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自転車は確かに邪魔だと思ってしまった

車を手にして半年以上が経ちました。それまでは徒歩なり自転車なり電車なり、自力や公共交通機関で移動する生活だったのが一転し、ガソリンさえ入れれば快適にどこまでも行けてしまう生活を手に入れたんです。

これまでも仕事やレンタカーを借りて車を運転する機会はあったのですが、マイカーを持ってから特に、自転車を見ると「邪魔だなー」と無意識に思うようになってしまいました。

2年前は自転車で8000kmほどの旅をしていたわたしが、「自転車は邪魔だ」なんて思ってしまうなんて皮肉なものですね。

いやでも、邪魔なんです。今日なんておじいさんがママチャリで車道の3分の1くらいの場所をフラフラしながら漕いでいたので、邪魔だと思わざるを得ません。

単純に危ないですし、かといって車も抜いていかないと渋滞になるし。正直、「そんなにフラフラして漕ぐんだったら歩道を押して歩いたら……?」と思ってしまいました。

しかし、2年前の自分に置き換えて考えてみると、おそらく同じようなことを運転手さんから思われていたでしょうね。

あまり見かけないようなフル積載して、車道をそこまで早くもないスピードで走る自転車。長野の安房峠では路肩があまりにも危険だったので、車道の真ん中近くを走りました。

自分の身を守るためとはいえ、運転手さんからするとストレスになっていたことは間違いないでしょう。


自転車にやさしい町

で、今回は何を言いたいかというと、「自転車にやさしい町って少ないよね」ってことです。

自転車に乗ることは健康にも良いしエコにも繋がります。車に乗って買い物するよりも良いことなんですよ。だから、誰にも止める権利はありません。

だったら、自転車通行帯やサイクリングロードがあればいいじゃないか!

わたしもまだ日本全国には行けていませんが、自転車に優しいなと思った県が2つあります。

「滋賀県」と「北海道」です。

滋賀県は琵琶湖沿いにサイクリングロードがあり、もはや自転車乗りの聖地となっています。ロードバイクでかっとばす人が多いですが、中にはママチャリでゆっくりと楽しむ方もいらっしゃる。最高ですね。

さらに、滋賀県は自転車通行帯(青色のやつ)の設置率が高いなとも思いました。サイクリングロード以外の一般道でも、けっこう通行帯があるんですよ。

通行帯があるから100%安全ということはありませんが、あるのとないのとでは走る方も気持ちが全然違ってきます。道路もその分広いですし。

北海道は基本的に道自体が広いので、自転車も走りやすかったです。そして、サイクリングロードも多い!廃線を利用しているところが多く、景色も最高でした!!

他の県でも、県庁近くは確かに自転車に優しくはなっています。でも、露骨に少し都市部から離れただけで見放されたかのような狭い道路になるケースも多い気がします。

自転車は健康によくてエコだというのであれば、まずはそれが走れる環境を整えて欲しいなと。

それと個人的に雨の日の自転車は泣けてくるので、雨の日でも濡れない自転車を誰か開発して欲しいです(笑)


いつもありがとうございます。 また読みにきてくださいね(^^)