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釣果倍増!?読んで納得、知って得する!潮目の重要性


こんにちは、はまだです。



突然ですが、潮目(しおめ)って
知ってますか?



こういうことを言うと
「なに言ってんの、知ってるよ。」
という声が聞こえてきそうです。



そうですよね。



雑誌なんかでも
「潮目が釣れる」「潮目を狙え」
なんてよく目にしますよね。



ではなぜ、
潮目が釣れると言われるか
わかりますか?



恥ずかしながら
僕はわかりませんでした。



再開して約3年たつまで、
釣り歴にして約12年の間、



考えたことも勉強したことも
ありませんでした。



「そんなことよりテクニック教えてよ」



断言します。



2倍も3倍も
小手先のテクニックよりも
釣果を伸ばすコツです。



僕も釣果を伸ばそうと
勉強することといえば、



ルアーの操作方法などの
小手先のテクニックばかりでした。



少しは効果がありますが、
壁に当たるのも早いです。



しかしあるとき
こう考えました。



「僕みたいな下手でも
魚が多いところを見つければ
もっと釣れるんじゃないか?」



それから環境に目を向けて
釣りをするようになりました。



見る目が変わったために、
今まで気が付かなかった変化に
気が付くようになります。



潮目、流れ、風、水温、海底の地形、、、



その中でも海面の潮目は
目で見つけることができる。



魚は変化があるところを好みます。



変化を意識して釣りをしていくと、
あきらかにいままで釣れなかった
魚が釣れだした。



潮目に限らず



釣りは海中で起こっていることを
想像することが
むちゃくちゃ大事になってきます。



海の中がしっかり見えて
魚のいるところが分かれば、
そこに仕掛けを投げ込みますよね?



でも海の中は、
ある程度しか見えないので
想像するしかありません。



想像の手助けをしてくれるのが、
潮目などの変化です。



自然は常に変化しています。



いつ目の前に
チャンスが巡ってくるかは
わかりません。



チャンスが巡ってきても
それがチャンスだと気が付かず、



魚が少ないところへばかり
仕掛けを投げるかもしれません。



そして
「釣れない釣れない」
と嘆き



小手先のテクニックばかりを
漁るようになります。



過去の僕のように。



海面に見える潮目から、
海の中で起こっていることを
想像する。



潮目の下がどうなっているか
想像して釣りをしていくことで



釣りの精度が
どんどん増していく。



こんなに書くと



「難しそう」


「釣り歴長いからわかるんでしょ?」



という声が聞こえてきそうです。



最初は面倒で難しく感じる
かもしれませんが、



それは探すことに
慣れてないだけです。



意識をすれば見えてきます。



友達に教えたことが
ありますが、



その子は月2回ぐらい、
半年の釣行で、



まったく気付かなかった変化に
気がつくようになりました。



回数にすると10回程度です。



1週間に2回3回と行く人は、
もっと早く変化に
気が付くようになるでしょう。



自然の変化に対応できるようになり、



わずかな変化にも気がつく
洞察力が身に付くでしょう。



その変化へ仕掛けをいれることで
魚に近づく確率が上がる。



結果釣果が上がるということです。


きっとこの記事を
読み終えるころには、



今までなんとなく
見ていた潮目も
見る目が変わるはずです。



「どんなところが
釣れるかわからない」



と嘆いている方に
読んで欲しい記事になっています。



大丈夫。



僕にできるんだから
誰でもできますよ!





潮目のしくみ




まず結論から。



2つの性質の違う潮がぶつかり合う時に
海面に出る境目が
潮目だと覚えておけば問題ないです。



そして潮目には
プランクトンが溜まるので
魚達が捕食しようと集まってきます。



餌が豊富なため魚も多くなる
ということですね。



これだけだと味気ないので
ちょっと難しい話をすると、



流れの速さ・水温・塩分濃度などが
似たような海水の集まりを
水塊(すいかい)といいます。



海の中にはそんな水塊が
いっぱいあります。



性質の違う水塊同士が
ぶつかっても
なかなか混ざりあえません。




その境目を
潮境(しおざかい)といいます。



水風船を2つひっつけると、
境目がむにゅむにゅって
なりますよね。



実際の水塊は
少しずつ混ざり合いますが、
イメージは近いと思います。



で、潮境が海面に出ているものが
潮目ってことですね。




潮がぶつかるとどうなる?




