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辛いもの好きと死にたがり

今マクドナルドで期間限定で販売している辛いマックナゲット美味しいですよね。辛さに強いわけじゃないんだけど辛いものが食べたくなる。我が家にはデスソースが常備してあります。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

このエッセイでも再三言っていますがわたしは消化器系が激弱で、辛いものを食べるとあっという間にお腹を壊します。それでも甘口より辛口が食べたくなってしまうのは、刺激が欲しいと思うからでしょうか。

昔、仲の良かった友人から「辛さというのは痛みなんだから、辛いものを好むのは自傷行為みたいなものだ」と言われたのを覚えています。
そのころのわたしは常時腕に生傷があるリストカッターで、そうか、辛いものを好むのもこれの一環か、と妙に納得したものでした。

手首を切るのをやめてからも、辛いものを好む癖は治らなかった。
ちなみに今まで食べてきた辛いものの中でダントツでやばかったのは18禁カレーです。いくらカレーが好きでもあれは本当に無理。人生31年で食べたものの中でもぶっちぎりのワーストワン。丸2日寝込みました。ちなみに一番甘口のやつね。

辛いものを食べて痛い思いをしたいわけじゃないと思うんだけど、身体に悪いことをしたい気持ちは多少あるのかもしれないな、と思います。

身体に悪いことをしたい、という感情は、物を作っているとどうしても生まれてきます。
生活リズムを故意に崩したり、あまり食べなかったり、デスソースをたくさん料理に使ったり、飲めないエナジードリンクを買ったり、強いお酒を飲んでみたりする。
死にたがっているのでしょうか。びびりだからやることが本当にささやかなんだけど、自分を粗末にしたくなってしまう。これわたしだけですかね。ちゃんと自分を律することができるクリエイターはこうはならんよな……。

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