1日1枚 Vol.317 10月18日分 得手不得手

スクリーンショット 2021-10-16 16.13.36

XF35mmF1.4RとX-T4。
今回はXF33mmじゃないです。至近距離&絞り開放だとほわほわになるレンズではあるけれど、至近端じゃなければそこまでホワホワはしないし、保険として気持ち絞っとけばご覧の通りにワリとシャープに写るので、このレンズを企画した人曰く「シャープな味付け」というのも納得、というか使い方も出来るレンズだなと。光が強いと滲むけど日陰なら結構パリッと写ります。例えば、この写真も日陰じゃなくて日向だともっとホワホワしているハズというか、経験上ホワホワします。
これがXF33mmだと条件問わずシャープ。内面反射とかコーティングとかそういうヤツが上手く働いているんだろうね。絞りや撮影距離以外にも写りに効く要素があるぞ、ってのを何となく知っておくと、そのレンズの別の顔を見ることが出来るかも知れません。

そういうことがあるから、他人のレビューってあくまでも参考程度に留めておくのが重要だと思います。というのも使い方で印象が変わっちゃうから。日向でしか撮らない人と日陰を好む人だと全然印象が変わるレンズがあるし、動体でも色によってAFが来る来ないがハッキリ分かれるカメラもあるからね。
例えば得意な距離があるレンズだと、いわゆるテスト的な撮り方をするレンズで上手く得意な距離を見つけられないとクソミソ評価になるからね。
仮に最低評価でも自分の使い方にピッタリかも知れないし、PCのように明確なスコアが出るものでもないので結局は自分でお勉強というか体験してみないことにはよく分からないです。センサースコアは評価の仕方が的外れだし正直意味ないかな。画像設計の方針で変わるし、今更だけどRawっつっても完全に生じゃなくて画処理入ってるからね。ダイナミックレンジが広ければ良いってワケでもないからね。レンジの狭いリバーサルフィルムもキレイだったじゃない??

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