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社会人、博論奮闘記@筑波大 #2

リスキリングとかいうけど、そんなもんとちがうなにか。
人文社会学で博士論文を書いて、それが一体何になるかを実証研究中。


今回のお題: おばさん、年齢制限突破する

今日は、筑波大学の新組織 Design the Future 機構の設立記念シンポジウムに、学生代表のパネリストの一人として参加してきました。

https://www.osi.tsukuba.ac.jp/sdgs/eventinfo_jp/eventinfo_jp-2221

内容は、脱炭素に向けた大学の取り組み、でしたが、そこで、博士論文で取り組んでいる研究内容を発表しました。

50も過ぎて、まさか学生代表に選ばれるとは思いませんでした。というか、本当の学生時代には、学校とバイトの往復で、おおよそ学生代表に選ばれるような学生生活を送っていなかったので、夢にも想像していませんでした。人生、終わってみないとわからないといいますが、本当です。

学生代表に年齢制限がない、ということを今回知ったわけですが、他にも年齢制限がないものがあります。それは、「研究助成金」です。特に文科省のもので「若手」とついているものは、いつのまにやら年齢は関係なく、研究者としてのキャリアが浅い者、という定義になっていました。ほかにも、「松下幸之助記念志財団」は、人文社会科学という、助成金がめったに割り当てられない分野に支援してくださっています。

大学に戻るにあたってネックになるものの一つに、資金がありますが、年齢制限のない助成金は、本当にありがたいです。若い人たちの芽をつぶすな!という声もいただいたりはしましたが、審査してOKをもらうのだから、ずるはしていない、文句があるなら審査員に言ってね♡ といえるくらい、おばさんになっていてよかったと思いました。

いつか、昭和に大学生だった令和の大学院生が、いかにして研究助成金を獲得したか、を書いてみようかな?

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