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WALKMAN愛を語る

 タイトルでわかるかと思いますが、自分の音楽ライフはWALKMANと一蓮托生。寄り道も浮気もせずにWALKMAN一筋です。

 そんな、私のWALKMAN歴をどうぞ。

初代:CDウォークマン『D-FJ787 SM

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 使っていたのは小6の頃。約15年前。なので、全くどのモデルか覚えていません。リンクの物も参考です。
 ORANGE RANGEの『musiQとか、トラジハイジの『ファンタスティポが好きでした。


2代目:MDウォークマン『MZ-E630

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 使っていたのは多分中1〜2の頃。これも、どのモデルかは覚えていませんが、色はシルバー。
 ローカルのラジオ番組ですが、FM ヒットパレードが流行っていて、MDに録音するのが毎週の楽しみでした。100均でMDケースを買って、一緒に持ち運んでいたのが懐かしい。CDプレーヤー同様、中身を入れ替える必要がでてくるんですが、それが楽しかったりもするんですよね。今で言うプレイリストを作るのが結構簡単で、『夏song』とか『My Best』とか作ってました。
 そうそう。アルバムによっては、MD1枚に一作品が収まらないこともあって、苦しんだことも懐かしい。


3代目:WALKMAN 『NW-A600シリーズ

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 使っていたのは中3〜高1あたり。先に言いますが、歴代でこれが一番好き。最強。最高!
 香水のボトルのようなデザイン。ガラス素材が外側にあって、その内部にディスプレイがあるのですが、まるで水中に浮かぶ文字のよう。
 そして、曲送りや曲選択の操作感。上部のツマミを右に左に回すのですが、これが何とも気持ちがいい。ツマミ自体もメタリックで金属感があって、全体の高級感を損なわない。本当に完璧。
 使いすぎたのか、内部ディスプレイが傾いていって、文字が見切れていったんですよね…
 それでも、やっぱりこのデザインは秀逸だと思います。
 デザインやディスプレイの仕様はそのままに、容量を現代版にアップデートして、販売して欲しい。


4代目:WALKMAN 『NW-S615F

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 使っていたのは高1後半から。とにかく最高だった3代目でしたが、いかんせん容量が少ない。これも時代ですね。あの頃は、MB(メガバイト)時代でしたから。こうして乗り換えたわけですが、時代の変化ですよ。ディスプレイがカラー。ジャケットも映る。容量もGB(ギガバイト)。
 しかしながら、デザイン的には好きじゃなかった。というのも、この時はiPodが怒涛の人気。クルクル回して操作できるのに対して、WALKMANは押し心地の悪い物理ボタン(ボタン造形は無い)を押すというね。そして、外枠は金属感があるのに対して内側のプラスチック感…
 ただ、音楽体験としては最高の時代で、あの頃は1人につき推しのバンドが1つくらいあって、とにかく楽しかった。アジカン、YUKI、フジ、チャット、サカナ、藍坊主、シャンペ、セカオワ、people、かまってちゃん…挙げるとキリがないくらいでした。
 そして、4代目は洗濯によりご臨終…


5代目:WALKMAN 『NW-S755

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 使っていたのは、多分大学1年から。世間は、iPod touch大人気の中、こちらを購入したのですが、これがまたいいんですよね。4代目より、デザインははるかに気に入っている。素材も統一感があって、ボタンも押しやすい。そして薄い。大学時代は、たくさんライブを観にいって、たくさんCDを買ったり借りたりして、こいつにはすごくお世話になりました。特に不具合もなく、今でも動くのですが、大学時代に膨大に膨れ上がった音楽データに16GBの容量が耐えきれずに、世代交代へ。


6台目:WALKMAN 『NW-A20

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 これが約5年前。実機を見た時に、このシナパーレッドという色が、あまりにも綺麗で、これに決めました。素材の統一感がずば抜けて良くなっていて、削り出しの金属のようなボディが最高に好きでした。あとは、SONY独自のシステムとかで、音が格段に良くなったというのはありました。
 ですが、一番の決め手は、microSDで容量を追加出来ること。今となっては、特筆すべきでもないスペックですが、当時の自分にとっては衝撃的でした。16GBモデルを買って、嬉々として128GBのmicro SDを差し込んでましたね。あとはNFC機能がついてて、当時使ってたヘッドフォンやスピーカーとの連携が抜群だったのもよかった。
 さあ、ここで一つ問題が発生します。そう、曲を入れすぎて、ボタンをカチカチ押すのが面倒くさいのです。そして、7代目へ…


7代目:WALKMAN Aシリーズ『KINGDOM HEARTS III』Edition

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 とうとう手を出してしまったわけですね。タッチパネル式のWALKMANに。これはもう完全にタイミングでした。KINGDOM  HEARTSというシリーズのゲームがありまして、中学生の頃からどハマりしていたんですね。その新作に合わせて発表された本製品。しかもタッチパネル式で、microSDで容量追加可能と。予約までして買ってしまいました。
 最近はストリーミングで聴くことも多くなってしまいました。ですが、こいつの良いところは、アンプ的な役割で使えることなんです。

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 こんな感じで。ストリーミングも便利で良いとは思うんですが、CDを購入したり、レンタルしたり、CDに触れることも大切にしたいと思う自分にとっては、非常に便利な機能です。


最後に

 正直言うと、ストリーミングサービスの台頭で、大学や高校時代に比べて、WALKMANで音楽を聴く時間が圧倒的に減っています。わざわざWALKMANを使って音楽を聴くということに、果たしてどれだけの意味があるのか。ただの、拘りで、拗らせのように考えてしまうこともあります。
 ストリーミングサービスによって、音楽がかなり身近になりました。レンタルにも、買いに行く必要もない。ダウンロードも必ずしも必要というわけではない。CDやMDを持ち歩かなくて良い。スマホ一台あれば良い。音楽を手元に置かなくても済む時代です。でもそれって、身近であるけれど、自分の中にどれだけ残るのかな、と考えるわけです。体の周りに漂っているだけで、体の中まで浸透してこない。ストリーミングなので、時と共に流れて、消費されていくわけですよね。
 自分はそういうのが嫌で、音楽を手元に置いておきたい、自分の中に浸透させたい、と思うのです。アーティストが身を削って創り出した作品たちを、消費するというのは、失礼なのかなあ、と。咀嚼して、消化して、保管しておきたいと思ってしまうんですよね。
 つまりは、WALKMAN最高!

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