アルトデウスBC 先行体験版レビュー
どうも、最近ついに5Gスマホを買っちゃったビデカメです。
今回はタイトルの通り、新作VRゲームであり、Oculus Quest 2ローンチタイトルの1つでもある、アルトデウスBC(Altdeus :Beyond Chronos)の支援者限定体験版の感想を書いていきたいと思います。
まあとりあえず先に結論だけ申し上げとくと
おそらくこいつはHalf-Life AlyxやBeat Saberに並んでVR必修タイトルになると本気で思いました。
体験版のボリューム(多分冒頭ほんの少し)だけでそう思えるぐらいやばいです。
そもそもアルトデウスって何よ
何なんでしょうね。
もしかすると本編内で明らかになるかもですが、多分何かの造語かな?
アルトデウスBCについて
(このときは誰も、あんなことが起こるなんて知る余地もなかった...)
アルトデウスBCは、MyDearest株式会社の新作VRインタラクティブストーリーアクションゲーム、同社のVR ADVであり、Oculus Essentialsにも選ばれた東京クロノスと同世界軸の物語らしく、ゲームはOculus Quest 2の発表時にも、ローンチタイトルの一つとして紹介されました。
リリースプラットフォームはOculus(Quest,Quest 2,Rift)とSteam、それにPS VRで、Oculus版が先行して12/4に発売されます。
前作の東京クロノスはOculus Goにも対応していましたが、アルトデウスBCは非対応となっています。
さて、そんなアルトデウスBCですが、先日、CF支援者(でQuestシリーズ所有者)限定の体験版が配布されました。
私が買った製品版はSteam VR版ですが、偶然(?)手元にOculus Questもあったので、早速体験版をDLしてプレイしてみました。
注意
このレビューはあくまでも私の主観に基づくレビューになります。
特にVRゲームは体験者によって感じ方が変化しやすいジャンルでもあるので、あくまでも一個人の感想として御覧ください。
また、レビュー内でちょくちょく前作「東京クロノス」を比較対象として出しているので、東京クロノス未プレイの方には分かりづらいレビューになっているかもしれません。
というわけで早速起動
タイトル画面、体験版のものなので製品版は違う感じになってるかもしれませんが、モノクロの世界にタイトルロゴという、東京クロノスのタイトル画面と似たような感じです。
東京クロノスが渋谷のスクランブル交差点だったのに対し、こちらは何でしょう、爬虫類の卵の殻?みたいなのが背景にあります
タイトルの演出は東京クロノスと比べて若干リッチになってました。
対応言語
対応言語は、字幕が日本語、英語、中国語(簡体字)、ドイツ語、フランス語、音声が日本語と英語でした。
これも製品版では増えてるかもしれません。
プレイ開始
ということで、NEW GAMEを選択してゲームを開始します。
体験版なので、当たり前ですがセーブ機能はありませんでした。
探索パート(12/1追記)
先程確認したら、なんとアプデが入っており、探索パートが新たに追加されてました。
内容は、実際に調べながら部屋を探索していく感じで、体験版の内容では特にストーリー分岐はありませんでした。
ある程度勧めていくと、突如としてコーコが出現。
したかとおもったらまたたく間に消えていきます。
と、部屋が変わりました。
どうやら夢だった模様。
アオバに電話で呼び出されます。
呼び出されたので早速移動、ここで渋谷のスクランブル交差点が出現します。
ここがA.T (Augmented Tokyo、オートマチックトランスミッションではない)、どうやら実際の渋谷ではなく、渋谷を模して作られた地下都市だそう。
作画?って言うんでしょうか、モデルの全体的なイメージは東京クロノスの渋谷に色々付け足されたっぽい感じ。
さて、ここでふと気になったのがバーチャルマーケットやらCRIWAREやら、見覚えのあるロゴがちらほらあった点。
クラウドファンディングの法人向けプランのリターンですね。
最近のゲームだとスポンサー企業の看板とかが作中にあったりするっていうのがたまにあるので、それ自体は特段珍しくはないものの、VR専用ゲーではもしかすると初なんじゃないでしょうかね?
場所は変わってエレベーターの中、ARの何かで会話中の模様。
ところでジュリィって名前、どっかで聞いたことあるような...
