑)
よう/うん、1回ハードル下げとくっていうね。
いん/うん……上手だな(笑)
よう/(笑)
(13分00秒)

いん/先輩の前に、僕がしゃべったほうがいいんです?それ……
よう/いやあの……俺はね。
いん/あ、じゃあ先にどうぞ、どうぞ。
よう/何で(このテーマを)思ったかっていうと「今週、収録あるな」と思って、一応いっちーに確認をしたりするじゃん。
いん/しますね。
よう/「予定は変わってないか、時間は大丈夫か」とかさ。
いん/しますします。メッセンジャーとかでね。
よう/うん。でも今回は、危うく忘れそうになってるんだよね、収録を(笑)
いん/ぶはははははは(笑)
よう/いや「月1回収録する」っていうのはもちろん、覚えてるんだけど、「やべえ、今週だ!」みたいなさ(笑)
いん/ああ、はあ……まあ慣れたんでしょう、イイ感じで。
よう/うん(笑)俺、こういう状態になると、そのうち本当に忘れる可能性があるんだよね。
いん/気を付けないといけないな(笑)あぶないあぶない(笑)
よう/うん、あははは(笑)さすがにこれ(『いんよう!』)は相手があることだから、まだ良いんだけど、1人でやってたら本当に飛ばしてるかな、っていう感じがするんだけど……
いん/わかるな~(小声)


よう/しゃべり始めたら別に緊張はしないんだけど、最初の頃は、そういう意味でちょっと、ソワソワしてたなあと思って。
いん/んじゃ、ちょっと変わってきたんですね。
よう/若干、心持ちは変わってるね。しゃべっている内容は変わんないと思うんだけどさ。う~ん……まあ気が抜けているわけじゃないんだけど、「何を話すか」も、だんだんあんまり考えなくなってきてるし……第0回の時ほどはね。ぼんやり「このテーマかな~」くらいでしゃべり始めてるからさ。

いん/僕は逆に、聞きなおすと、僕が何も考えないでしゃべり始めてるんだけど、あとあとバックナンバーを振り返ると、意外と先輩が「この話をしよう」って1本くらい柱になるネタを決めてるんだなって、後で気づいたりしますよ。
よう/あはははは(笑)え、でも、一応「この話する?」みたいなのは事前に……(思い直して)ああ、そうか「内容的に」ね。
いん/うん。
よう/俺が意外と「こういう切り口で行こう」っていうのを考えてるなって、後から気が付いたってこと?
いん/う~ん……。いや、「なんかこういうネタって言ってたけど、まあ始まってみればズレるだろう」と思っていたら、意外とズレていないんですよ(笑)後で聞いてみると。
よう/(笑)
いん/「あ、思ったより誘導してくれてた」みたいな(笑)
よう/まあ、誘導って言うか……外れていくと、俺がしゃべることがなくなるから引き戻してるだけなんだけどね。


いん/いやあ、でも……そうねえ。前に言ったかもしれませんけど……あ、ラジオには載ってないと思いますけど。「ある程度の柱があったほうが、しゃべる方も聞く方も楽」ではありますよ。
よう/一応、何となくの「道」があったほうがいいよね。
いん/うん、そうそう。「このテーマかな」っていうのが、何となくどっちかにはないとね。全く何もないと、ふわふわになる。
よう/そうそう、ふわふわになる。うん。
いん/なりますよね~。
よう/だから、ふわふわになった回を「雑談」って言ってごまかし方をしてるところもあるんだけど……
いん/おっと、裏話を……(笑)
よう/(笑)
(15分54秒)

