見出し画像

言葉ではなく伝わるもの

コロナが終息しない世の中で
この仕事をしているかぎり
自分の施設でコロナ患者をうけいれていなくても
自分がコロナにかかるなんて
あってはならない出来事で行動自粛をせざるをえない。

ストレス発散で通っていた飽き性の私が唯一続いていた
ゴスペルも環境的に感染対策はしていても
集まる人数の多さやマスクはしていても大きな声をだす環境なので自粛をかさね先日退会してしまった。

もう一つのストレス発散が外食だが
これも仕事終わりに食べて帰るというルーティンが営業時間の短縮によりかなわなくなった。

いやそもそもなんで閉店前に店に入れない時間に
日勤が終わるんだよ!ってとこだが
そこは言い出したらきりがないのでおいておく。

そして休日はなぜか眠り続けている。
怠惰なこときわまりない。
時間がもったいないと思いつつ
やらなければいけないこともおいて寝続ける。
自分の面倒くさがりな性格のためか
それともこのすべてを制限される世の中と
仕事のいつも以上の業務の増加のためなのか。

そして今日も二度寝から目覚めテレビをつけると
「中村屋ファミリー2020」が流れていた。
歌舞伎などみたことない私がなぜか今日はつけたままだった。

答えは簡単だ。
我が家のテレビは壊れていて2チャンネルしか
うつらないからだ。
ということでなんとなく見ていたのだが
連獅子という演目を浅草寺をバックに
野外舞台で雨の中演じている姿をみて
なぜか泣けた。

歌舞伎のこともよく知らない私だが
雨という過酷な状態でオンラインを見ている人に
伝えようとする姿と連獅子に対する中村屋の思いなどなんかすべて詰まってて魂を感じたような気分になった。

その前は参加していたゴスペル教室の先生方のインスタライブがあった。
久しぶりに映像で先生たちが歌っている姿をみて
自分も歌ったことある曲や好きな曲などが流れ
なぜかこの時も泣けた。

病んでいる・・・

いやそうではない。
少なからず病んでいるとは思うが
疲れているのが正解かなと思う。

そして演芸や音楽の心を動かす力を改めて感じた。
こういう自粛やいつ終息するかわからないコロナの時代。

いまだからこそなおさらなのかもしれない。

そしてこういう風に心を動かせるものを
届けている方々の思いの強さや技術の高さに感動した。

心がつかれている今
こういう心の揺れる日を作るのも浄化された気分でいいような気がする。

自粛自粛の日々
心穏やかに過ごせるよう工夫していかないとですな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?