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7.学生スポーツの価値

大学に行ってまで、部活動でスポーツをやる意味。

大学は中学、高校に比べ自由がある。好きな授業を受け、好きなように時間割を組む。空いてる時間でバイトや遊び、サークルなど、「人生の夏休み」と言われるのも頷ける。

だが、時にはこんな人たちもいる。本気でスポーツをするために大学に行く人たちだ。サッカー部以外のことはあまりわからないが、サッカー部は週6日練習がある。空いた時間で筋トレ、自主トレをする。苦しいことがほとんどだ。

では、なぜ大学に行ってまで本気でスポーツをやるのか。

ここで大事なのは"本気"というワードだ。

僕はサッカー部に属しているので、今回は学生スポーツの中でも、大学サッカーについて、僕の主観で意見を述べたいと思う。

僕が大学で本気でサッカーをやろうと思った理由は1つだ。

「プロサッカー選手になるため」

だか、そうでない人もいる。プロになりたいと思って大学のサッカー部に入るのではなく、本気でサッカーに打ち込みたい。そんな理由を持って入ってくる人もいる。理由は人それぞれだ。

サッカーに本気で打ち込むのは高校も大学も変わらない。だが、大学サッカーは高校サッカーとは全く違う。試合の審判や学連と呼ばれる人たちによるリーグの運営、そして、チームの組織作りもほとんど学生が主体となって行っているのだ。

試合に出る人、試合の運営をする人、チームのために仕事をする人、応援をする人、大学サッカーに関わる全ての人が力を合わせて大学サッカーをつくり、盛り上げている。

これが大学サッカー、学生スポーツの1番の価値だと思う。

だが、高校サッカーはテレビでも放送されるのに対し、大学サッカーは世間一般に認知度が低い。高校サッカー、Jリーグは華やかな舞台で注目を浴びるが、高いレベルにも関わらず、大学サッカーは陽の目を見る事が極端に少ない。

この現状を打破しようと、様々なところで大学サッカーを盛り上げようと活動している。学生が主体となって、行動している。

本気で部活動に打ち込んでいる。

試合に関わる全ての人の思いが、1試合1試合にある。

仲間のために声が枯れるまで応援する。仲間のためにミスのない運営をする。
仲間のために倒れるまで走る。
仲間とともに悔しがり、ともに喜び合う。

その先に、試合に勝つ喜びや感動が待っている。

こんなにも熱くなれる、そして人として成長できる環境がある。大学サッカーの醍醐味だ。


ただ、その中でもプロになる人とプロになりたくてもなれない人がいる。なれる人となれない人の差は、本気の基準の差だと思った。それを今痛感している。

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