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「わかりやすさ」だけでなく「揺らぎ」も大切にしていく

朝6時に住人に起こしてもらって、多摩川の浅間神社にみんなでお参りしてきました。おみくじの結果は小吉。ぼちぼちです。

日の出の時間が6:50ごろということで、そのまま浅間神社で初の日の出を拝みたかったんですが、木が邪魔してうまく見えない可能性があったので、ダッシュで自宅に戻って屋上で撮影。いい感じの初の日の出を撮ることができました。真っ赤な太陽がビル越しにじわじわと上がってくる様子を眺めながら、「あぁ、ついに2018年がはじまってしまったのか…」と実感が湧きました。

その後、部屋に戻って一瞬ベッドに転がったら、あっという間に10:00。ダッシュで支度をして、東京駅に向かいました。「BAKE CHEESE TART」と「茅乃舎」の出汁セットをお土産に買って、鈍行でどんぶらと電車に揺れて帰省。

その間に、Kindleで買っていた「SHOE DOG」と「リスクと生きる、死者と生きる」を読了。電車の中は、読書に最適なことがわかりました。

3時間後。地元の清水に到着したら、富士山が目の前にいました。

(▲ 清水駅からiPhoneで撮った写真)

地元の清水では、いつでもどこでも富士山が見えます。静岡民にとって、富士山は当たり前のような存在。でも、東京にいると、富士山を見る機会なんてそうそうないので、存在がだんだんありがたくなってきて、思わず写真を撮ってしまうようになりました。それが、↑の写真です。

今日は、家族親戚が全員集合。おせち料理とご飯をたらふく食べました。従兄弟がもう大学3年生になっていて、あんなに小さかったのに、今では自分と同じくらいの背丈になっていて、年の流れって誰しも等しく過ぎているはずなのに、たまに会うとその凄さを実感します。

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今年は何をがんばろうかなとボーッと考えていたときに、ふと、電車の中で読んだ「リスクと生きる、死者と生きる」という本のある一節を思い出しました。それは、「人はいろんなことを揺らぎながら生きている」ということ。

これまで自分は、文章を書くときに自分が分かっていることを書くようにしていました。そうすると、脳内で「わかりやすさ」が先行してしまい、統一感がある文章に整形することでそれらしいものは完成するけど、それが人の温度感を持っているか?というと、大事な心の揺れ動きみたいなものを取りこぼしてしまっていたのではないかという危機感を覚えました。

だから、これからのnoteでは、まだ答えは出ていないけど感じている揺らぎみたいなものも忘れないように書き留めていこうと思いました。

2018年も、よろしくお願いします。

(Photo by Chris Barbalis on Unsplash)

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