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【マンガ】もののべ古書店怪奇譚 #今週の1冊

本屋で発見してジャケ買いに近い形で購入した本を紹介。不愛想な古本屋店主と健気な少年が“鬼書”絡みの怪奇事件に挑む、和風幻想奇譚をぜひご堪能ください!

もののべ古書店怪奇譚 / 紺吉

【あらすじ】寡黙で不愛想気味な古本屋の店主・正太郎と店を手伝う少年・シロ。ある日、店に雑誌の記者・近藤が現れて怪奇事件が起こったことを話す。鬼が書いたとされ、その作法に手を出してしまうと鬼と化す“鬼書”がその事件に関係していると踏んだ正太郎は、シロを連れて現場へ向かうが――。

本の帯で知りましたが、累計65万部突破の有名作品でした。いやー、すみません……。「鬼」「古本」「猟奇的事件」あたりの要素で構成されている本作。事件解決までさくっと描いてくれているので、さらっと引き込まれるように読みやすいかなと思います。「猟奇的事件」あたりはまぁまぁコマを消費して描いてくれていますが、バトルシーンはさっぱりしてるかなという印象です。

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もののべ古書店怪奇譚 第1話かみかくし より

ジャンルは明治~大正のレトロ感を出しつつも、和風幻想奇譚とされています。ところどころ明治や大正っぽいな、みたいな要素が出てきて雰囲気を楽しみたい方はオススメです。あと単行本のカバーを捲るとがっつり四コマが表と裏に描かれているので、本編読了後にぜひ捲ってみてください(笑)

“鬼書”の秘密も気になって仕方がないですが、それ以上にとんでもない二面性のある少年(ショタ)と、寡黙な店主の関係性が気になって仕方がない今日この頃。2巻まで読了していますが、新たな新キャラにも期待しつつ徐々に続きを購入する予定です!


最近紹介するマンガ、鬼モチーフ多いですね……。節分に合わせたわけじゃないですよ!!鬼滅の余韻が自分の中に残っているのか、そういうジャンルばっか探してきます(笑)日本人の性なのか、不思議ですね!では!

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