大学のこと

数日前、このハッシュタグがTwitterのトレンド入りしてましたよね。

大学に行きたいという思い、
自分が1年生の立場になって考えてみるとよく分かります。


受験勉強頑張ってやっと入学できた大学に1日も通わず、新たな友達も出来ず、
一人暮らしを始めた人にとっては、大学のこと、生活のこと、世の中のことに対してものすごく不安ですよね。


なんで大学生だけ

なんで小中高が対面授業を再開しているかって考えてみると、オンラインを導入したくてもできないからなのかなって思います。
大学はオンラインへの対応に学生自身が対応できますが、小中高(特に小中)では家の人が介入しなくてはならない場面が多くあると思います。デジタル機器を使い慣れている人が多いことや、入学時から講義資料や授業連絡などのほとんどをインターネットを通じて行っている大学にはオンラインの導入はとにかくハードルが低いはずです。

また、コロナに対しても大学にはリスクがあります。
小中高はほとんどが一人一人に机と椅子があり、生徒間で机を離すなど、ある程度の距離が保て、教室での密接を防げます。
それが、大学では3から5人がけの、教室に固定された長机に座り、授業によってはキャパ100人以上の大教室が満席になる状況もあります。
教室の作りにもよりますが、隣同士も前後もとにかく距離が近いんです。
だからと言って、着席可能な席を減らすとなると、大学としては調整が大変になると思いますし、講義をする教授にとってみれば授業数が増え、研究などに使う時間が減ってしまうなどの影響が出てしまうのではないのでしょうか。


オンライン授業のこと

ネット上では、しばしばオンライン授業の質に対する不満の声を目にしますが、そういう先生の授業は対面で受けても同じ感情を抱くんじゃないでしょうか。(レジュメやパワポを普段から使い回しているから、オンライン化に対応できなかった(しなかった)と考えます。)

僕自身は、同じ先生の授業を対面でもオンラインでも受けたことになりますが、オンラインが対面と大差ないことは実感できました。各先生は授業のオンライン化に伴って、質問はチャットで受けたり、授業後もしばらくシステムから退室せず質問対応したりなどしてくれました。


相談相手

高校までとは違って、担任もいない(大学によっては担任制を導入しているが、毎日顔を合わせる訳では無い)し、それ以外の先生もほとんどが週一回90分の授業でしか関わりがないために、大学に相談相手がいないのは1年生にとって大きく戸惑う部分ですよね。

相談窓口が設置されている所もありますが、そこに相談しても学校が何か動いてくれるってことってほとんどないと思います。

大学の窓口って案外使い物にならなくて、大学からメールで回ってきた内容について窓口に問い合わせに行ったら、「メールちゃんと見てください」の一点張りで、何千といる学生にいちいち対応なんかしてくれないんですよね。

だから、僕はコロナ禍になる前から大学を頼るのはやめてて、自分の身は自分で守ろうって決めてます。


これからのこと

一生懸命勉強した分、苦労した分、大学生活に対する理想が大きくなりますよね。
でも、それが、ほとんど想像通りになってない。

ただ、状況が変わったのは自分だけじゃなくて、大学生だけじゃなくて、日本だけじゃなくて、世界全体である、となると、この現実は受け入れなくてはいけないし、
どこかに対して要望しているだけでは、周りは意外と動いてくれないものだと思っています。

とにかく、自分から行動してみないと何も変わらないんだなあっていうのは大学生活を通して感じていて、コロナ禍になってその意識はより一層強くなりました。

僕は、現在の学校の対応は、決して1年生にいじわるしたい訳ではなくて、学生のことはもちろん、周辺地域や社会の状況など様々なことを考慮した上での判断だと思います。

この先も自分が思い描いている通りになることなんてほとんどないだろうし、

世の中は常に変わり続けているし、

受け入れ難い状況が必ず訪れます。

ただ、そこに反発するとか受け入れるとかじゃなくて、変化していくことが1番大切なんじゃないかなっていうのが僕が考えてることです。

この状況を一緒に乗り越えましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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