さて、場所は変わって作戦概要の説明中。
どうやら今作の敵「メテオラ」の討伐について話し合っている模様。
字幕の表示形式は東京クロノスと同じ感じですね。
前作もそうですが、正直ストーリー重視ということもあってか、字幕は他のVRゲームの追従を許さないぐらい見やすいです。
もちろんボイスもありますが、普通に聞き逃すことも度々あるので字幕はありがたい。
マシンアクションパート
一通り最初の話が終わると、今作のゲームシステムの1つである、マシンアクションパートが始まります。
体験版ではアドベンチャーパートとライブパートは残念ながら収録されていませんでした。
さて、この画像でわかるかちょっと微妙ですが、画像手前のボタン、これを実際にタップすることによって物語が進行します。
前作だと、Oculus Goのコントローラー(と本体)が3DoFだった関係もあってか、こういった表現はなかったんですが、今作(少なくとも体験版の範囲)ではこういう、実際に体を動かすような動作がかなり多いです。
あとこれもそうですね。
Oculus Goはコントローラー1つだったので、両手を使うような動作もできませんでしたが、アルトデウスはOculus Goを切った分、相当こういった動作が盛り込まれてます。
コントローラーもちゃんと振動するので、没入感はかなり高くなってます。
さて、何やらさっき出てきたパネルを操作していくと、何かが起動しました。
どうやらここ、人形巨大兵器「マキア」のコックピットだそう。
ここからマキアを操縦するわけです。
さて、何やら奥に石でできたでかいウニみたいなのが見えますが、あれが今作の敵「メテオラ」
主人公一行はマキアを使ってこのメテオラを倒すわけです。
とはいってもマキアを操縦する場面は割と少なく、どちらかというとやはりストーリー進行に重点が置かれてる感じがしました
私的にはもう少し複雑な操作があっても面白い気ような気もしましたが、このゲームの本質はロボ操縦じゃないのでバランスとしては丁度良い感じ
で、迎撃ミサイル的なやつを打ち込みます。
これまたコントローラーの両手対応と6DoF化の恩恵がすごい
くっつけて
溜めて
撃つ!
と、流れ的にはこんな感じ。
体験版ではここまでででした。
感想
さて、体験版を一通り遊んでみた感想ですが、東京クロノスではハードの都合で実装できなかったであろう要素がこれでもかというぐらい盛り込まれていて、それによって没入感もめちゃくちゃ向上してました。
今回、私は初代Oculus Questでプレイしましたが、(色はともかく)画質も性能も向上しているOculus Quest 2や、ハイエンドPC VRであれば、より高い没入感を得られるんじゃないでしょうか。
アルトデウスBCの最大の目標は「日本中でVRムーブメントを起こす」だそうですが、これは日本中でVRムーブメント起きるでしょう。
(懸念事項としては、Quest 2の雲行きが相変わらず怪しいので、それが足引っ張らなければ良いんですが...)
しかしこの体験版、CF支援者限定で一般公開する予定はないというのが一番残念ポイント、Questであればそこら辺に持ち運んで行く先々で誰かに被せることができるので、そういった場面では体験版程度のボリュームはかなり最適なんですけどね。
(MyDearestさん、色々事情はあるとは思いますが、体験版の一般公開検討してください)
まとめ
アルトデウスBC、私が今回やったのは体験版なので、製品版のほんの一部でしかないとは思いますが、そんなほんの一部でもとてつもないと思えました。
2020年現在、VR必修ゲーと言ったらBeatSaberとかHalf-Life Alyxとか、あとはこのアルトデウスBCの前作である東京クロノスなんかですが、アルトデウスBCは間違いなくこのVR必修ゲーの仲間入りするでしょう。
さて、体験版をプレイしていてもしかしてとなったところもあった(詳しくは触れない)んですが、どうやらこのアルトデウスBC、前作である東京クロノスからおよそ200年後の世界ということで、ストーリー的にも何らかのつながりがあるらしい(?)ので、もしアルトデウスBCが気になったら、東京クロノスやその外伝小説である渋谷隔絶 東京クロノスも一緒に購入してみると、物語について色々わかるかもしれません。
少なくとも体験版(と前作)をプレイした限りでは、「VRとかよくわからん」とか「AV鑑賞ぐらいにしか使ってない」とか、「気になってるけどPS5の方が...」って人にもおすすめできるので、VR気になってる人はぜひともこの機会に購入を検討してはいかがでしょうか。(PS5もPS VRに対応してるよ!)
ほら、日本中でVRムーブメント起こそうぜ
アルトデウスBC製品版は12/4日にOculus版が発売。
あいにく私はSteam版を買ったので実際に遊べるのはもう少し先になりそうですが、本気で本編が楽しみなゲームの一つです。
それでは、アルトデウスBC体験版レビューでした!
公式PV
一応、公式のPV動画のリンクを貼っときます。
第一弾
第二弾
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