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【振り返り④】Xデザイン学校での学び -価値分析とUXデザインパターン-


4回目のXデザイン学校に行ってきたので、振り返りをしてみる。

今回は、価値分析とUXデザインパターンについて学習を行なった。

今回も学習における振り返りは、非常に重要ということで振り返りを行う。

職場における経験学習においても、コルブの経験学習サイクル理論にて、成長には「内省」が不可欠とされてあり、「学びや成長」という過程においては外せない観点。


▽ワークショップ中心の講義の中で行ったこと


目的に応じた対象ユーザを決め、ユーザに行った観察/インタビューを行った。調査から得た情報をもとに、上位下位分析またはKA分析を行った。

流れとしては、主に以下のような形。

①具体的な個人のインタビュー情報を共有
②共有した情報から価値を抽出し、グループピング
③価値を適切な抽象度で表現
④人にとって普遍的な価値からサービスのアイデアを得る

▽講義の中での気づき


特に以下の部分で気づきがあった。

①インタビューユーザーを絞らず、上位下位分析を行うと、価値の深堀が発散するor抽出する価値が"凡庸"なものになってしまいやすい。

分析するユーザーがぼやけるとその分コンテキストもぼやけてしまうため、
抽象的な気づきになってしまいやすい。インタビュー計画の中での目的が不明確なことに原因があると思われるので、気をつけたい。

②価値を適切な抽象度で表現する。抽象化しすぎると、幸せになりたい、人のためになりたいなど当たり前のことになりすぎてしまう。

おそらく、抽象化するとマズローの5段階欲求や人の三大欲求に集約されそうな気もするが、抽象度が上がりすぎるとサービスアイデアへの転用が難しくなってしまう印象を持った。

③普遍的な価値からサービスアイデアの飛躍が難しい。

普遍的に嬉しい体験(価値)の抽出から、サービスアイデアへ発想には深い溝がある印象。機械的な思考で思考のジャンプができるわけではないので、
どのようなコツがあるのか、言語化できると良いと感じた。

④普段から人の行為を深くみる癖が必要そう。

KA分析では、自分の視点ではなく行動ユーザーの視点にて、行為の動機、行為の価値を抽出していく。その上で人にとって抽象度の高い嬉しい体験を抽出するという段階を踏んでいく。

〇〇な行動の裏には〇〇な価値を感じたいのかもねという発想をするには、普段から人の行為やその背景にある価値観を感じ取っていく必要があると感じた。



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