いん/いや~、なんか僕、ラジオで自分の声聞いてると、「どんだけ結論にたどり着くまでが遠いんだ」って、自分の性格を見直したりしてますよ(笑)
よう/あのね、2人とも基本的に「文字数が多い」よね。
いん/ふはははははは(笑)……あなた、そうでもないでしょ? 俺ひどいんだよな……。
よう/俺はね、「早口にして詰め込んでいく」スタイルだから(笑)
いん/あはははは(笑)技術!(笑)
よう/いや「技術」ではないね、「性格」だね。昔から治らないんだけど……
いん/へええ~、そうか……。でも、そうですね。話していると、だんだん気が付いてくることがあって。
よう/うん。
いん/話が膨らんで、だんだん面白くなってきて。「これは会話じゃないと出てこないよね」っていうの、たまにありますよね。
よう/あるある。
いん/ありますよね、この収録に限らず。
よう/うん。
いん/でも、収録とかしてて、あとあとになって振り返ると、最初からテーマを決めてた話の方が広がってるんですよね。
よう/ああ、そうだね。軸があって、そこを目指していく中で、いろいろ脇にそれたり、出てくるものがあるっていう。
いん/そうそう。1本、柱を用意していると、話が花開くんですよ。


よう/なんかね、ええと……「どこに向かっているか分からないでお互いが暗闇をさまよってると、さまよってること自体に結構エネルギーを使っちゃう」感じがするよ。
いん/あ~、それ、その通りだな~。聞いてる時って、そうじゃないですか? 僕、ラジオとかでも、そういうのありますよ。
よう/そう。
いん/結構聞くんだよな~、ラジオ。僕、結構ラジオを聞くようになったんですよ、この収録を始めてから。
よう/あ、そうですか。
いん/ええ。声優さんのラジオも聞くし……(笑)
よう/そういえば「早見沙織さんのラジオ聞いてる」って言ってたもんね。
いん/聞いてます。早見沙織さん、素晴らしい人ですよね(笑)ほんとに、どハマリして……まあいいや。
いわゆる商業ベースでやってる FM も、AM も、NHK のパーソナリティの番組も、いろいろ聞いてるんですよ。何となく興味が出て来て。
よう/はいはい。
いん/だいたい安心して聞けるのは、番組に1本、筋が通っているやつ。圧倒的に安心ですね。
よう/うん。
(18分09秒)

よう/なんかね、あの……これも『東京ポッド許可局』で、だいぶ前に話していたことなんだけど……
いん/おお。許可局、何でも話すなあ(笑)
よう/そう、何でも話してるよ本当に。でね、「関西の漫談」ってさあ……
いん/漫談ね、はい。
よう/「フリがあって、ちゃんとオチがあって」って、「構成がきっちりしている話芸だ」っていうんだよね。
いん/ほう、漫談が。
よう/で、最初に「テーマ発表をやる」らしいんだよ。
いん/へぇえ~!?
よう/例えば「この前、先輩と居酒屋に行ったんですよ」って言ったら、「あ、居酒屋でおこる出来事なんだな」とか、あるいは「その先輩の話なんだな」って分かるじゃん。
いん/はっはぁ~!!(感心)
よう/あるいは「この間、居酒屋で変なヤツ見たんですよ」って話し始めたら、その「変なヤツ」が、どういう変なヤツなのか、そいつと絡んで何が起こるのかっていう話に目線づけして、そこを聞けばいいんだって分かるじゃん。
いん/ああ~、そういう意味。なるほど、うんうん!
よう/うん。だから結論じゃないんだけど、「テーマ」は最初に発表するんだよ。オチは言っちゃダメだけど、テーマ(主題)は発表するってことなんだよね。
いん/ああ、「オチを言う」と「テーマを言う」は、違うんだ……!!
よう/うん、違う違う。
いん/なるほどぉ~!


よう/例えば「面白い後輩の話です」っていうのは、オチじゃないよね。その後輩が何かやることで、オチにはなるんだろうけど。
いん/ああ、「どう面白いか」は、分からないと。
よう/そう一応、そこの「テーマ発表」はあるんだと。
いん/ほおぉん……。

