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「RUN TOMORROW」を見て、クリエイティブが持つ、関心がなかった人をも『引き寄せる力』について考えた

この1日、Twitterで、じぶんがフォローしている人たちがこぞってシェアしていたサイトが「RUN TOMORROW」でした。大好きな[.que]さんやレターズの野間さんが関わっていたということで、さっそく見てみました。

http://runtomorrow.jp/

「RUN伴」(RUN TOMORROW)は、すべてのまちで認知症になっても安心して暮らせるようになることをめざし、認知症の人とともにタスキをつなぐ列島リレーです。このプロジェクトは、RUN伴の活動をサポートするものとして制作されました。


最初、「認知症」というキーワードがあったので、「あまり関係ないのかも?」と思ったけど見てみたら、ぐいぐい惹き込まれてしまいました。

こういう、クリエイティブが架け橋になって、認知症への興味としてつながっていく感じ、ほんとに素敵だ! と思った。クリエイティブが起点となって、これまで知らなかった・関心がなかった分野にまで、興味の幅を広げてくれた。その、クリエイティブが持つ「伝わる力」のすごさを、この映像で感じてもらいたいな。


だってもう、、最初に見たときに、「なんだ、このクオリティの高さは!!」と唸ってしまいました。だって、最初にこの映像を見たとき、三軒茶屋駅近くのミスドにいたんですが、すこし涙ぐんだし。。

それに、[.que]さんがつくったこのバックグラウンドで流れているこの音楽、ずっとスマホで聞き過ぎて、7GB超えて通信制限になってもいいな、って思えた。それくらい、伝えたい想い・登場している人たち・映像のクオリティの高さ、どれをとってもいいなと思えるものでした。


認知を拡大させるために、アウトプットのクオリティがめちゃくちゃ高いの、すごくいい。4:35くらいの以下の場面は、何回もうるっとくる。

こうして色んな人たちと知り合いになっていくと、私が(病気が)進行していっても、妻や子ども達を絶対に助けてくれるんじゃないか、って思うので、本当に、、いやー本当に思うんですよね、ほんとに。なんだか涙が…

で、そのあと、認知症について少し調べました。そうか、物忘れと認知症は違うのか、とか、本当に初歩的なことしか知らなかったなぁと思った。

▶ 認知症について知っておきたい基礎知識

それに、この映像では、認知症の方が歌っている場面もあるのだそう。サイト右横の「CREDIT」の『MAKING MOVIE』をクリックすると、映像の裏側の部分を垣間見ることができます。

本作では、実際の認知症の当事者の方々にも参加していただき、共に作品を創り上げると­いう行程を大事にしています。ドキュメントシーンは全て実際の当事者の方の日常の風景­を切り出し、楽曲のコーラスはも当事者の方々が英語の歌詞で歌っています。(彼らは英­語が話せないのにも関わらず)

映像に映っている方たちの姿と、サイトに掲載れていることばを反芻していると、「じぶんたちが今やれることをやろう」といういきごみを感じることができました。

“ 失われたものを嘆くんじゃない。 今出来ることに目を向ければいいの。今までそうだったように。“


もちろん、実際には認知症になっていないので実際のところどうなのか、それは分からないんですが、興味が持てました。この映像、サイト、認知症について興味が出てきた方は、ぜひ、シェアしてください。


RUN TOMORROW

この日本にも、認知症に関するさまざまな誤解や偏見を乗り越え、人生の主人公として生きたいと願う人たちがいます。それを可能にする社会をともに築こうとする人たちがいます。このプロジェクトはそのような人たちを応援するためのものです。
日々を楽しむこと。前を向いて生きること。互いに助け合い、夢を持ち、暮らすこと。出来る・できないという価値を越え、出来ないことが増えたとしても絶望に打ちひしがれることなく、手をたずさえて生きていける環境をつくること。認知症とともに生きることも、またひとつのスタンダードであること。このプロジェクトがそのための一助となればと思います。
クリエイティブに携わる若者たちと、当事者の方々、そし­てそれを支える方々、皆が主役として今作に関わっています。彼らに最大限の敬意と感謝を、そして世界中に日本で暮らす彼らのことを知っていただければ幸いです。


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