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25年以上車いすで生活しているプロ車いすマンの僕が、現時点で紹介できる「車いすに関する知識の結集」に興味がある人は、読んでみてください!

僕は車いす生活が25年以上です。それも、「単身生活をしながら車を運転して仕事をすること(僕の考える自利した生活)」を、車いすに乗ってすべてこなしているので、その腕前は(自称)プロ級!

そんな、自称プロ車いすマンの僕が、これまで培った知識や技術や考えを、みなさんへ伝えたいと思います。😊

🌈この記事は、これまで「車いすのお話」と題して、小分けして投稿してきた15回分の記事ををひとまとめにしてから新たに情報を加え、最後尾へ16記事目を追加した「プロ車いすマンの僕が現時点でみなさんへ紹介できる、車いすに関する知識の結集」です。(投稿済みの記事を全て読んでいただけている人も、新たな発見がありますよ!)

🍡あっ!僕のことをあまり知らないな~という人は、自己紹介の記事を読んでもらえると嬉しいです。


🍡記載している主な内容は以下の通りです。

  1. 車いすの種類や構造

  2. 車いすの消耗速度

  3. 折りたたみ式と固定式について(本体)

  4. レディーメイドとオーダーメイドの違い

  5. 各パーツの紹介(タイヤ・キャスター・スポーク・グリップ・ブレーキ・ハンドリム・フットプレート・アクセサリなど)

  6. 「キャンバー角」について

  7. 「絞り」について

  8. 車いすの押し方

  9. 車いすシーティング

  10. 作成や修理・レンタルに用いられる制度

  11. 車いすユーザーをサポートする際の心がけ


🍡長年の経験から基づく内容のため(項目②から)有料とさせていただきましたが、以下のような人は決して無駄遣いにはならないと思います。(でなければ、プロ車いすマン失格です…)😌💦

  • 車いすユーザー

  • 車いすユーザーの家族

  • サポートする機会のある人(ユーザーの介護やボランティアスタッフ、福祉職・医療職・介護職などなどに従事する人)

  • 車いすユーザー(障がいのある人)を理解したいという気持ちがある人

  • 車いすに興味のある人


🍡全部で16項目ありますが、項目①までは無料で読むことができますので…

「この先も読んでみたいな!」と思った人は、ぜひとも記事の購入をご検討ください

「こんな情報なら読み進める必要なんてない・そもそもお金が発生するなら読みたくない!」など、読み進めるのを望まない人は、今後もたくさん記事(ほぼ無料記事です)を書いていきますので、また僕のページを覗きに来てほしいです

それではよろしくお願いします。

※以前は、各項目で参考になりそうなリンクを貼っていたのですが、権利の問題?などがありそうだと思いましたのでひとまずすべてのリンクを外しました。今後はサイト名だけを明記して、興味がある人はご自身で検索していただこうかと考えています…よろしくお願いします


✅① 車いすの種類(用途、障がい程度の違い、病状などで車いすの種類は異なります)

🍡車いすは、大きく2つに分けられると思います。

🎯生活用車いす

この車いすの目的は、車いすに乗る必要がある人が難なく生活を送れるようにするためです。そこで以下のような点を重要視して作られていると思います。

🧡乗り心地は良いか?(漕ぎやすさ、疲れにくさなど)

生活用車いす
生活用車いす

🎯障害者スポーツ用:競技用車いす

この車いすの特徴は、競技しやすいよう各種目ごとに分けられているところです。

そこで以下のような点を重要視して作られていると思います。

🧡その種日で強化すべき点を網羅できているか?
360度の回転性能、前後左右の俊敏な動き、
耐久性、軽量化、スピード、空気抵抗の対策
など)

🍡その例として、以下にどんな車いすがあるのか書いてみますね。

・車いすバスケットボール用
・車いすテニス用
・車いす陸上用(レーサー)
・車いすラグビー用
・アウトドア用
など

僕は車いすマラソンに取り組んでいました(レーサー)
僕は車いすマラソンに取り組んでいました(レーサー)

🎯更に細分化されます

用途は同じでも(生活用でも、競技用でも)、障がい程度や病状から人それぞれ若干異なった車いすが多いです。これは、後に出てくる「オーダーメイド」・「固定式」・「キャンバー角」・「車いすシーティング」などの記事を読むとわかりやすいと思いますので参照ください。

🍡その例として、以下にどんな車いすがあるのか書いてみますね。

・子供用のコンパクトな生活用車いす
・足を骨折して、膝を伸ばしたまま乗る必要がある人に対応した生活用車いす
・首をしっかり支えられるよう、背もたれが延長されてリクライニングもできる生活用車いす
・片側のハンドリムを回せばまっすぐ走行できる(片麻痺対応)生活用車いす
・攻撃重視の車いすラグビー用車いす
・防御重視の車いすラグビー用車いす
・カーボン(軽量化のための素材)で出来たレーサー
・攻撃重視の車いすバスケットボール用車いす
・防御重視の車いすバスケットボール用車いす


🎯転倒防止バー

生活用にも、競技用にも、真後ろに車いすがひっくり返らないよう転倒防止バーを取り付けている人がいます。これは車いすを真後ろから見たとき、タイヤとタイヤのちょうど中間あたりにある、若干浮いている小さなタイヤのことです。

競技中や生活を送る中で、誤って真後ろにひっくり返りそうになってバーが地面に接地すると、それ以上は前輪が浮くことがないので転倒しないという仕組みです。

生活用に取り付けている人は、主に体幹が弱くバランスが保てない障がい程度が多いように思います。

競技用に取り付ける種目は、バスケやラグビーなどのコンタクトスポーツが多いように思います。


🎯車いすって、どこの国で初めて作られたのか知っていますか?

足の不自由な人を運搬する目的で、3世紀ごろの中国で作られたのが最初みたいです。

🎯日本で最初に車いすが登場したのは、いつなのか知っていますか?

諸説あるみたいですが…今の車いすに繋がるものは、1940年に北島藤次郎商店によって製作されものみたいです。(箱根式車椅子)
※それより前に、人力車メーカーが製作したのではないかと言われている木製の廻転自在車というのがあるみたいですが、今の車いすと接点がないのかな?

🎯世界で車いすユーサーって何人いるのか知っていますか?

世界中で、車いすユーザーの総人口は約 1 億 2000万人以上!
日本には、車いすユーザーが数は200万人くらいです!

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僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。