「分岐」による最も良い解決策の求め方

大きな、重い仕事が複数ある時、まず心が折れます。そうなると、タスクの難易度に関わらず、まず手が止まります。プロジェクトを進める時に最も危険なことは、進捗が1mmも進まなくなることです。

テンパって終わりでは、仕事にはなりません。学校ではそれでも大丈夫かもしれませんが、仕事ではかけた工数よりも結果(数字)で判断されるため、甘ったれたことはいえません。しかし、結果さえでればなんでもいいので、考え出したプロセスにロジックが通ってれば問題はありません。


タイトルにもあるように、大きいタスクがある時はタスクを細分化すると楽になります。仕事量が減るわけではありませんが、かなり手を動かせるようになることが多いです。タスクを細分化する方法はたくさんありますが、1つフレームワークとして身につけているだけでかなり変わってきます。


タスク細分化の方法

ここではタスクを細分化するための2つの方法を説明します。

①ロジックツリーで要素を分解する

②フローチャートを頭で浮かべてみる



①ロジックツリーで要素を分解する

1つ目はロジックツリーを使って要素を分解することです。ロジックツリーとは、以下のようなものです。下の図は思考法のフレームワークですが、例えばタスクだったら"そのタスクを終わらせるために必要な要素"を分岐させていきます。

イベントの企画ををしていて「人を呼ぶ」というタスクだったら、誰を呼ぶか、何人呼ぶか、どういった属性(起業家・学者・学生・ダンサー)の人を呼ぶか、いつ頃呼ぶのかといった要素にわけることができます。

「人を呼ぶ」というタスクは漠然としすぎていますが「何人呼ぶか」「どういった属性の人を呼ぶか」「いつ頃呼ぶか」などはすぐに決めることができます。細分化した要素は自分でひねり出す必要がありますが、手が動かなくなるよりいいです。


②フローチャートを頭で浮かべてみる

2つ目はフローチャートを使うことです。フローチャートとは、以下のような図です。

このようにタスクの流れをわかりやすく示すと、どこで行き詰まっているのかがわかります。パソコンのツールを使ってまで示す必要はありませんが、頭で思い浮かべたり、ペンで紙に書いてみたりしましょう。

行き詰まっている点をさらに細分化してみてもいいですし、自分ひとりで解決できない問題であれば上司に相談をしてみましょう。



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