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"7人"の可能性


「Date with.......」で見た景色

2021.11.27に立川からはじまった
全国12都市全33公演の年跨ぎツアー。

2022.02.27にツアーファイナルを迎えたのは
7人にとっての夢の場所の1つ
≪国立代々木競技場 第一体育館≫


Twitterで「はじめましてでした!」と
書いてくださる方もたくさんいたように

・今回のツアーで初めて7人を見た人
・”7ORDERになってからの7人"を初めて見た人

がいたことを感じられた、よく晴れた2日間4公演



27日夜公演、会場全景が見える席(2階Aブロック)で
様々な色になり、様々な表情を見せる”客席”を見て

2016年5月に7人が集まってから紆余曲折
(という一言ではでは言い切れないけれど)を経て

約5年半で彼らが辿り着いた"代々木"という場所に、
彼らを応援する人、彼らを愛する人たちが
こんなに集まったんだな
、という気持ちが溢れた。


私はLove-tune結成前からの安井担
(Love-tune箱推ししてませんでした)

2018横アリ単独、舞台7ORDER初日
どちらも一人で観ていました。
Datewith.......入ったのは立川、浜松、横浜、代々木


Date with.......初日はいろいろ手探りだったところも
7人と、ファンが3ヶ月で築いた団結力がすごくて。

SUMMER様様で、みんなで練習したフリをしたり
ながつを見て、ペンライトぐるぐるしたり
アルプス一万尺の動きしたり(客席ホント順応性高い)
7色(+白)のペンライトが楽しそうに動いていた時間も

真っ暗な中でスポットライトを浴びる美勇人くんが
センターステージで舞う時間も

紫と青が増える時間も、真っ白になる星空の時間も


会場全体がひとつになって、
7OREDRのライブ
を作っていた。



俺たちと、みんなで、いや、


あなたと、このライブをつくりたい」


「あなたがライブを作るメンバーだ」

そう言葉にする7人がつくるライブは
本当にたくさん『参加』を求められる。

「踊ろう!」「手上げろ!」
「Crap your hands!」いろいろ求められるし

「ペンライト消して」「白にして」とお願いされる。
(↑どちらも前後の話の流れを割愛しています。
決して強制的な言い方ではありません。
上手く表現できなくてごめんなさい…)



事務所時代も、7人になってからの彼らは
同じようなことライブの中で求めていたけど

会場全体が景色として、そしてファンの気持ちが
一つになったことは多分無かった(私の勝手な主観)


もちろん、当時から
「彼らのやりたいことを、彼らが求めることを」と
バンド風の彼らの希望に順応していた人もいたし、
一つにしたいと思っていた人もいた。

でも”ジャニーズ”、”アイドル”の彼らを
好きでその場所に行くファンの中には

「うちわ無し?ペンラ消す?クラップ?」と
彼らの作りたい世界を受け入れられない人もいた。

ジャニーズ事務所にいて、
アイドルという肩書があった当時、

「彼らとファン」、「ファン同士」の中で
齟齬があったのは仕方がなかったと思う。


そこから、紆余曲折を経る中で、
「2018の間に離れてしまった人」も
「2019.5以降の彼ら、ジャニーズではない彼ら、
アイドルではない彼らに違和感を持ち
離れてしまった人」もきっといて。

そうして離れてしまった人もいるけれど
今回代々木という場所で感じたのは
「"今"の7人を愛する人が、一緒に楽しもうと
思っている人がこんなにたくさんいるんだな」
という"感動"という一言では表せない重たいもの。


・事務所時代から一途に彼らの"作りたいモノ"を
    応援してきた人

・事務所時代は分からなかったけど今なら分かる人
(Love-tuneは受け入れきれなかった人←私です)

・7ORDERになってからの7人に出逢った人

・誘われて、縁があって、タイミングがあって
    今回初めて来てみたけど参加してみるか!
    と思って協力してくださったはじめましての人


そうした人たちが集まって、
「彼らの作りたいライブを」「一緒に作る・楽しむ」
という愛の込もったこの景色が作られるんだな

と思ったら、一人グッとくるものがありました。





肩書きのない彼らとファン


2019秋のユリイカの「日本の男性アイドル特集」で
自分たちの肩書きについていろいろ話していたり

先日のBirdmanの安井さんへの取材記事の中でも
自分たちは何者なのか、という話が出ていたりhttps://m.birdman.tokyo/entertainment/ex/7order/


ライブひとつの中だけ見ても、7人で
歌も、バンドも、ダンスも、コントもやる

個人の活動を見れば
演技、作詞作曲、アート、洋服、などなど
(萩ちゃんは多岐に渡りすぎるので割愛)

かつての"アイドル"という肩書きや
大きく括った"ボーイズグループ"という肩書きですら
決して収まりがつかない7人。

Birdman取材記事において、
今の彼らが考えている"肩書き"について
触れられているのでその部分を簡易的に↓

「7ORDERは個性がありすぎて
グループのカラーが白になってしまう。
クライアントにアピールする時に難しい」

肩書きがはっきりしている方が
お仕事をしやすいのは分かっている。

Birdmanと出会う前にも、
色々な方とお話をして皆さんこうおっしゃる。
「何をやるグループなのか決めた方がいい」



でも、僕らに関わってくださるスタッフの皆さんと
話すなかで、最終的に「決めなくていっか!」と
なりました(笑)

詳細はぜひ記事を読んでください。
7ORDERが、7人それぞれがやりたいことが
たくさん書かれています。(記事再掲)

【引用/抜粋元記事】https://m.birdman.tokyo/entertainment/ex/7order/



2019.5に集まって、何年経って、何度考えても
やっぱり彼らは自分たちに"肩書き"、"枠組み"は
いらない、と。「これで売る!」ではなく
「やりたいことを自由にやる!」
「それにみんなを巻き込んでやる!」の精神が
結成当時(舞台7ORDER登場)から不変なんだな、と




「エンターテインメント」の力を信じて
肩書き無しの世界で生きることを決めて集まった
前例のない人生を歩む彼らが、


「何をやるグループ」と決めず
自分たちがやりたいと思うことをやる


そんな彼らの挑戦から元気を、勇気をもらって
またちょっと頑張ってみようと思うファンがいて

そんなファンがライブで彼らに見せる景色で
「これが僕たちの勇気に、自信になります」
「皆さんが僕たちの誇りです」と言ってくれて

「7人が決断したから"今"がある」ことが
刻みついて、想いを馳せるファンがいて、

ファンがいるから、あの時の声があったから
"この場所に立てる"と言ってくれる彼らがいて

お互いがお互いに「ありがとう」と想い合える
7ORDERとファンの関係ってすごいな、と改めて。



そして、事務所にいた頃の7人を知る人が
縁あって今回のツアーに入って、
「ライブが楽しかった」「7人が楽しそうだった」
と呟いてくださっているのが嬉しいな、と。





そうなんです。7ORDER、楽しいんです。

彼らがこれから見せてくれる
まだ見たことの無い新しい景色が楽しみなんです。


何が入り口でもいい。誰がきっかけでもいい。

7ORDERというHappyな集団に
ひとりでも多くの方が出逢えますように

また次のライブで、次の会場で
7人を愛する人たちで素敵な景色を作れますように