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お仕事の話

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セラピストであり続けるための添え木ー効果的なセラピーとそのトレーニング法ー紹介note

セラピストであり続けるための添え木ー効果的なセラピーとそのトレーニング法ー紹介note

上記はカウンセラーデビュー時代の私の特徴の一端です。
思い返すたび胃がキュッと絞まる感じがします。クライエントさんの心象を想像するとなおのこと…
皆さんの胃もキュッとさせてしまっていたらすみません。
(リラクゼーション法をしつつ書き進めることにします

なぜ昔話から入ったかというと、効果的なセラピーとは何かについて書きたかったからなんです。

私たち対人支援職は、何かしら良くない状況/状態にあるク

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ソリューションフォーカストアプローチ研修会紹介note

ソリューションフォーカストアプローチ研修会紹介note

対人支援職向け研修会を主催する、臨床心理士の徳田と申します。
いつも研修会企画にご興味をいただき、本当にありがとうございます!

今回は、うちでソリューションフォーカストアプローチ(SFA)の研修会をすることになりました。
ポピュラーなのでご存じの方も多いかもしれませんが、対人支援職に広く拡散されてほしい、とてもいい技法です。

開発はおよそ30年前のアメリカ。
今回の講師白木孝二先生により日本に

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"社会的養護の模擬事例検討会"の事例提供のお願いについて

"社会的養護の模擬事例検討会"の事例提供のお願いについて

こんにちは、対人支援職向けに研修会を企画している、臨床心理士の徳田です。
いつも研修会にご参加いただいたり、活動に興味を持っていただき、本当にありがとうございます🙇

今回は、以前の研修会を土台にした連続企画、社会的養護領域の模擬事例検討会を行います。
そこで、企画全体のコンセプト、実際の事例を絡める企画にした理由などを書いてみようと、筆をとっています。ご関心いただけると幸いです。
後半、事例提

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支援を補強するアドラー心理学-臨床アドラー心理学入門研修会紹介note-

支援を補強するアドラー心理学-臨床アドラー心理学入門研修会紹介note-

フロイト、ユングと並び語られることの多いアルフレッド・アドラー。
累計販売500万部大ベストセラー「嫌われる勇気」が話題になったことも、記憶に新しいです。
一方、日本臨床心理学界隈での取り扱われ方はというと、教科書の歴史的分脈の一部分に出ている程度と、メインストリームでは扱われていない印象があります。

今回企画したアドラー心理学研修会講師の小山先生は、大学時代アドラーに魅せられ、以降10年以上ア

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「にっちもさっちもいかない」現状のひきこもり支援の研修会を企画した話

「にっちもさっちもいかない」現状のひきこもり支援の研修会を企画した話

実際に支援にあたる方のメッセージを冒頭に置きつつ、こんにちは。
臨床心理士の徳田と言います。
今回、私が運営する団体で、ひきこもりに関連した研修会を実施します。
(「明日から生かせる学び」を心掛けた、対人支援職向け研修会を主催する団体「Assemble」を運営しています。)

タイトルは「ひきこもり家族支援研修会 -安心してひきこもれる環境づくりを目指す-」

今回は、ひきこもりとその支援の現状を

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相談記録研修会紹介note-苦手を減らす研修会-

相談記録研修会紹介note-苦手を減らす研修会-

Assemble主催で、相談記録の研修会を企画しました。約1年ぶりくらいになります。タイトルは「相談記録研修会ー支援を支える相談記録の書き方ー」

より身につく形式ってどんなかな〜と色々工夫したのですが、HPの詳細などでは語りきれなかった内容があるのでこちらで紹介します。申し込みに迷いのある方はぜひ、ご参考ください!

相談記録と支援職の仁義なき戦い企画する際いつも事後アンケートなどの「困った」の

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死にたい気持ちを受け止める研修会を対人支援職向けに企画した時に考えたこと

死にたい気持ちを受け止める研修会を対人支援職向けに企画した時に考えたこと

人のサポートがミッションの対人支援職は、たくさんの方とお会いし、対話を重ねます。その際、ときに深く重い語りと直面することもあります。
「これほど苦しいならいっそ…」といった、積もり積もったこらえきれない思いに触れる機会が、他の仕事と比べると少なくない回数あることも、対人支援職の特徴といえます。
そういう事象に備えた日頃からのトレーニングが、対人支援職にとってはめちゃくちゃ大事なんですね。

先日、

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その「学び」大丈夫?

