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立浪竜また最下位脱出!!苦手西武にも勝ち越し!!細川成也選手5月月間MVP受賞&4番起用で大暴れ!!さらに育成ルーキー松山晋也投手が支配下登録&一軍昇格も!!

6/6 中2-1西 ○
6/7 中1-2西 ●
6/8 中8-2西 ○

~試合結果~
6/6 中2-1西 ○

先発は鈴木博志投手。6/3のリリーフ登板から中2日での先発登板。まさに緊急登板といっても良い先発でしたが、立ち上がりから打たせて取るピッチングで西武打線を手玉に取る!!

すると5回表、西武先発のアンダースロー與座海人投手から木下拓哉選手が意表を付くセーフティバント内野安打を放つと、続く龍空選手の犠打から岡林勇希選手のタイムリー、さらに細川成也選手のタイムリー2ベースでドラゴンズ先制!!

鈴木博志投手も、打たせて取るピッチングで西武打線を翻弄し続け、6回裏2死1、2塁となったところで降板し、結果5回2/3イニング無失点と好投!!

後続も福敬登投手が抑え、鈴木福リレーが完成すると、7回裏を勝野昌慶投手が抑え、前回のリリーフ失敗の汚名返上となるピッチング!!

そして8回裏は清水達也投手が地元凱旋登板を果たすも、四球からまたしても失点を喫しなおも1死1、2塁と一打同点、逆転の大ピンチに

ここまで2試合連続でリリーフが打たれる状態であり不安視されましたが、なんとか後続を抑えるピッチングで西武打線の反撃を止めると、最後は竜の守護神ライデル・マルティネス投手が抑え、ドラゴンズ勝利となりました!!

6/7 中1-2西 ●

先発は涌井秀章投手。かつての古巣西武戦の凱旋登板。インボイスSEIBUドーム時代から幾度も投げたことのあるベルーナドームのマウンドへの慣れか、西武打線を手玉に取り、相手に付け入る隙を与えない圧巻のピッチングを披露!!

しかしながら打線がまたしても沈黙。幾度もチャンスを作りながらもあと1本が出ない不甲斐ない攻撃が続き、あれよあれよと試合は終盤へ

そしてお互い無得点のまま、試合が動いてしまったのが7回裏、涌井秀章投手が2死2塁のピンチから源田壮亮選手にタイムリーを浴びついに失点を許してしまいました。

その後も涌井秀章投手は粘りのピッチングで西武打線の追撃を抑え、結果8回1失点と圧巻のピッチング!!

そして試合は9回表、涌井秀章投手を見殺しにはさせまいというドラゴンズの意地か、西武の守護神増田達至投手から高橋周平選手のヒット、代走加藤翔平選手の盗塁、さらに木下拓哉選手のヒットから代打村松開人選手が犠牲フライを放ちドラゴンズ同点!!

しかしながら後続が続かず、9回裏、祖父江大輔投手が登板しましたが、1死走者なしから長谷川信哉選手にまさかのサヨナラホームランを浴び、ドラゴンズサヨナラ負けを喫しました…

6/8 中8-2西 ○

先発は柳裕也投手。打線は初回、鵜飼航丞選手のヒット、岡林勇希選手の2ベースヒットから細川成也選手のタイムリー2ベースヒットで先制すると、さらに高橋周平選手のヒット、ビシエド選手の四球から村松開人選手の犠牲フライで初回から3得点と幸先良いスタート!!

柳裕也投手も課題の初回を難なく抑えると、2回表には大島洋平選手のヒットから鵜飼航丞選手が2ランを放ち西武先発の宮川哲投手を完全攻略!!

さらに4回表には大島洋平選手の3ベースヒット、鵜飼航丞選手の四球で1死1、3塁のチャンスから細川成也選手が空振り三振した間に一塁走者の鵜飼航丞選手が盗塁成功、さらにその間に三塁走者の大島洋平選手がホームスチールを決め追加点!!

一方柳裕也投手は大量援護点でも淡々と西武打線を抑え続け、試合は終盤となると、7回表には細川成也選手がホームランを放ち西武を粉砕!!