よう/だから、「結論を言う」とは違うけど……「何の話をしているか分からないまま聞くのは、ツライじゃん?」ってことなんだよね。
いん/いやあ、その感覚、僕はこのラジオを始めてから分かってきたことだなあ……。今まで僕、分からなかったんだ、逆に言えば。
よう/なんかさ……「結論を言ってから説明して」ってよく言われるじゃん。
いん/ああ、言われますよね。
よう/あれは「どっちの気持ちで聞けばいいか分からないから、脳が2倍疲れる」んだよ。聞き手側としては。
いん/ああ~!言いたい事、分かる……最近分かってきた、というか、今日分かった!(笑)
よう/んふふふ(笑)よくあることなんだけど、「あの実験やってどうだった?」とかって訊いたとき、「うまくいったかいかなかったかを先に言って、そのあと詳細」という順で言ってくれたら(聞き手は)楽。
だけど、うまくいったかどうか分からないまま、「こういう実験をして、こういう条件でこういう結果が出たよ」っていう説明されると、「どっちなんだろうな~」ってずっと思いながら聞いてるんだよね。


いん/そうかあ……!いやぁでも、それは僕が一番、苦手なことかもしれないなあ。「会話が始まるとどこに落ちるか分かんない」っていうやつ、得意ですから。
よう/だから、いっちーは、雑談するときにはそれを「予定調和だ」ってしばしば言うんだよね。
いん/そう!言いますね。
よう/うん。
いん/いやぁ、イタいとこ突かれたな。その通りです。「予定調和が嫌い」って言っちゃうんですけど……
よう/うん。テーマを発表して、そのテーマに沿って話をして、テーマに沿ったオチが来ることを「予定調和だから、あんまり好きじゃない」って言うんだよね。
いん/そうそう。
よう/でも、それは……。「関西のお笑い」はさ、割と現実的で、効率を求めるんだと思うんだよね。分かりやすく言うと。
いん/多分なんですけど……僕、「予定調和は嫌いだけど、お約束は好き」っていう話、前にもしたかもしれないんですけど……
よう/うん。
いん/「お約束と予定調和の違い」っていう、「なんか言語化できないところ」でストイックになってるんで、難しい、みたいな感じ……
よう/お約束は、別に「フリに対して何かきてる」ってのは(違うのでは?と言いかけて)……あ、それもあるか。でも……う~ん。
いん/いや何ていうんですかね……。「最初に、この方向で落ちるよ」っていうのが僕の中での「お約束」で。
よう/うん。
いん/「この話題フリだったら、このオチでしょ」っていうのが「予定調和」なんですよ。本当は差がないんですけど(苦笑)、「ある」って言い張って無理に難しくしてるから、自分で「そういうの嫌い」派に入ってる、みたいなところがあるのかなあ……
(22分01秒)

よう/あのねえ、もう1コ、俺が苦手な分野で例えていい?
いん/お? ええ、どうぞ(笑)
よう/あのね、「ジャズ」ってあるじゃん。
いん/おお(笑)
よう/ジャズって、一応何となく「コード進行」と「最初と最後のフレーズ」が決まってたりするでしょ?
いん/決まってます。……というか、「ある程度は」決まってるんですよ。「ルール」は、ある。
よう/うん。で、最初なんか、その決まったフレーズを演って、そこからオリジナルというか、「遊び」をやって、最後に戻っていくんでしょ?決まったものに。
いん/そうそう。
よう/それが「予定調和」かどうか?ってことだよね。
いん/あ~、それは僕からすると「お約束」なんだよなあ、どっちかというと……
よう/なるほどね。
いん/そうですねえ……
よう/そっちの(ある程度決まりがある)方が、「受け手も聞きやすい」とか、「話している側や演奏してる側もやりやすい」ってことなんだよ。
いん/ん~、そうなんだろうなあ……!
よう/うん。だから、俺が「テーマを決めて話したほうがいいんだろうな」って思うのは、「最初(テーマ発表)と、おおよそのコード進行(筋、柱)と、暫定的な結論」が何となくあったうえで、自由にやったほうが、「楽」っていうかさ……。
「暫定的な結論」は、実際にやってみたときに変わってもいいんだ。一応用意しておくってことで。
いん/そう、絶対にそっちのほうが「楽」。
よう/うん。「道を進むためにエネルギーを使わないから、より自由にいろんなこと(アドリブ)ができる」っていう……。
いん/そうなんですよ。
よう/「そこ、最初から決まってたら面白くないじゃん」っていうけど、でもそれはアドリブを自由にやって、盛り上げるためのベースだから、「別に決まっててもいいじゃん」って個人的には思うんだけど。

