独学でデザインを学んできたぼくが、3社のUI・UXデザイナーインターンに行った話

今年の夏休みに、freee株式会社、株式会社Goodpatch、cookpad株式会社のデザイナーインターンに行ってきました。それぞれのインターンで学びがあり、またインターン全体を通して考えたこともあるので、ざっくりまとめようと思います。

目次
1、なぜ行ったか
2、何を学んだか
3、今後どうするか

1、なぜ行ったか

インターンに行こうと思った理由は、主に2つあります。

一つ目の理由ですが、デザインをするまでのプロセスを学ぶ事は、グラフィックでもUIでもWebでも、あらゆるデザインをする上で重要で、学ぶ価値があると思ったからです。
僕は、自分が作るものに関して、ユーザーやクライアントの意向に沿ったものを作りたいという気持ちを常に持っていました。そのため、UXデザインなるものがあると知った時は「これだ!!」と思いました。
このプロセスを学べば、漠然と「ユーザーのため」を考えながら作っていた自分のデザインを、さらに的確なものにできるのではないか?と考えました。

2つ目の理由は、僕にとって“UI/UX”というのが、得体の知れないものであったからです。
「将来的にお金を稼げるのは、ペラもののデザインよりデジタルかな〜じゃあUIデザインかな〜」と漠然と考えていたのですが、UIデザイナーになる方法も、どんな業務をしているのかも、就活の仕方も、全てが謎でした。
応募時点では、UIデザインのスキルが十分あったわけではなかったので、少し不安もありましたが「ま、行ってみよか」と思い、勢いで数社に応募しました。

2、何を学んだか

今回のインターンでは、cookpad社を除いて、デザイン実務はありませんでした。
3社とも、デザインに取り掛かる前段階、『体験価値を生み出すために、決めるべきこと』にフォーカスを当てたインターンであったように思います。なのでUIというより、いわゆるUX部分ですね。
そのため、デザイン・サービス開発・SNSでの発信・その他もろもろ… 何にでも応用できる考え方を得る事ができたと感じています。
この部分で大きな学びがあった2点を、具体的に説明していこうと思います。

●論理的な整合性の重要さ

今回一番痛感したことは「論理的思考」の重要性です。

単純に言うと、
「これ、いいアイデアじゃないかな!?」と思っても、どういう課題を持っている、誰に向けたアイデアなのかという、話の筋が通っていないと、そのアイデアが失敗する確率が上がるよ
という事です。

サービスの体験を、定めたターゲットに対して最も効率よく、意図した形で影響を及ぼすためには、
ひとつの事(ユーザーインタビューから引き出したユーザーの声など)を深く掘り下げて、根本的な課題を見つけ出す
→Why?の繰り返し
見つけ出した原因に対して、対象ユーザーとその欲求、解決策の3つの要素が、筋が通っているか
→論理的飛躍がないか
この2点がとても重要だという事を、どのインターンでも叩き込まれました。

例を挙げると、
今回のクックパッド社のインターンのテーマは『一人暮らしの料理が楽しくなるサービスを作る』というものでした。
そのため、僕達のチームは"一人暮らしの男子大学生"に絞ったユーザーインタビューを行い、それを基にして、ユーザーが抱えている欲求と課題、解決策の仮説を立てました。

しかし、解決策のアイデアもパッとせず、「本当にこれで"一人暮らしの男子大学生"の課題を解決できるのか?そもそも"一人暮らしの男子大学生"は、本当にこれを課題と感じているのか?」と思い始めました。そして案の定、中間発表ではメンターにボコボコにされました。

その後、メンターや同じチームのメンバーと上手くいかなかった原因を話し合った結果、
①ユーザーインタビューで得た意見から、本当の課題を発見できていない
②課題に対して、解決策が的を射ていない
この2点だと気づきました。

その後ユーザーインタビューの結果をさらに掘り下げ、アイデアも考えなおしました。(1から考え直しだったので、前日はチームメンバー全員で朝方まで作業しました、キツかった…)
結果的に最終発表では、メンターから「中間がボロボロだっただけに、よくここまで立て直したなと思う」「仮説もだいぶよくなっている」と評価をいただきました。