プランクトンと
海中の酸素量が増えます。



潮がぶつかると、
水の逃げ場がないので
流れがよどみます。



流れがよどむと、
流れにのってきたプランクトンが
よどみに溜まります。



そして
よどみに溜まったプランクトンを
小魚が食べに来ます。



その小魚を狙って
大きな魚も寄ってきます!



潮目付近では、
流れと流れがぶつかるので
海中に酸素が取り込まれやすくなり、



「酸素量」
が増えます。



そして「栄養塩」という
植物性プランクトンが
光合成に使う栄養も豊富にあります。



栄養が豊富にあるので、
植物性プランクトンも
活発に光合成をおこない



さらに酸素量が増えます。



大きな魚ほど酸素が必要なので、
酸素量が増えれば大きな魚も
活発に行動します。



長い時間潮目ができていたり、
同じ場所に何度も出来ているほど、



潮目の効果は高くなります。




潮目にはエサとなるプランクトンも
呼吸に必要な酸素も十分にあるので、
魚が寄ってこないわけがないです!




潮目を見つける




潮目がアツい理由は
分かりましたよね?



アジ・サバ・ブリ・シーバスなどの
ベイトを捕食しようとする魚は
特に潮目を意識します。



じゃあその潮目は
どうやって判断するのか。



まずは海を見ていると、



泡や小さなゴミなんかが
筋状に浮いているのを
見たことがないですか?



もしくは周りは波立ってるのに、
ベタっと波立ってない
筋みたいなのがある。



これが目に見える
潮目ですね。

一部波立っていないところが潮目です                          




海中の潮境




「潮目は見つけられても
海の中の潮境は
見つけられないじゃん?」



とおっしゃる方もいる
かもしれません。



そうですね、
見ただけでは
判断はできませんね。



潮境は潮目から
海中にまっすぐ降りているのでは
ありません。



2つの潮が混ざり合えたり
合えなかったりしながら
海中に入っていきます。



それと夜だと、



常夜灯の明かりの外も
どうなっているか
わかりませんよね。




ルアー釣り限定の
コツになりますが、



ルアーを寄せてくる
「抵抗感」
探していきます。



ルアーを投げて
一定の速度で巻いてくると、



ちょっと重くなったり
逆に軽くなったりする場所が
あります。



厳密にはそれが
潮目や潮境だとは
言えないかもしれませんが、



プランクトンが溜まる
「変化点」なのは
間違いないです。



その変化点を探ることができれば、
魚に出会う確率はグンと上がります。




「そんな繊細な変化わからない」



という場合は、
見える潮目の近くを通すときに、



「いま潮境かも!?」



と思うだけでも
感覚は変わってきますよ!



「でも正解かわからないんじゃ?」



なので想像して
釣りをしていくことになります。



正解かどうかは
大きな問題ではないです。




「なんか他とはちょっと違うな」



というのを察知できることが
大切です。



それがチャンスとわからずに
スルーしてしまうほうが問題です。



よくアジングに行くのですが、



「ちょっと違うな」
と感じた時に
集中して釣りをすると、



小さなアタリを
拾えることが多いです!




まとめ




潮目のこと、なんとなくでも
分かったでしょうか?



流れが変わるところが
潮目になって、
プランクトンが溜まりやすい。



プランクトンが溜まるので、
食物連鎖をおこす
トリガーになる。




そして酸素量も多いので、
魚達も活発になる。



流れなどの変化点なので、
ルアーなどを通したときに
抵抗感の違いが出る。



こう考えると潮目の攻略も
見えてくるんじゃ
ないでしょうか?



そして今回のnote。



潮目の重要性も
知ってもらいたかったのですが、
一番伝えたかったことは



想像すること、
変化に気が付くこと!



釣りは自然が相手。



100%の正解は存在しませんが、
100%に近づけることはできます。



潮目に限らず
環境や魚のことを知り
常に意識すれば、



魚と出会える確率も
増えるでしょう!



では良き出会いを🎣


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