同期の休日のバーに男1人で行った話

我が最推し、長峯くん。次点で僕が好きなビジュ、ゆらくん。そんな2人が、歌舞伎町のバーでバイトをするらしい。

元々東京に住んでいたのだが、配偶者とともに埼玉へ引っ越した僕は、新宿ましてや歌舞伎町からは遠のいた生活を送っていた。偶然、東京で済ます用事が重なって土日連続であったことから東京で泊まった方が良いと考え、ではついでに普通なら行けないバーにも行ってみよう、ということになったのである。

おそらく開店当初は人が多いと予想したのと、ギリギリまでホテルで仕事をしたかったので、0時頃を狙って来店。店が入り組んだ路地にあってめでたく迷子になった。

前回のイベント後に同期の休日用のTwitterのアカウントを作成したのだが、公式(=本人)に認知されており、挙げ句の果てには僕は何にも送ってないのに0時過ぎに公式からDMが来た。歌舞伎町の目印の建物からバーまでの道案内動画とメッセージ。

そんなことある?優しすぎない?サービス精神のキャパおかしくない?

無事に辿り着いて恐る恐る扉を開くと、長峯くんがいた。

「お、ゆうとくん!?」

顔覚えられてた。わかりやすいように同じマスクとパーカーで行ったけど、だとしても嬉しい。店内にはフォロワーさんもいて、コミュ障ながらに色んなお話をさせていただいて恐縮でした。

1時間経つごとに課金されるのと、ドリンク代がかかるのだが、僕は0時半前〜3時過ぎくらいまでいて、カルピス2杯で4200円でした。ご参考までに。滞在時間と満足度のコスパで考えるなら高くはないと思われる。諸事情で酒が飲めないのだが、推しの前では素面でいた方がよいかもしれない派。

長峯くんとゆらくんが交互に来てくれたのでどちらともお話ができた。

ゆらくんは写真よりも圧倒的に実物の方がクオリティが高い。顔がシュッとしてるのもあるけど、雰囲気も込みで良で好。俺のことを「ロボット作れる人」で周りの人に紹介してて笑った。お酒も忘れ物も気になった物はすぐに匂い嗅いでたので犬みたいだった。可愛いっす。

長峯くんは、当然の如く今回もビジュが大優勝100恒河沙満点です。
髪型ばっちり決まってる。優しい。タバコの吸い方が意味分からんくらいかっこいい。手が綺麗、指が細い。グラスが空いたら「次何飲む?」とスマートにメニューを渡してくる。営業上手っす。

気になっていたこととして、長峯くんにはタバコの銘柄を、ゆらくんにはイヤホンのメーカーを聞いた。

長峯くんはブラックメンソールで圧倒的に勝利だった。1人で仕事や勉強で行き詰まったり思考を走らせたい時に吸う程度だが、僕もメンソールが好きだ。持っていたiQOSのパチモンが壊れかけていたこともあり、さっき原宿でiQOSの店を見かけたので買った。

決してお揃いにしたかったわけではない。

ゆらくんのイヤホンはメーカーが分かっていなかったようだが、特徴からAmazonで特定。僕の知ってる好みのメーカーではなかったのだけど、ネック型でBluetooth接続でマグネット対応って便利よね、と購入を一考している。AirPodsPro信者ではあるが、ネック型は強い。多分、似たような感じで良いメーカーのイヤホンがあったら買う。

金に物を言わせている感じがある。

帰る時に長峯くんのタバコが撮りたくて写真撮らせてもらった後の一コマ。

「一緒に写真撮ろ!」

長峯くんが僕のスマホを持って、僕を真ん中にしてゆらくんと長峯くんの3ショットで写真を撮った。パニックになってた。ここ最近で一番状況が飲み込めなかった。マクローリン展開している時の方がよっぽど納得してたと思う。よくよく考えて同い年くらいの同性にこんなこと言っているの、正直僕もちょっと受け入れられていないが、何というか、面白いこと言うビジュが良い人間がいたらそれはもう、推すしかなくない?

あと長峯くん、shiroのサボンを使っているらしいけど、僕が鈍感で全然分からない。仮にそんな良い匂いが本人からしたら、俺多分卒倒する。

最後まで見送ってくれて、僕は可愛い女の子でもないし何なら既婚者のしがないおっさんなのに、ここまでファンサしてもらって申し訳なさすぎる、と思って震えながら帰宅した。

深夜4時、僕は発狂しながらホテルでシャワーを浴びたのだった。

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