見出し画像

2023年に買ったキーボードまとめ。左右分離型、アリスレイアウト、HHKB Studioなど

ライフハッカーで左右分離型キーボードのレビュー記事を読んでから、YouTubeやXでキーボードに関する動画を見まくったおかげで、今年はいろんなタイプのキーボードを買いました。このnoteでは、その変遷をまとめてみることにします。


1. 左右分離型(BAROCCO MD600v3)

このnoteでも書きましたが、2022年末にRentioでレンタルした左右分離キーボード。最初の1週間はタイプミスだらけでしたが、だんだんと慣れてきたので、年明けすぐに購入しました(レンタルしたのはMD770 RGB、購入したのはMD600v3)。

つねにキーボード(当時はApple Magic Keyboard TouchID)でタイピングをしていたため、肩こりがひどかったのですが、左右が分割しているので、かなりタイピングが楽になったのと、正しいホームポジションを意識することができてよかったです。今年買ってよかったキーボードのひとつです。

また、左右のキーボードをつなぐUSB-Cケーブルが邪魔問題については、デスクマットを敷き、その下にケーブルを隠すというやり方で一時的に解決しました。ただ、本質的には解決していないので、左右分離型キーボードでケーブルレスになったものが出たらまた購入を検討したいです。


2. アリスレイアウト(Keychron Q8)

左右分離型キーボードの先は自作キーボードの沼にハマりそうだったので、それ以外の道を探していたところ、アリスレイアウト(Alice配列)という種類のキーボードがあることを知り、そこからさらに調べていたところ、KeychronのQ8というタイプがよさそうだと目星をつけました。打鍵感や見た目については、うしゃすらいむさんの動画(↓)や海外のYouTuberの動画を見て判断。日本では発売していなかったため、海外の公式サイトから直輸入しました。無線ではなく有線キーボードだったので、白色のコイルケーブルも別途で購入しました。

購入レポートも書きました。ここらへんから、白色のキーボードにハマった気がします。

ただ、レイアウトについては分離型キーボードのおかげですんなり移行できたものの、キーボードのキーとキーの幅が広く、自分の手の大きさだとタイピングするのがちょっと大変で、だんだんと使う機会が減っていきました。


3. ロープロファイル(Nuphy AIR60)

正直、分離型キーボードやアリスレイアウトのキーボードがあれば十分かな…と思っていたのですが、どちらもキーボード自体の高さがあるのと、Keychron Q8だと幅が広くタイピングしづらかったため、他にいいものがないか探していたところ、リストレストなしで使える良さげなロープロファイルのキーボードを発見。遊舎工房にも行き、試してみて良さそうだったので、Air60を購入しました。

結論から言うと、ロープロファイルのキーボードは自分にはフィットしませんでした。というのも、AppleのMagic Keyboardのほうが自分にとって使いやすかったからです。Air60のver2が出たとのことなので試してみたいところですが、ロープロファイルのトラウマがあり、気になるけど試せていないです。


4. 静電容量無接点方式(HHKB HYBRID Type-S)

分離型キーボード、アリスレイアウト、ロープロファイルと試してくると、関連動画に静電容量無接点方式のHHKB(もしくはRealforce)が出てくるようになります。実はキーボードにハマる前に一度買ったことがあったのですが、長時間タイプするとむしろ疲れてしまい、泣く泣く手放したことがあったので、ずっと試せずにいました。

HHKBのサイトを見ていたところ、「ゲオあれこれレンタル」というサービスで、HHKBを9泊10日でレンタルできることがわかったので、まずは試してみてフィットするなら買おうと思い、借りてみることに。

申込みして数日で届き、開梱してタイピングしてみたら…めちゃくちゃよかった!!動画や記事でもよく言われるスコスコという音を聞きたくて、無性にタイピングしてしまいました。

そのときに「毎日使うものには投資してよし」という勝手なマイルールをつくり、レンタル後に買うことを決めました。

Amazonで見ていたら、キートップ(無刻印)つきの値段と、単体で買ったときの値段が同じぐらいだったので、キートップつきのタイプを買いました。

リストレストはメルカリで白色のものを購入しました(2,000円ぐらい)

できるだけキーボードはシンプルにしたいと思い、数字の4と7と0のみ刻印付きにして、それ以外をすべて無刻印にカスタマイズしています。あと、Spaceキーと右Commandキーを反転させるとタイピングしやすいです。


5. オールインワン型(HHKB Studio)

10月25日。ポインティングスティックとジェスチャーパッドを搭載したオールインワンのHHKBを発表するというニュースが話題になっていました。

4万円超という高額なキーボードに、当初はHHKB Type-Sがあるから見送りかなと思っていたのですが、初日に完売したり、HHKB Studioのレビュー記事が流れてきたり、開発者のインタビュー記事などを読むたびに、「これは1回試してから判断しよう」と思い、b8ta Tokyoで試しタイピングしに行きました。

ポインティングスティックは強めにタップすればクリック代わりにもなることを発見

人気すぎて1人5分間しか試し打ちできなかったけど、実際の開発者の方に説明してもらいながら試せたのもあって、一気に買いたい欲が上がりました。

Type-Sよりタイピングが軽く感じるし、ずっしりしているからこそタイピングしながらキーボードがズレることが一切ないのがよかったです。あとは、タイピング音が想像よりも静か。仕事も一段落ついたこともあり、自分へのご褒美ということで買うことを決めました。

唯一の懸念は、人気すぎて一瞬で売りきれてしまうこと。10月末再販というニュースは知っていたものの、時間帯が明かされていなかったため、9時ぐらいから(パートナーが)スタンバイしてくれました。PFU公式サイト、Amazon、楽天の3つのサイトを何度もリロードして購入ボタンが出てくるのを待っていたところ、楽天が唯一ボタンが表示されたので、すぐに即ポチ!(その後公式サイトやAmazonから買えるようになっていたものの、すぐに完売状態でした)

買って翌日に届くという爆速スピードもうれしかったです!予想を上回る、いい体験ができました。

HHKBよりも左右ともに多少大きくなり、ずっしりとした重さ。めちゃくちゃタイピングしやすくて、本当に買ってよかった!!!

HHKB StudioとHHKB Type-Sの大きさを比較するとこんな感じ。多少横幅が広くなりましたが、高さは同じぐらいでした。

奥 : HHKB Type-S / 手前 : HHKB Studio
左 : HHKB Type-S / 右 : HHKB Studio

2023年11月現在、HHKB Studioを毎日使っています。最初はポインティングスティックの操作に慣れなかったのですが、加速度を0にしたことで一気に使えるようになってきました。

一気に何かをする際はマウスを使っているけど、それ以外はHHKB Studioだけで完結できるのが最高!買ってよかったキーボードです。


・・・

こうやって変遷を並べてみると、60%サイズのキーボードしか買っていない!コンパクトで必要最低限のキーがあればOKなこのサイズ感が好みだなと改めて実感しました。

HHKB Studioの先は、自作キーボードになりそうだけど、一旦はキーボード探しの旅は終わり。来年は何にハマるのか…今から楽しみです!


※ 今回紹介しているアイテムURLは、一部Amazonアソシエイトのリンクを使用しています。
※ そのリンクからご購入いただいた場合、皆さんへの追加費用負担などは発生しません。購入によって発生した報酬が今後の活動のサポートとなる制度です。

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは新しいサブスクを試すための資金にさせていただきます!