2016年になって、Mediumからnoteに移ったものの、今後のトレンドとして参考になる記事を読み返してみたので、あらためてここに書いてみます。

▶ 大小の画面を眺めながら - Mediumで記されるストーリーのその後の冒険を見据えて

すべての画面サイズにおいてもストーリーが美しく見えるような工夫を施しました。その一例は、冒頭でもご紹介した「引用」です。大きな画面を対象に慎重に配置されたその構造は、その他の画面サイズでは見るに堪えないほど崩れてしまいます。

もうひとつの例は何度も何度も目にしてきましたが、「中央揃え」です。大きいサイズの画面ではスペースを贅沢に使い、美しく配置されていた文字も小さなサイズの画面では想定外の空白が生まれてしまっていました。一部パズルのように読まなければならないこともありました。空の段落を削除することでその問題は解消され、一貫性のある表現を保つことができました。

最後の例は「見出し」です。大きなサイズの画面ではその見栄えは素敵でしたが…小さいサイズの画面では思ってもいなかったスタイル崩れを生み出しかねません。

Mediumがアップデートされたとき、急に文字の中央揃えが使えなくなり、「どうして…？」と思っていたときに見つけた記事なんですが、こういう背景があったようです。

“ 多くのライターは大きな画面で書くが、多くの読者は小さな画面で読んでいる “

『cake.tokyo』を、最近リニューアルしようと考えています。Googleアナリティクスでは、やはりスマホから見ている人が多いので（70%ほど）、どんな画面だと見やすいかなーと自分のiPhoneを見ながら考えているんですが、ときどきこんな感じで、1,2文字だけ改行されているふうに見えるんですね。

▼ のスクショの「に。」だけ。

中央揃えをすると、画面の大きさに関わらず統一感が出るので結構好きだったんですが、逆に見づらい要因にもなっているなと感じるので、この際、中央揃えをやめてみようかなと思っています。なんだろう、、PC最適化の時代っぽい感じがするんです。

今後どういうデザインにするかはデザイナーさんと相談して決める予定ですが、現時点では左寄せのレイアウトを考えています。