株式会社ベネフィット・ワンを退職しました

■なんの記事か
退職エントリのようなもの。
先日、約3年間勤めた株式会社ベネフィット・ワンの最終出社を終えた。
なぜ退職したのかを整理するためにも書いてみた。長文であることはご勘弁を。
■目次
・なぜベネワンに入ったのか
・ベネワンでなにをしたのか
・ベネワンで得たもの
・内側から見たベネワン
・では、なぜ辞めるのか?
・最後に


■なぜベネワンに入ったのか
新卒として入社した企業がベネフィット・ワンで、学生時代はOisixでリアル店舗の立ち上げメンバーとして約2年間働いていた。Oisixでの経験がとても楽しくそのまま入社も考えていたが大きく3つのことでベネワンに興味をもった。


・学歴にこだわらない採用をしていたこと
・サブスクリプション型のモデルで多くの大手企業に導入されている福利厚生サービスの仕組みに興味を持ったこと
・先輩の一言


20歳の自分が40年間勤める企業を見つけることなんてできないと思っていたこともあり、とにかく「風通しがよく、積極性と論拠がしっかりあれば、のびのびとなんでもやれる企業」を探していていた。


■ベネワンでなにをしたのか
ベネフィット・ワンでの役割はサービスを仕入れてくる部隊(バイヤー)として、飲食店に対して企画営業を約3年間行っていた。
担当としては個店⇒ホテル・中小企業の店舗⇒+新規事業の接待企画の営業というような流れで担当しており、トータルで約1000店舗ほど担当していた。
■なぜグルメ部門だったのか
グルメの部門には志願して配属させてもらった。当時はグルメの事業部が食べタイム事業部として存在していた。きっかけは各部署の説明を受けた時に「食べタイムは最強のグルメサイトなんじゃないのか!?」と思ったことがあったのと配属後の業務イメージがしやすかったからだった。


■ベネワンで得たもの
この3年間の経験を通じて、サービス・クライアントとの向き合い方を学んだ。グルメ部隊は他の部隊に比べて保有している企画が多い。その分、どの企画に対してクライアントとニーズが合致するのかを考えたうえで提案する必要があった。押し売りの営業をしていると後々の関係性が良いものにならない。相手の問題、課題、ニーズを浮き彫りにして自分ができる提案がどのようなものか考えることの需要性を学んだ。
また、良いサービスを1人でも多くのユーザーに伝えるために多くの関係者の方にわがままを聞いてもらい様々な打ち出し方をさせてもらった。一緒に企画を作る大切な仲間である、メディア、エンジニア、カスタマーのみなさんからは、ものづくりの楽しさ、お客様に触っていただけるモノを世に出すことの、苦しみ・喜び・楽しさを教えてもらった。


■内側から見たベネワン
新卒として入社した企業なので他所の雰囲気を知らない若手社員の感覚で挙げさせてもらうと、


・風通しがよく、積極性と論拠がしっかりあれば、ある程度なんでもやれる社風
・年齢層は20~30代、40~60代に分かれているがとてもフラットな環境で働きやすかった
・働き方もフレキシブルで、子持ち家庭にとってかなり働きやすい(と思う)


僕の場合は意見を伝える場を提供してもらえることも多く自分らしい働き方ができる環境が整っていたと思う。


■なぜベネワンを辞めるのか?
まだまだベネフィット・ワンで学ぶことは多くあると思ったが、今年1年間で「グルメ」の分野にもっと専門的に学びたいと思った。そして、3月より株式会社一休のレストラン部門でまた営業として働かせてもらう。
今年に入ってから多くの方にご挨拶をしていて、「また同じようなことをやるんだね」という言葉をいただくが、僕の中では全く違うものだと考えている。
 レストランのWEB予約が年々増加傾向にある中で、もっともユーザーに質の高いレストランの情報を提供しているのは一休レストランだと思っている。その理由はいくつもあるが、ユーザーに魅力的なレストランを届けるための営業がしたいというのが今年1年間で出した答えだった。


■最後に
長文になってしまったがここまで書いてきて思うことはやはり最初に入社させてもらった企業がベネフィット・ワンでよかったと思う。多くのことを学ばせてもらい複業にも今年は挑戦させてもらった。福利厚生としてベネフィット・ステーションで多くのサービスをお得に利用して、福利厚生の重要さも身をもって感じることもできた。そんなサービスを多くの方に知ってもらい利用してもらいたいと思う。

今後も僕が手伝えることがあれば一緒にできればと思っているし、特に食べタイムはこれからも送客に困っている飲食店に紹介をしていければと思う。

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