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Do It Scare

キャビンアテンダントをしている従姉妹が台湾から数カ月ぶりに来た。 

彼女が来ると、 泊まっているホテルまで迎えに行って、 家まで連れてくる。 そして翌日、夜の出発に間に合うようにまたホテルに送り帰す。

ほんの少しだけだけど、一緒に過ごせる貴重な時間がある。

片道1時間弱の道のりを、 今日は私が一人で迎えに行った。


ロスに住んでいた20代の頃、ダウンタウンでも どこでも一人で行けたし、 GPSのなかった時代、 行ったことのない場所でも地図を片手に運転して行ける勇気があった。

どうって事なかった。

それが20年後の今、 片道たった一時間弱の道のりでも、緊張してしまう。
すっかり臆病者になってしまった自分。


それに気づいたのは、 4年前母が病気になり、 一人で帰省することになった時。一人で帰省することに対してすごくナーバスになっている自分がいて、 「あなた、 誰?」と自分でもびっくりした。

あの怖いものなしの自分はどこにいってしまったんだろう...

頼れる人がいるのは幸せなことだけど、それに甘えることに慣れちゃうと、 段々無能になっていっちゃう気がする。

自分に自信がなく、 一人で何かをすることが怖くなる。


あれ以来、勇気のある自分を取り戻したいと 努力している。

従姉妹の送り迎えも、夫が一緒に来られないのなら、 自分で運転して行けばいい。


本当の勇気は、 不安な気持ちがなくなることではなく、 不安な気持ちを持ちながらも行動すること。


このことを Ruth Soukupは、 DO IT SCARE と言っている。彼女のモットーである。

ビビる気持ちがなくなるのを待つのではなく、 ビビる気持ちと上手に付き合っていくことで、 苦手なものを克服でき、 また一歩前に進める勇気がでてくる。


不安で怖い気持ちを押しのけて、

今日も DO IT SCARE


・・・ そして、 自分をちょっと褒めてあげる。


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