さらに9回表には岡林勇希選手の四球、細川成也選手のヒットから溝脇隼人選手がタイムリーを放ちトドメの一打となると、9回裏も柳裕也投手が続投し、最後まで西武打線を抑え続け、結果9回2失点で今季初の完投勝利&チーム初完投となりドラゴンズ勝利となりました!!


~感想~

ヤクルトとは0ゲーム差ですが僅かに勝率が上回っているので、またしてもドラゴンズ最下位脱出!!

試合も先発陣が圧巻のピッチング!!鈴木博志投手はリリーフ起用のイニング跨ぎから中2日での先発登板という調整が厳しい起用でしたが、関係ないと言わんばかりに素晴らしいピッチング。

また涌井秀章投手も前回のピッチングから引き続きベテランとは思えないほど圧巻のピッチング、さらに柳裕也投手もチーム初完投勝利を決め、リリーフ陣の負担を減らす見事な働きをしてくれました。

しかしながらも、リリーフ陣の中でまたしても祖父江大輔投手登板試合で2試合連続でホームランを浴び、登板試合で2試合連続敗戦投手となってしまいまいました。
現在の祖父江大輔投手はセットアッパーとして起用されていましたが、現在セ・リーグ最多の25試合登板という状態であり、この登板過多が原因で調子を落としている可能性があるため、暫くはセットアッパー起用も避けないといけません。

そんな登板過多なリリーフ陣に新戦力として、

育成ルーキーの松山晋也投手が育成選手から支配下登録され、一軍昇格しました。

この西武戦では登板する機会はありませんでしたが、松山晋也投手は速球が武器のリリーフとして二軍ではクローザーを務めていたので、登板した時はその速球で相手を抑えてほしいですね。

一方打線では、これまで一軍昇格後は4番として起用されていた石川昂弥選手がかなり深刻な不振に陥っており、6月の成績が、
打率.043(23-1) 0本 1打点 OPS.130 得点圏.143
と全く打てておらず、さらには6/7の試合中の自打球の影響もあり、ついに6/8にはスタメンから外れてしまいました。

石川昂弥選手はドラゴンズの柱を担うにたる選手。現在相当な壁にぶつかっています。
ですが、これを乗り越えなくては4番打者として成長はしません。

怪我が一番怖いですが、それでも石川昂弥選手にはこの試練を何とか乗り越えてほしいです。

そんな石川昂弥選手の代わりに4番に起用されたのが細川成也選手ですが、この起用に見事答えるように、4打数3安打1本塁打3打点と大暴れし、4番打者として素晴らしすぎる活躍をしました。

その細川成也選手は5月も大活躍をしていることはドラゴンズファンの中では周知の事実ですが、その栄誉を讃えるように、

なんと5月月間MVPと5月度JERAセ・リーグAWARを受賞しました!!

細川成也選手は現役ドラフトでドラゴンズに加入しましたが、今やドラゴンズには欠かせない柱の選手であり、ついにはリーグ屈指の強打者へと更なる覚醒を果たしてしまいました。


前回のオリックス戦では封じ込まれていたのでついに調子が落ちてきたのかと思われましたがなんのその、西武戦では見事な活躍をしたので、やはり今の細川成也選手の打力は本物でしょう。

なおセ・リーグの5月月間MVPの投手部門はこちらも現役ドラフトで加入した阪神の大竹耕太郎投手が受賞しており、現役ドラフト選手がまさかのW受賞となりました。

能力はあるがチーム事情により出場機会の恵まれない選手を獲得し起用するという目論見で去年のオフに初めて現役ドラフトが行われましたが、今回の月間MVPはその現役ドラフトの意義に見合うことになったので、まさにプロ野球の「新時代」が到来したのではないでしょうか。

次は楽天モバイル球場で楽天戦。去年楽天は勝ち越し、さらに現在パ・リーグ最下位と低迷していますが油断は禁物。

浅村栄斗選手や島内宏明選手といった実績のあるベテラン選手。さらには去年までドラゴンズの中軸として何度もドラゴンズの勝利に導いてくれた阿部寿樹選手と油断ならぬ選手が揃っています。

気を引き締めて戦ってほしいですね。

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