突き抜けるライン③ バイナリーオプション

裁量でラインに根拠を足してエントリーポイントを探る手法は結構使っている方も多いかと思います。

ひとつ前の記事にも書いたのですが、例えばフィボの〇〇%戻しを根拠にという場合、始点をどこにするのか?
というところで、根拠になりえるし間違えればラインを突き抜けたり、手前で反転したりということになります。

このチャートですが、少々わかりづらいですよね?

仮に現在値が底として、ここから上昇していくとします。
では、どこにフィボを充てますか?ということですが、

先に答えを言うと、ここが正解というのはありません。
お好きな所に引いたらいいわけですが、それではこの記事の意味がなくなるので、
なにかしら書いてみますが、

ひとつは、分かりにくい、難しいと思うならそのチャートはスルーです!
特に、裁量で勝率を稼げていない段階ではこちらを強く推奨します。
ただ、とりあえず自分の考えで引いてみて経過を観測することは必要です。

では、もうひとつ。
例えば、上位足で見てみます。

引けそうなポイントはこんなところでしょうか?

これまた正解はないのですが、①~④どこを起点としても良いと思います。

フィボナッチ数列とはなにか?
ここでは詳しく書きませんので、ぜひ調べてみて欲しいと思うのですが、別に魔法の数字ではありません。
では、なぜに61.8%やらで反発するのか?といえば、トレーダーが利確の目安として使っているからに他なりません。
多くのトレーダーと同じポイントで引ければ反発する可能性は高いワケです。
これも前に書きましたが、ただのスケールですね。これがMT4に標準装備されているところの意味があります。

では、ハナシを戻して

①は過去の高値位置でダブルトップを形成しており、買いと売りの攻防の末、売りが勝利し、
そこにさらに売り勢が参加していった場面でしょうか?
②は?③は?という感じで見ていってほしいのですが、正解かどうかは分かりません。

更に上位、1時間足でみると大陰線部分でレンジブレイクした局面で、そうすると起点とするのは①か?

とか、下目線が確定する③か?とか考えるのは楽しいのですが、どこかに決めるには躊躇してしまいます。
ですから私の場合は、スルーしてしまうか、いくつかパターンを考えてとりあえず引いてみて、
より根拠を足せる位置で待ち構えたりします。
勝率100%は目指しますが、臆病になりすぎてエントリーを控えるとかえって期待値を下げます。

まず最初は、とにかく練習です。分からないところはスルーでエントリーしないこと。
もしくは少額でエントリーして経験値を稼ぐことが、常勝の近道なのでは~なんて思ってます。

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