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同じ刃に殺される

日記に書けることと書けないことが当然あって、今日は終日書けないタイプのことをしていたので何を書いたら良いのか全然わかりません。何をしていたかって小説の企画書を作っていたんですが、それ以外何にも言えないですよね。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

みなさん弱音って吐くほうですか。わたしはめっちゃ吐くほうです。弱音を聞いてくれる人が周囲にいるという大変ありがたい環境で生きている証拠なんですが、わたし自身はわたし自身に対して「弱音吐いたって結局やることは変わらないんだからそんなことに体力割かなきゃいいのに」と思いがちです。

いつもそうでした。「学校に行きたくない」と泣きながら結局学校には行くわけですよ。マジで嫌だったら何も言わず辞めるんですよね、会社とかそうだったもんね。今だって「小説書きたくない」と言いながら結局書きあげるわけです。

ここ数ヶ月「文章を書くだけの機械になりたい」とよく言っているのは正にそれで、余計な人間性なんか失ったほうが絶対いいと思っちゃう。感受性がどうのこうのという話はありますし人間性から創作物は生まれるわけですが、それを差し引いても邪魔な感情が多過ぎる気がする。

感情と感覚で生きてきたからこそ文章を書く道を選べたのだとしたら、感情と感覚で手が動かなくなるのはあまりに皮肉ではないですか。わたしはこれを指して地獄と言っているのかもしれません。自分を生かすのも自分を殺すのも同じ刃。

まあ何を思おうが手を動かすしかないんだけどね。とりあえず月末までの仕事をやらなくちゃ。

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