オークスのトライアルレースであるフローラステークスは、ウィクトーリアが道中中団から直線外に持ち出すと一気に追い込んでハナ差制した。

母ブラックエンブレムは現役時秋華賞を制している。
繁殖としてはこれまで本馬を含めて６頭。
うち５頭が勝ち上がっており、オープン勝ちは３頭。重賞勝ちはこれで２頭目となった。
このように仔出しが良いだけに残るは早くG1タイトルが欲しいところ。

父ヴィクワールピサはダートをこなせる産駒も出しており、比較的力馬タイプが多い。
その為、ミスプロのクロスで柔らかい体質にするのが有効的。
また、Rivermanを持つ牝馬との相性が良いので本馬は好配合の要素が当てはまる。
父母から適距離は1800～2000mで今回のフローラステークスはまさに合致している。その点では、次のオークスよりも秋華賞の方がより本馬に向くのではないだろうか。