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世界のどこかで散髪する旅  ケニア・マサイマラ編

アフリカ・ケニアでのアクティビティとくればまず思い浮かぶのはサファリツアーだろう。ジープに乗って荒々しく草原を走りまわり動物たちを追いかける。そんなイメージを持つ人も多いのではないか。
しかし現実は日本製のワンボックスワゴンに乗り、大きく開いた屋根から身を乗り出し写真を撮りまくる。それが普通のサファリツアーだ。
でも、それでもサファリツアーはとても楽しい。

ツアーとはいえ今回はクルマとドライバーをチャーターしたので、行きたいところへ行き見たいところでゆっくりできるのだ。しかし乗っているのは日本人のおっさん2人とドライバーのマイケルの3人だけ。むさ苦しいな。

もともとは狩猟を意味していたサファリ(ゲームドライブ)だが、その頃狩猟の対象として人気だった大物動物をビック5と呼んでいたそうだ。その名残か、今でもサファリツアーでは「ビッグ5」と言われるライオン、ゾウ、サイ、ヒョウ、バッファローを目指して走り回るのだ。

マサイマラで立ち寄った村にはマサイ族も沢山いた。意外だったのは多くの人がスマホを持ち、SNSのアカウントもしっかり持っているということ。

村人の何人かに聞き込んでようやく見つけた床屋さん。最初はそんな髪の毛触ったことないからヤダと言われたが、何とか粘って散髪スタート。

床屋が少ないのか此処が人気なのか、待っている客が5人ほどいた。でもオレが入っていくと物珍しさからか先にやれと全員で勧めてくれるので、お言葉に甘えて着座。

嫌がっていた割にはやたら楽しそう。順番を譲ってくれた客も嬉しそうにまわりを囲む。

器用に電動バリカンで慣れない直毛を刈っていく。揉み上げをどうするか悩んでいたがまぁ良いかって感じでバリバリと刈っていった。

携帯持ってるマサイ族の戦士たちは、良いネタ見つけたとばかり写真を撮りまくる。

マサイの村での散髪は楽しいひと時だった。お金はいらないと言われたけどお礼の意味もあるからお志だけ置いて来た。
#マサイ族 #ケニア #アフリカ #一人旅 #マサイマラ #世界の床屋から

マサイ族とジャンプ!手に持つのはマサイハンマー!

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