もしnoteで何を書いたらいいと思う?と聞かれたら。
「久しぶり—。ねえ、平野くん転職したんでしょ?noteさ、私もやってみたいと思うんだけど、何を書いたら読んでもらえるんだろう?」
転職して2日目、Slackで日々やり取りされているメッセージを眺めながら、これからやろうとしていることを整理している最中、こんなメッセージが届いた。
その友達はずっと本が好きで、たまに「オススメの本ない?」って聞くと、すらすらとリストを送ってくれる優しい人。それも、自分の今の気分にぴったりのものを。なんで分かるんだろう、というぐらいに。
だから、基本的におすすめされた本はAmazonで買って読む。最近買った本は、吉本ばななさんの「デッドエンドの思い出」。これから読もうと思っている。
そういうところがすごいなぁと思っていたので、彼女がどうして「何を書いたらいいんだろう?」と聞くのかわからなかった。だって、いくらでも書くネタあるでしょ?と思ったから。
noteでは、自分の好きなことを書いたらいいのだ。
例えば、自分の「好き」が強ければ強い人ほど愛情が詰まったいいものが書けると思うし(「 #とは 」というハッシュタグをつけるのがおすすめ)、たとえいろんなものが好きだったとしても、それはまとめ記事にしてみれば誰かの役に立つかもしれない。辛いことがあったらどうして辛いのか書いたらいい、後で見返したときの笑い話になるだろうし。
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「これまで読んだ中で好きな本について書いたらいいし、最近読んだ本のコメントを書いたらいいし、今の仕事について書くのだって面白いと思うよ(ちなみに今何の仕事だっけ?)。だって、〇〇さんの文章すごくよみやすいし面白いし。noteで見てみたいけどなー」
と、あくまでポジティブに返信してみた。でも、返信はこうだった。
「いやいや……。書きたい気持ちはあるんだけど」
「うーん。。私はただ好きなだけだからさ、書くまでは難しいよー」
悩ましいなぁ、と思った。
個人的にだけど、「書けない」と言う人は、実は心の中で「これ書いてみたいな」という気持ちを持っている気がする。でも、それを外に出すにはおこがましい。そんなふうに、ちょっと気が弱くなってしまっている人が多い。
noteは、自分の創作したいことができて、それを続けられるようにすることがミッション。自分もそれに共感して入社した。今は「続けられるようにする」ことについて考えているけれど、その一方で、創作する前のところで躓いている人が多いのも事実。
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「じゃあさ、近々会おうよ。Wi-Fi使えるところに行ってさ、〇〇さんが書いているのを横目でたまに見ながらさ、自分はおすすめされた本を読んでるよ。聞きたいことがあったら何でも聞いてよ」
と提案してみた。そしたら今週末どう?と返信が来たので、さっそく会って、話してみることにした。
どんなことを書いてみたいと思っているのか、そもそもnoteのはじめ方がわからないなど、書いてみたけど何かフィードバックがほしいなど、ぜひ自分に教えてください。
自分がかつて、料理づくりの最初の最初でつまづいて山口さんに助けてもらったように。身近な友達がnoteをはじめようと思っているのであれば、それを助けない手はないだろう、と思っている。
色んな人のnoteの使い方を知りたいし、どこでつまづいているか教えてほしい。今度から、「noteやりたいんだけど」と言われたら「一回会おうよ、話を聞きたい」と言おうと思っている。
もし同じような悩みを持っている人が複数いるのであれば、それは定型化できるはず。まずは身近な人たちからnoteに惹き込んでいこうと思った。
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昔のnoteを探っていたらこんなものを見つけた。当時は自分の書いたものが全然読まれずめちゃくちゃ悩んでいたんだった。そういうことを書いたっていいんだと思う、恥ずかしいけれど。
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