【足あと】前の職場の人の話を聞いて・・・
ども!遊スケ(@ysuke10)です。
先日、前職でお世話になった方とお話させていただく機会がありました。
「今、遊スケくんが積み上げてきた足跡がいろいろと残ってるよ。」
あの時、苦労してきた風景。認めてもらえなかったことへの絶望感。
「仕事ができない。」と罵倒され続けてきたへの拒絶感
そして、自分への失望。
いろいろな感情が走馬灯のように駆け巡ってきました。
一方で、良い意味で「どうでもいい。」と思う自分がいたことに驚きました。
だって辞める前は、「ぼくが辞めて、苦労してる?ははっ。ザマァ!」って
思おうと思っていただけに、「どうでもいい」という感情は意外でした。
ぼくにとって過去になったんだ。
そう思いました。
「今、認められる。」って芸術家みたいで笑えるな。
いろいろなアイデアがけなされ、罵倒され、書き換えられ、盗られ・・・
企画する人間にとって「恥辱的」でした。
チャットで流れくる誹謗中傷を見ながら、
誰もいない職場で泣いたこともあるし、
「なんでだ!」って怒鳴り散らし机を叩いて叫んでいたこともあります。
まったく進んでいかないプロジェクトを目の前に、現実逃避に職場のTVをつけて、ぼーっと眺めていたこともあります。
まるでジョーのように・・・
そんな企画やプロジェクトが、いろいろと認めていただけてるようで。
あの時、ぼくのことを、
「遊スケくんは、一般社会人とはかけ離れた人間です。」
「何を言っても、君は理解できないんですね。飛ぶ鳥は後を濁さず、早く辞めてください。」
といわれ、終いには「当組織に君がいると、この組織は崩壊する」とまで言われた人間が作ってきたものが、
今や大きなイベントの中心に添えられていたり、現在の企画の基盤になっているようで。
「昔の音楽家とか芸術家みたいだな(笑)」
と亡くなってから、その価値に見出された人たちを思い出しました。
「おれの企画すげぇ~だろ?」じゃなくて、
「なんか芸術家みたいだな。」って・・・
えらく冷静じゃねぇ~か。ばーろー。
きっと「まだ辞めないの?」って思われてるよ。
そして、僕よりも早く辞めると言っていた人が今まだ残っていると聞いて、
「えっ?!まだ辞めてないんですか?」
って思ってしまった。
一緒に仕事してる時も、責任感の強い人だなとは思っていた。
けれど、まだ辞めてないという事実は、「責任感じゃなくて保身になってないの?」と思ってしまった。
あの時、ぼくは辞めて正解だったと思っています。それは自分にとってもそうだし、周りにとってもです。
「辞めたい。」と思っている人間が残っているのは、周りの人からすれば迷惑です。
「あの人みたいな冷静な人が、周りや自分が見えなくなってしまう」って、仕事に入り込むもしくは思い込むというのは怖いものだなと思いました。
何かにしがみついている感じは、カッコ悪いですよ。
先輩にこんなこというのは、気が引けますけど、
それはきっと、「居心地が良いところ」なだけですよ。
自分のライフスタイルとあわなくなった時点で、考えなおす必要がありますよ。
辞めた後輩はそう思います。
一度やめても、戻りたくなったら、頭下げて戻ればいいんですって。
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