デニーズがリニューアルしたパンケーキの売上が好調らしい。来週には6枚重ねのパンケーキタワーも発売になりもっとすごいことになるだろう。デニーズは消費税増税をきっかけにメニューをリニューアルしその目玉がパンケーキなのだ（ガイアの夜明けでやっていた）。ファミレスでパンケーキと言えば従来はロイヤルホストであった。ロイヤルホストは毎年パンケーキ食べ放題の日を設けている。そのお株を奪うことができるだろうか。

パンケーキの厚みと美味しさは両立するか問題

ホットケーキとパンケーキで何が違うの、と聞かれた時に料理としては同じものだが日本では厚みを追求する傾向がある、という話をする。デニーズのパンケーキタワーもその文脈。デザート系では見た目が大事だからだ。

それで周りと議論になるのは厚みと美味しさは両立するのか、という話。議論になるくらいでイマイチなものが多い...。

結論としては厚みと美味しさは両立しない。ホットケーキミックスで有名な森永の研究所は2.3cmがもっとも美味しいとしている。個人的にも厚みを追求するとどうしてもしっかり目の生地になるし繊細な食感は難しい...と思う。 

であるならば。。。であるならば分厚いパンケーキの評価をどこに置くべきか。ビジュアルには絶対的な完成度が求められる。

例えばイワタコーヒーのホットケーキ。有名だが壁は垂直でも均一でもない。年に何度も行く店でないことを考えれば一期一会でいい奴を出して欲しかった...となる。

SONJINの垂直できれいな壁は完璧だ

SONJINのパンケーキについて以前書いた。大きく広めたのは私の記事だと自負しているだが今はあちこちのサイトに抜かれてしまった。無念...

それはさておきこのキメの細かさ、壁の垂直具合は素晴らしい。SONJINは5cmあるがこのクラスになると火を通すのが難しくなってくる。底は焦げても上までは火が通っていない...となる。おそらくオーブンで全面から熱を与えているのではないかな？。

商品見本が美味しそうなのは当たり前で普通にお店に行った時実際に美味しそうなもの、きれいなものが出てくるか、そちらがお店の実力だと思う。