田中

腐オタ ほぼ日記かエッセイ

隣から熱

私は研修中で、同期とパソコンで課題をしながら「冷房が寒い」だの「パソコンが古い」だの話していた。縦3×横4の12席だ。そして同期は全員で6名。
私の座っている席の床からはコードが生えていた。太いのが一本と、細長いのが一本。
これが足に絡むのなんのって。

そうしていると、左隣の席の同期に「そっち空いてるし、席移れば?」右隣を指して言われた。
まるで名案かのような態度をとりながら、私は席を移った。い

もっとみる

私の世界がなくなった話

ずっと創作するのが好きだった。幼稚園のときから絵を書いていたし、小学生の時から友達と交換小説を書いていたし、大学生になって同人誌をつくった。
でも最近はとんとだめだ。描きたいものがないし、書きたい世界がない。
昔は漫画を読んで、このキャラクターがこんなことをしていたらかわいい!と思っていた。この二人がこんなやりとりをして、こんな感情を抱いてほしいと願っていた。
どうだめか、と問われたら空想ができな

もっとみる

つかれた

往々にして疲れている。
ツイッターは消すことにした。私がよく話しているアカウントだけだが。
年内にアカウントを消すと呟いたら、秒でリムーブされた。ちょっと面白かった。ブロックしてくれ。
別に私もお前のことは見たくない。

もうつかれた。ミュート、リムーブ、ブロックすることにも、されることにも心臓がぎゅっとなる。頭から血の気が引く。
人を嫌うことにも、人から嫌われることにも耐性がない。現実ではいくら

もっとみる

変わること

変わることは私にとって絶望であるかのように感じる話がしたい。

私は、親が私の好物だと信じてやまない唐揚げに飽きることが怖い。生理が来て、化粧をして子供から大人になったことが怖い。昔からの友人が私の変化を知覚して嫌われることが怖い。あのときに好きだと言われた私のどこかが変わってしまうことが怖い。
書いてて思ったけれど、これはきっと誰かに嫌われることが怖いからだ。
インディーズバンドがメジャーデビュ

もっとみる

生きてていい

これはただの愚痴である。
周りにネガティブなやつらがたくさんいて気が滅入る。梅雨だからだろう。毎日が仏滅みたいな陰気だ。 自分はだめなやつだ、はやく死にたい、自分なんか価値ない、生きてる意味ないとか。

命が一つ生まれたところで意味も価値もないに決まってるだろ。 なんで自分はだめなやつだと言い切るくせにそこだけ無闇に信じてるんだよ。おかしいだろ。端からそんなもんないんだよ。

私だって生ま

もっとみる

推定36度の風呂

これは普通にエッセイなのだが、今日ぬるい風呂に入った。それがとても心地よかった。
ここ数年私はやけに水がすきで、プールや海に行ってないせいだと結論付けていた。

ぬるい風呂に入った瞬間、この感覚だと思った。真夏日のすこし温まったプールと同じだ。体温にほとんど近くて、ずっと入ってると体が冷えていく。水と一体化しているような感じがして好きだった。

もちろん熱い風呂も好きだ。体が溶かされていくような熱

もっとみる