いん/いやぁコレ、「フリートーク論」ですよね。
よう/うん。ただ、「土台を決めてやる」っていうのは、誰でもできると思うんだけど、「アドリブを面白くする」っていう点は、プロは圧倒的にレベルが違うんだよね。当然だけど。
いん/まあねえ……。いやあ、上手い人の対談とかラジオとかでは、「かけあう言葉1つにもセンスがあったりする」んですよ。
よう/そうそう。まずディテールが面白いわけじゃん。
いん/うん。「ディテールが面白い」、まったくその通り。
よう/結論とかどうでもよくなって、掛け合う言葉そのものが面白くなり過ぎたりするわけだけどさ。
いん/そうそう。
よう/それはそれで、すごくイイよね。


いん/ホントにそうなんだよな……。かといって、「じゃあ商業ベースのものが全部面白いか」っていうとそんなことなくて、本当にクソみたいな対談してることも、あるんですよ。
よう/あっはっはっは(笑)
いん/あるでしょ?ね? ここだけの話だけど。
よう/(笑)
いん/僕、すごいラジオとか気になるようになって、今はもう、朝から晩までラジオ聞いてるんですよ。
よう/ああ、そう?
いん/もちろん、ラジオ以外も聞いてる時間は多いんですけどね。でもラジオよく聞いてて……「思った以上に、クソなラジオいっぱいあるな」っていうのも、分かる。
よう/ああ、まあね(笑)
いん/「つまんねえ話しやがって」って時もあれば、「全く期待していなかった2人が鬼のように楽しい話をしているローカル番組」とかが突然、飛び込んでくる時もあるわけですよね。いや~、あれはすごいなあ。奥深いなあ……。
よう/うん……。なんかね、ちょっとでも自分でこうやって話す機会があると、ラジオとかでプロの話を聞いていても、若干気にするようになるよね。
いん/気にしますね。
(25分10秒)

いん/あとは、あれでしょ、先輩が最初に言ってた「収録前にどうなるかって緊張してた」っていうのが、いま少しほぐれてきたんだとしたら、「僕と会話をすること」自体は10年以上やってきてたんだけど、「ラジオの文脈で話す」ことにはまだ、慣れてなかったんでしょ、当初は。
よう/ああ、「フォーマットの違い」というか……ねえ。
いん/ああ、そうそう。
よう/いや、まあ「他人に聞かれる」っていう……「不安」
いん/あ、そっちかあ……。
よう/スベりたくねぇ」みたいな、無駄な気持ち?(笑)
いん/あはははは(笑)
よう/結果的に実際、スベってるかどうかはともかくとして、気持ち的に「スベりたくねぇ」っていう(笑)
いん/あっはっはっは(笑)
……これは、言葉遊びなんで、真剣に聞かないでほしいんですけど……僕は、「スベりたい方」なんですよね。
よう/いっちーはね……あのね、いっちーのツイートでさ、なんだっけ……「タイムラインを眺めてたら、トルクメニスタンを軽く目にしたん」っていうのがあったじゃん(笑)
いん/あはははは(笑)それ、掘り返してほしくねぇなぁ……(笑)

よう/俺、けっこう好きだよ(笑)
いん/(ずっと笑っている)あなたって、ソイラテを「そい!」って言ってるだけで好きな人でしょ?(笑)
よう/そうそう(笑)
いん/練度の低いダジャレが好きな人に、褒められても嬉しくないんですよ(笑)
よう/あのねえ、なんつーのかな。「練度が低ければいい」ってもんじゃないんだよ、俺も。
いん/うん?(笑)
よう/大事なのは「くだらない」ってことなんだけど……
いん/そうね。分かるわかる。
よう/イイ感じで肩の力が抜けてるというか……だから、「狙ってて練度が低い」とか「肩の力が入ってて練度が低い」ってのは、ダメじゃん。
いん/いやあ、まあ、それはね……後付けですけど、その通りなんですよ。
よう/うん。で、なんか、いっちーがたまに隙をついたように、練ってないネタを投下してくる時があるじゃん。
いん/ぶはははははは(笑)
よう/それが好きなんだよ、多分(笑)
(27分12秒)

