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AGM M5で日本語入力が出来た話

どうも、最近ふとエアコンの中を除いてみたら割と汚れていてどうやって掃除しようか悩んでいるビデカメです。
とりあえずどういう道具揃えれば良いのか教えてください有識者...

さて、以前の記事でAGM M5を紹介しましたが、AGM M5は言うまでもなく海外製の携帯、しかもGMS無しの所謂ガラホで、更に追い打ちをかけるように日本語入力にデフォルトで非対応と、国内で使うにはちょっと癖が強い携帯でした。
とはいえ、ガラホながらタッチパネル搭載(デフォルトでGMSとかストアが無いので多分スマケーとかガラスマとかではない)当初、日本語入力はタッチパネルでやるしか無いと思っていたのですが、なんと本体の数字キーでも日本語入力できることが確認できたので、その方法をご紹介したいと思います。

1.サードパーティ製アプリの導入許可設定

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(危うくスクショに実名写り込んだままアップロードするところだった...)
AGM公式Facebook
でWhatsAppの更新方法という名目の元、apkの導入制限解除方法がさらっと紹介されてました。(上記画像)
電話アプリ(というかロック解除してすぐの画面)で、
*#731123#
と入力すると

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こんな感じでアプリインストールが有効化された趣旨のメッセージが出ていきます。
(ちなみに、無効化は*#731124#で出来ます)
一応、ここまでできれば後は他のAndroid端末同様、adbなり直接インストールなりサードパーティストアなりでアプリのインストールができるようになります。
(ただしGMS系は正常にインストールできず)

2.nicoWnnGのSHF用ビルドのインストール

続けて、nicoWnnGのSHF用ビルドのapkが公開されているので、それをインストールします。
インストール方法は色々ありますが、本体のみで(ブラウザ経由で)インストールする場合は、ブラウザアプリにアプリのインストールを許可する必要があります。

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インストールしようとするとアプリインストール許可設定の画面へ移されるはずなので、"この提供元のアプリを許可"のスイッチを有効化しましょう。
尚、このnicoWnnG、Google Play Storeには残っているものの、公式サイトは消滅、更にSHF版の方が最終更新が新しい(とはいっても2017年)なので、おそらく今後更新はされないと思います。

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インストールに成功するとランチャーにクソ小さいアイコンが増えているはずです。

3.IMEの設定

これだとまだIMEの有効化をしていないので、先に設定からIMEを有効化します

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さて、ここまででようやくIMEを有効化出来ましたが、ここからAGM M5のクソ小さい画面でもある程度快適に動作するように設定を変えていきます。
まず、先程追加されたアプリを起動します。

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詳細設定タブから詳細設定を開きます。

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既に色々ありますが構わず詳細なキーボード設定を開きます。

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12キー配列の設定を開き、12キー入力方式からお好きな入力方法を選びます。
所謂ガラケーの入力方法は"トグル入力"です。
それ以外はすべてポケベル打ちで、それぞれ組み合わせが違うらしいです。

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"ハードキー用ミニモ..."にチェックを入れます
これ実際はなんて書いてあるんですかね?ミニモード?

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続けて詳細なキーボード設定画面に戻り、"キー表示"の"キーの高さ"を"最小"にします。

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更に、"候補表示"の"候補表示の高さ"と"候補表示のフォントサイズ"も同じく最小にします。
これで設定は完了のはずです。(抜けてたりする箇所あったら教えてください)

4.動作確認

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はい、こんな感じです。
無事、AGM M5でガラケースタイルの日本語入力ができるようになりました。
日本のガラケー(ガラホ)にあってAGM M5にない日/英/数切り替えボタンや記号切り替えボタンなどは画面上に表示されるため、キー数が足りない問題はタッチパネルのおかげで特に問題はありませんでした。
尚、IMEが古いので、"令和"などの比較的新し目の言葉は入っておらず、適宜辞書登録する必要がありそうです。

まとめ

ひとまず、AGM M5の最大の難点だった日本語入力出来ない問題をこれでひとまず解決できました。
ただし、当然ながら本体のキーに日本語の文字は書いていないので、ガラケーのひらがな配列を覚えていないとやや打ちにくいかもしれません。
一応、AGM M5はタッチパネル内蔵ということもあって、足りないキーは画面上に表示させるという荒業を使うことが出来ましたが、タッチパネル非搭載の海外ガラホについてはどう動くかわかりません。
(IMEがそもそもSHF用なので、日本のガラホは多分ボタン数的になんとかなると思います)
ということで以上AGM M5の日本語入力対応方法でした。


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