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【心証】何か迷った時の論理的な考え方。

議論尽くしたのに、結論が出ないって時ありませんか?
おそらくいかに議論しても、結論が出ないことには変わりません。

何か2つで迷っている場合、その2つのどちらかを選んでも大した影響はありません。
どちらを選ぼうとも変わりません。
議論に議論を重ねた案であるため、メリットもデメリットもあるが、結論としてどちらかを遂行しても、変わらない。
では、どちらを選んでも変わらないのに、長丁場に議論することって勿体なくないですか?

そういう時こそ心証を用いるべきなのです。

心証とは、心に受ける印象のこと。自分の直感でこっちの方がいいと思ったら、そちらを選んでもいいのです。

裁判でも心証は用いられてます。
裁判官はとてつもない数をこなさなければならず、それだけ判断回数を多い。1つひとつの裁判で深く考えてしまったなら裁判所は回らなくなってしまいます。そのため、自分の直感に判断を委ねることが多いのです。そして、その自分の判断に法律的根拠を組み合わせていくのです。

結論が出せない議題では、法律的知識より、自分の経験や道徳観が大きく影響されます。

裁判員制度が導入されたのも、重大事件など結論を出すのが難しいため、民間人によって判断が委ねられているのです。判決は心証によって決められることが前提となっています。

もしあなたが会社で決定する場面に出くわしたのなら、心証を用いてください。
なるべく早く決め、スピーディーに仕事をこなすことができると思います。

こうしたテクニックを身につけていくことで、あなたは仕事場で一目置かれる存在になれるのではないでしょうか。

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