よう/で、いっちーが本気で練ってるネタは、俺、分かんないんだよね(笑)
いん/……あの~、ええとね、これ言うと、またね……
よう/んじゃ、やめよ?
いん/いやいや、言ったほうがいいな。これは、言おう。言いますよ。
あのね、「トルクメニスタン」みたいなネタが伸びるために、他のネタを用意していると思っていただいたほうが、僕のメンタルとしては正しいんですよ。
よう/……なるほどね。
いん/そうなの。ソイラテ的な……「ソイラテのカップが『そい!』ってやってるのが面白いでしょ?」って、時々絵まで描いて出すでしょ? ああいう日に備えて、他のネタを用意しているんですよ。僕のメンタル的には、もう完っ全に、そう。
よう/それはさ、「言い訳作り」っていうわけではなくて、「メインディッシュが活きるようにセットアップしている」ってこと?
いん/そうです。
よう/……素晴らしいじゃないですか。

いん/で、それは……Twitter を始めた直後から、僕の中では、あるイメージがあって。
よう/ほう。
いん/あの~、剣道のイメージなんですけど(笑)
よう/ほう、剣道の。
いん/いやね、これ本当にそうなの(笑)あのね、もう何年も前からそうなんですけど……剣道って、1本取るために、下準備をいっぱいするんですよ。将棋とかと一緒なんですけど。
よう/ああ……(うなずく)
いん/「ここでこの動きをすることで、相手がこの防御をする」と分かっていることの、更に裏をかかないと、1本取れない。……みたいな技術があるんですけど(笑)
よう/ああ。
いん/僕の Twitter って、完っ全にそれなので……
よう/うん。
いん/お約束のように「ずーっと攻めてる途中、相手が油断したところでスッと懐に入られた」……っていうところをいずれ出したい、と常に思っているんです。
よう/……なるほどね。わざと作った隙……うーん、違うな。
いん/いや、わざとっていうか……(笑)
よう/「隙があるネタがたまたま出来て、その隙を生かすために周りの動きがある」ってことね。
いん/そう。で、これは僕自身で分かってるんですけど……「非常に肩の力が抜けた美しいダジャレ」って、僕、才能がギリギリ足りないんで、年に2回くらいしか出ないんです(笑)
よう/なるほどね(笑)
いん/自分で分かってるの。でも、「それを際立たせるために日頃からどうしたらいいのか」っていうのは、よく分かるんですよ。

よう/ん~、でもダジャレ受け取るのって、聞いてる方の体調とかもあると思うんだよ。
いん/体調~!?(笑)……いや皆、元気で見てくれよ(笑)
よう/そこまではコントロールできないからなあ(笑)
いん/いやコントロールしたいわけじゃないんですけどね。自分が一番ナチュラルな状態で面白いことを考えついて「ふふっ」ってなる時って、僕自身が嬉しい時なんですけど……
よう/うん。
いん/それ以外はいつも、苦い顔をしてネタを出すんですけど、苦い顔をして出してる時も、「義務だ」とか「出さないとアカウントとして終わる!」とかじゃなくて、いずれ出る、本物のギャグのために、下準備をしようと……いや本当にそう(笑)
よう/ほう(笑)
いん/だから「トルクメニスタン」なんてのはね、僕としては「来た!降りてきた!」と思ってるんですよ(笑)
よう/あ~、じゃあ俺、ちゃんとひっかかってるわけだ、そこには(笑)
いん/うん。だから、ある意味ね、あなたみたいな人が、ど真ん中なの(笑)
よう/おう(笑)
いん/そう(笑)……つらいな、これ。……言っててツライ(笑)やっぱ言わなきゃよかった(笑)