その「学び」大丈夫?

遠い昔から社会には、研鑽という営みが根付いていたのではないだろうか。
より鋭い槍を作るため試行錯誤したり、その槍を扱うためトレーニングを行ったり。

現代社会において、研鑽といえば「学び」だ。
私たちは生まれた時から教育機関に通うことが決められており、現代社会において学びは義務化されている。
そして社会に出ると、仕事という社会的役割が付与される。仕事は、資格取得や新しいスキルが必要になるなど、学び

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〜支援職こそ健康であれ〜マインドフルネス研究会紹介

〜支援職こそ健康であれ〜マインドフルネス研究会紹介

私が運営する対人支援職向け団体Assembleで、「マッチョと癒しの宝石箱」がコンセプトの「マインドフルネス研究会」と名前をつけたコミュニティがあります。(詳細はこちら)

今勝手につけたコンセプトはさておき(すいません)、マインドフルネスを通して支援職の方に元気を届けたい、そういう思いで、カウンセリングルームLeself藤本先生と立ち上げたのがこの研究会です。

支援職の皆さん、忙しくお疲れです

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Assemble活動記 「学びのこれから」 -8月-

Assemble活動記 「学びのこれから」 -8月-

コロナ禍でむかえた夏がもうすぐ終わります。
今月は、従来の単発型イベントを2つ、継続プログラムを1つ企画し、新しい挑戦をした月でした。
うまくいったこと、うまくいかなかったことなど、簡単に活動紹介した後、最近考えた「支援職の学び」について思ったことを書き連ねていきます。

8/2 支援職のための楽しく学ぶ対人関係療法のエッセンス~仕事場でも!プライベートでも!明日から使えるIPT~

4月にオフラ

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Assemble活動記 「喫茶店にいる気のいいおっさんになる」 -7月-

Assemble活動記 「喫茶店にいる気のいいおっさんになる」 -7月-

「1ヶ月あっという間すぎない?」というようなことを約2000文字で説明しているnoteがこちらです。
支援職に向けた色々な事業を進めるべくなんだかんだ色々やりましたが、とても楽しく働いています。
今月は、結論から言うと、喫茶店にいる気のいいおっさんになろうとしました。
ご興味ある方の参考になりますように。

マインドフルネス体験会
〜支援職が、持続的にケアするスキルを身につけ、サスティナブルな支援

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Assemble活動記「支援職マッチョ化計画」 -6月-

Assemble活動記「支援職マッチョ化計画」 -6月-

できることを少しずつ、コツコツと取り組んでいたら、今月もあっという間に過ぎ去っていました。

6月は3つの企画を実施。参加者さんは全体で90人ほどでした。
人数自体は先月よりちょっと減ってます。想像の域をでないですが、例えば、緊急事態宣言解除により時間合わせが難しくなったとか、オンライン臨床研修会の参加費が倍近くなったから、など、いくつか理由は考えられます。
ただ、利益は今までで最も高い月でもあり

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Assemble活動記 ー5月ー

Assemble活動記 ー5月ー

自粛が続く中ではありましたが、今月は3つのオンラインイベントを実施。130名を超える支援職の方にご参加いただきました。
全て4月から継続的なイベントとなり、「勉強会の育成」を目標の一つにしていたので、それが実現できたので、とても充実した1ヶ月になりました。
開催にあたって意識したことや、開催後に考えたことなどを書いてみましたので、よければお付き合いください。

5/12 夜のマインドフルネス

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臨床心理士スナック〜3月のスケジュール〜

臨床心理士スナック〜3月のスケジュール〜

臨床心理士の徳田です。
臨床心理士スナックはマスターである僕が倒れる可能性をのぞいて3月も原則通常営業です。

3月の臨床心理士スナックのスケジュールです。

【3月の臨床心理士スナック】
3/1(日)18:00~23:30 通常営業+「スナックで心理職とゲーム」
3/8(日)18:00~23:30 通常営業+「子どもの支援を考える会 第二回」
3/15(日) おやすみ
3/22(日)18:00~

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