このように、仮説に論理的な整合性がないと、定めたユーザーに効率よくサービスを提供するための"話の筋"がブレてしまうと分かりました。
これに関しては、サービス開発のみならず、デザインやマーケティングなどなど、あらゆる事に言える事だと思います。
今回のインターンで、その点を徹底して考えたという経験は、この先かなり活きてくるな〜と、個人的に感じています。

●5分で考えたアイデアと、30分かけて考えたアイデア、どっちの方がより良いか?

これも、今回学んだ重要ポイントです。

今回のGoodpatch社のインターンで僕たちのグループは、ありがたいことに最優秀賞をいただきました。
最優秀賞を獲ることができた理由としては2つあると思っていて、1つ目は先ほど述べた「論理的な整合性」があったこと、そして2つ目は「課題を解決するための良いアイデアが出てきた」ということです。

このインターンは1dayでしたが、ユーザーインタビューからペーパーモックまで作って発表なので、理解するだけで精一杯なぐらいのスピード感で進んでいきました。
どのくらいかというと、「このアイデア出しは2分!4分!はい始め!はい終わり!」ぐらいです(笑)

これがかなり自分にとって新鮮だったので、ワークが終わったあとに、このスピード感の理由についてメンターに質問しました。すると、
「アイデア出しにかける時間は、3分でも30分でも、アイデアの質には差がないんだよね。実際そういう研究結果がある。
アイデア出しで質を高めるには、時間をかけることじゃなくて、もともとの知識量とその幅広さが重要だから、時間をかけてもあまり意味がないんだよね」
という答えが返ってきました。

そして、今回は4人グループでワークを行なったのですが、そのうちの一人からかなり良いアイデアが出てきて、チーム全員で「これめっちゃいいじゃん!!」とはしゃいでいました。このおかげで最優秀賞が獲れたと言っても過言ではありません。
もし自分一人や、2人組ペアだったら、こんなに良いアイデアは出てこなかったと思います。

そう考えると、先ほどの「もともとの知識量とその幅広さ」をカバーできるのは、アイデア出しをする人の層と、その人数もかなり影響してくるな〜と、個人的には思いました。

まとめると、アイデア出しは
かけた時間ではなく、
自分の知識量とその幅、そして
誰とアイデア出しをするか。
これにかかっているな〜と、今回学びました。

今回の3社のインターンで学んだことはこれっぽっちではなく、もっと色々あるんですが、全てを伝えることはできないので割愛します。

3、今後どうするか

今回のインターンでは、主にデザインの前段階、いわゆるUX部分ばかりをやっていたわけなんですが、これはつまり『ITベンチャーやなんかのデザイナーは、デザインだけを担当しているわけじゃない』ということなんだと思いました。
そしてまた、重要なのはおそらく「サービスのことをどれだけ理解して、考えられるか」ということで、またそういう人材を企業側も求めているんだな、と思いました。

そして、今回のインターンで、UI/UXデザイナーに求められるスキルや考え方などがざっくりと掴めたということもあり、来年春の就職活動までに身に付けようと考えていることをマインドマップにしてみました。

(今回の投稿内容と関係ない要素も含んでいますがご了承ください)

デザインのインプット・アウトプットはもちろんのこと、今回学んだ手法やスキルを宝の持ち腐れにしないためにも、実際に自分でサービスを考えて実践してみようと思っています。
また、デザイナーでエンジニアリングができると、業務の幅や、対応できる範囲も広がると考えているので、その点もチャレンジしていきたいな、とも思っています。

今回の投稿は、アウトプットの練習として書いたところもあり、拙い部分もあると思いますが、ご容赦願います。
また、タイトルにもある通り、独学でデザインを学んできた身なので、同じように独学でデザインを学んでいる人たちにも、参考にしていただければいいな、と思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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オッあなたですか!今度飲みにでも行きましょう!!
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Yudai

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