タイで学んだ大切なこと①
สวัสดีครับ(サワディカップ)
外国語をカタカナで表記してしまうのに納得いかない
sensei chailandです!
タイ語、英語、中国語といろいろな言語を勉強してきて、カタカナ表記を見て上達したことがないので、
カタカナ読みはやめたほうがいいと強く思っています。
発音にしても母語で一度置き換える癖がつくと、なかなかその言語ですらすらはなせるようにならないからです。
耳コピを心掛けて、今日も張り切っていきましょう~♪
今日のテーマはタイで学んだこと①ということで書きます。
わたしは2014年から2017年までタイのチェンライ県に住んでいました。
みなさんが想像するタイはどんなイメージですか?
象?暑い?果物?辛い料理?
はい、どれも間違いではありません!
チェンライはタイの北海道ともいうべく、のどかな町で冬もあります。(これを話すとあまり信じてもらえないんですが、暖房がないので体感温度は日本の冬より寒いかも)
ワットロンクンという真っ白なお寺、日本人に大人気シンハビールの公園がある町です。
そこでぼくが学んだこと。
それは見知らぬ人でも助けるということです。
◆わたしそんな年取ってへんわ~
ある日、電車に乗っていた時のことです。僕が電車の席に座っていて、吊革に掴まって立っているおば様がいました。ぼくはなんの躊躇もなく、「あ、こちらどうぞ」と言って、席を譲りました。満面の笑みで。そうすると、「わたしそんな年取ってへんわ~」。
確かに僕の「中途半端な優しさ」が暗におばさまは年を召しているということを突き付けてしまったんでしょう。
でも、心の中で「え~、親切にしたのに、そんな言い方しなくてもいいのに」と叫んでいる自分がいました。
それ以来、自分から席を譲るときは、しれっと席を立って他の車両に駆け込むことにした。誰かのための「スペース」を空けたんです。
◆当たり前のことができないもどかしさ
2014年タイに来たばかりのころ、一人でレストランに入ってタイ語を覚えようとしました。店員さんにいろいろ聞かれているんですが、何もわかりません。
そして、とりあえずメニューを注文しようとしたとき、こちら↓
読めねー。。。
適当に指差しして注文すると、飲み物が出てきたり、ごはんと思っていたら、麺が出てきたり、
日本じゃ当たり前にできていたことができませんでした。
そんなとき、困っていると救世主が現れました。
それは、同じ時間帯に来ていたお客さんです。
おばちゃんも、若い学生さんも英語や日本語もわからないけど、一生懸命助けてくれたんです。
それも一度や二度だけじゃなくて、何回もです。
なんでこんな見ず知らずの外国人に対して、優しく接してくれるのだろうか。なんだか涙が出そうでした。
それから早くタイ語が話せるようになって、みんなの輪に入りたいと思いました。それが一番のモチベーションとなりました。
◆気持ちよく席に座ってもらえなくてもいい
タイでの経験を何かの形で恩返ししたいと考えていました。今はもう日本にいるので、直接的な形での恩返しはできないので、恩送りと言ったほうがいいでしょうか。
電車に乗って、席を譲りたいと思ったら、気持ちよく「よかったらどうぞ」と言えるようになりました。
今までは、親切をされるのもするのも人目を気にしていましたが、その人のためになると思ったら、すぐに行動できるようになりました。
でも、その好意が「わたしそんな年取ってへんわ~」と拒否されたとしてもいいんです。自分がやりたい、すべきだと思っているので。
人として大切なことをタイで教わりました。恩送り、奥深いですね。
◆毎週木曜日20時からオンラインイベント
英語のレベルはまちまちですが、京都にすむキャラが濃ゆくて優しい参加者と海外からのお友達の集まりを主催しています!
毎週木曜日は僕の心のデトックスDay♪
初回無料、月額500円
https://www.meetup.com/ja-JP/Kyoto-Multilingual-Group-Across-the-Border/
◆Youtube
主にタイ人向けに発信。最近は自分の練習用+語学学習者全般向けに発信しています。
https://www.youtube.com/channel/UCyF3d1L3pU91cVbGK_mABpg
◆Podcast
日本語学習者用の音声教材
https://anchor.fm/yuichi-nishikita/episodes/N4-level-middle-aged-woman-in-Osaka-eksk6t
◆Twitter色々と呟いております。
https://twitter.com/z13_yuichi
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