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面白いアイデアで笑いと驚きを 放課後駄菓子バー 櫨山貴之さん

放課後駄菓子バーA-55や日本エスコート協会を運営されている櫨山貴之さんにお話を伺いました!

■櫨山貴之さんのプロフィール
出身地:東大阪市
活動地域:大阪

経歴:2011年8月秘密基地駄菓子バー A-55 大阪梅田店 開店
   2013年4月株式会社ノーザンワークス 代表 
   2016年9月日本駄菓子協会設立
   2017年8月株式会社AZITO 旅行代理店 設立
   2017年12月一般社団法人 日本エスコート協会 専務理事

自己紹介:働き方 企画 商品作り マーケティングまでやる、ぶっ飛んでるけど地に足着いてるビジネスプロデューサー。朝と太陽が苦手です。
放課後駄菓子バーA-55フランチャイズ展開中

座右の銘:A HAPPY NEW DAY!!

記者 どのような夢やビジョンをお持ちですか?

櫨山貴之さん(以下、櫨山) 面白いことを考える人になれたらと思っています。基本的に、人間ってサプライズが好きじゃないですか。それを僕みたいな起業家が仕事にするわけですよ。 仕事でいかに人にびっくりしてもらえるか、笑ってもらえるか、驚かせれるかって「サプライズを考える感覚」なんですよね。
今やってる駄菓子バーと日本エスコート協会も「何それ、それいいね」みたいになればと思っています。
さらに今、新しくカレー屋さんをやろうと思ってて、他にもオーダースーツの話とか…色々思いつくんです。

記者 その夢を実現するためにどんな目標を立てていますか?

櫨山 駄菓子バーのお店のフランチャイズ展開をやっています。今は大阪以外にも京都と福岡に店舗があり、それがもっと増えていければいいなと思っています。 日本エスコート協会で今、面白いアイデアを考えていて、それをきっかけに日本中に知ってもらえる可能性があって動き出したいと思っています。

記者 その夢やビジョンを持つようになったきっかけは何だったんですか?また、どんな発見や出会いがありましたか?

櫨山 高校の時から自分で何かしようと思っていました。高校を卒業して、とりあえず就職して、でも1年半ぐらいで辞めました。最悪、また戻れると思ってはいました。ただ、もっと色んなことしたい、色んな世界見たいと思ったのがきっかけで、フリーターになりました。その後、居酒屋でアルバイトをしたんですけど、その居酒屋がすごく良かったんです。「あぁ~飲食ってすごい楽しいなぁ!」って思いましたね。
ただ、もっとこうしたらいい、ああしたらいいという思いはあるんですけど、それは全部できないじゃないですか。やっぱり自分の店じゃないとできないと思ったので、20歳から自分で店を出そうと考えていました。

記者 その居酒屋さんはどういう所がいいと思ったんですか?

櫨山 スタッフみんな仲良かったですし、24時間営業だったのでいつ行っても誰かいるとか、お客さんに「美味しい!」って喜んでもらえたり、お会計の時にお客さんが値段見て、「安っ!」って言ってくれるのが良かったですね。
夜中の時間だったらお客さんとも仲良くなったりもできますし、楽しんでもらって「美味しい」「安っ!」って言ってもらえて、喜んで帰ってもらえる飲食店の仕事っていいなぁと思いました。

記者 なるほど。櫨山さんの生き方として大切にしてきたものはありますか?
 
櫨山 自分を信じることです。 人の言うことを聞かない。みんなが言ってるから、常識だから、普通だかって、みんな無難な生き方になっていくじゃないですか。

そこには、突飛な考えはなく、丸められて常識になっていくわけで、本当の個性が失われていってしまう。個性を生かすという言葉も、僕はなんとなく違和感があるんです。個性を生かすのも、殺すのも、自分で選んでるっていう話です。個性を殺す選択をしているのは、あなた自身だと思うんですよ。

この時代に生まれて、こんなに自由な日本で、自分自ら個性を捨てて、個性が欲しいって言ってるようなもので・・・。 元々みんな個性的で、みんな自由じゃないですか。 何をしてもいい。 だから素直になることだと思うんです。素直に自分の心の声を聞いてあげる。

例えばバレンタインにチョコをもらうとします。お世話になってるからゴディバにしておこうとか、 友達だったらブラックサンダーにしておこうとか、あるじゃないですか。 だけど僕はブラックサンダーの方が美味しいと思うからそっちの方が嬉しいんですよ。 だけど資本主義の価値観で言うと、値段が高い方が良いので、そっちを選びたくなる人が多いと思います。 だから幸せになれないんですよ。 つまり自分の価値観で選んでないからなんです。何とも思わない人もいたり、もちろん好き嫌いもあると思いますが、感受性というのもあると思うんですよ。

横軸が、好き嫌いなどの”感受性”だとしたら、縦軸は”深さ”です。”深さ”が育ってないということは、その感受性を入れる器が育ってないことを意味します。”深さ”を育てると、掛け算で日々何してても深く捉えられるんです。

同じセミナーを受けても、活かせる人もいれば、すぐ忘れてしまう人もいる。と言うことはつまり、どう受けとるかというのは感受性の話です。インプット・アウトプットってよく言うけど、僕は違うと思ってて、感受性とインストールが重要だと思うんですよ。

例えばセミナーを受けていて、頭の中で何かの処理が行われるけど、それは脳みその中だから見えないんです。 何の処理が行われているかわからないから、ブラックボックスです。 この脳の中のブラックボックスが1、セミナーの内容が10だったら、1×10で結果10なんです。でもこのブラックボックスを2にしたら、結果20になるわけですよ。 つまり感受性ということです。そのインストールされたものがアップデートされていくんです。 感受性で受けとる量を増やして、インストールしたものをアップデートしてブラックボックスを育てることが一番大事だと思うんです。

そしたらしょぼいセミナーを受けても、質がいいブラックボックスを持っていたら、いいアウトプットを出せます。だからアウトプットとインプットだけを繰り返しても無駄なんです。 だって同じことを繰り返したってなんの成長もないじゃないですか。だけど、 この感受性を育てることでいろんなものを出アウトプットできます。アウトプットが重要ではなくて、ここをふくらませることが大事です。回路をもう一つ増やす、違うところに繋げることが大切なんです。

記者
 どんな美しい時代をつくっていきたいですか?

櫨山 僕が浮かぶのは、 みんながしたいことができる、つまり自己実現でイキイキと楽しく美しい時代です。みんなが働いて生きる時代、 世界にひとつだけの花みたいな感じがいいですね。色んな花があるけれど、どれもみんなきれいだねっていうみたいに。どの花が一番きれいだなんて争う事はしないんです。自分らしく花を咲かせる時代、それが美しい時代だと僕は感じています。

昭和の時代は、みんな「稲」でした。 美しさではなく、がむしゃらに耕せという時代でしたね。それが「米」になって、最低限の生活をみんなができるようになりました。 みんなが食うに困らなくなった時代、 一面の田んぼみたいになりました。それが科学技術の進歩によって、 ロボットや機械が田んぼを耕し、 私たちは鮮やかな花を咲かせる時代です。「俺は咲きたい!私は咲きたい!」って咲いていく時代だと思います。

記者 あり自分らしく花を咲かせる時代、本当に美しい時代だと思いました。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

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櫨山さんの活動はこちら↓↓

放課後駄菓子バー A-55
http://www.after5go.com/

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<編集後記>
今回、インタビューの記者を担当しました泊です。明るく語る櫨山さんからそれぞれの人が自分らしく可能性を開いていってほしいという思いを感じました。今後の更なるご活躍を楽しみにしています!

この記事にはリライズニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。