よう/あのさあ、これ関係ないけど(笑)……ああいう時さ、「●▲と■▲で踏める」っていう文体あったじゃん、一時期。
いん/ありますね、あるある。
よう/あれはもう、流行ってないの? 「ダジャレなんだけど、それが韻を踏む」っていうさ……リリック的な表現をしてるっていう……
いん/「踏める」は……すたれましたね。
よう/あ、すたれたんだね、なるほど。ふ~ん。
いん/すたれました。

よう/……そうっすか。
いん/え、なに? 時間?(笑)
よう/(笑)よく分かったね。ちょうど30分だね、今。
いん/いやこの4回でだいたい僕、分かって来たんですけど(笑)先輩が「そうっすか」って言ったらそろそろ時間なのかなって。
よう/(笑)
いん/だって今日は、アラーム鳴ってないでしょ?
よう/鳴ってない。ごめん、今回は設定するの忘れた。
いん/そうでしょ。でも、アラームが鳴るより、先輩が「そうっすか」って言った瞬間に「終わるんだな」って(笑)

よう/うん……おかしいな、もうちょっとポッドキャストの印象とかしゃべる予定だったんだけど……。フリートークのとかね……
いん/タイトルにまた「雑談」ってついちゃうかもしれない?
よう/いや~、そうだな……。
いん/でも、今日は「雑談」とは、違うんじゃないですか?
よう/まあ一応、テーマらしきものはあったんだけど、う~ん……。なんかさ、「フリートークをこうやってしゃべってます」って、すごいダサいじゃん。でさ、しょせん素人のワザでしょう?
いん/うん。
よう/だから……あんまりしゃべってもしょうがないかな、と思うんだけどさ。でも一応、なんとなく考えてはいる、という……。
いん/僕ら あれですよね、「トークをプロとして組み立ててる」っていうよりは「考えてないとお恥ずかしいものになりそうだから、気を付けてる」みたいなとこまでしかいってないですよね。
よう/そうだね。
いん/……いいんじゃないですか、リアルで(笑)
よう/(笑)
いん/20回~30回あとになって、同じテーマでしゃべった時に、もうちょっと戦略的になってるかどうかっちゅう話で……
よう/そうだね、トークの展開とかね。
いん/いや、そういう日は来ねえなあ、きっと……。
よう/う~ん。でもプロの人はやっぱり、すごい話題の転換の仕方とか、してるからね。
いん/してますね~……。
よう/うん。

いん/インタビュアーになったほうが、いいんですかね?
よう/聞き手ってこと?
いん/うーん、何ていうんだろ。「相手の話題を引き出すタイプの人」で、すごい人がいるじゃないですか。プロで。
よう/いるいる。俺、それ全然できない。
いん/う~ん。あなた、「連想して面白い話題を出してくる」ほうの人だから……この2人の会話だとね。
よう/うん。
いん/だからある意味、僕が引き出し側の能力レベルを、あと30くらい上げると面白い世界が見えるかもしれない(笑)でも30はキツイな……もうだいぶ終盤だ。厳しいな、そうかぁ……ま、勉強します。

よう/うん。……俺なんか今、1コ思いついてたんだけど、何だったかな……。あ。俺ね、最初、自分のリアクションがあまりにもテンション低すぎて、びっくりしたんだよね、録音聞いて。
いん/だっはははははは(笑)
よう/ま~ぁ、テンション低くてさ。
いん/振り返りですね(笑)
よう/だから最近、元気にリアクションすることにしてる(笑)
いん/あっはっは(笑)その内情、聞きたくなかったな(笑)
よう/(笑)
いん/いやまあ、お互いにちょっと成長していったら、面白いんじゃないですかね……。
よう/ん~でも、最近、気付いて改善しようとできたのは、そこくらいだからねえ。まあ、変えられたのかは分かりませんが。……そろそろ(終わっても)いいですかね。
いん/はい。また来週、と(笑)
よう/ありがとうございました。
いん/ありがとうございました。
(♪)
(33分57秒)

(了)

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