「本当に自分の本出るの？？？？？」という現実感のなさが拭えず、日付が変わった瞬間からKindleで電子版をダウンロードしたり、Amazonからの発送メールを見返していたりしました。朝方Amazonから自分の本が届いて時空の歪みのようなものを感じましたが、現実です。作家になってしまいました。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます！

ツイッターでたくさんの購入報告をいただき、今日ずっとふわふわしていました。古い友人も、インターネットの友達も、まさかわたしのことを知ってくださっているとは思わなかった方まで、本当にいろいろな方の手元に自分の書いた小説がある。
お買い上げいただき、本当にありがとうございます。

わたしはこれをずっとずっと夢見ていたのに、いざ現実になると何て言っていいかわからないですね。ありがとうございますのひとことに尽きる。本当にありがとうございます。村谷由香里はみなさまがあってはじめて成り立つ名前です。

前にも言ったかもしれないんですが、わたし自分の小説でめちゃくちゃ泣くんですよね。日本語チェックしたいのに涙が出てきて全然仕事にならん、みたいなこともよくあります。

もしやこれ、わたししか泣いていないのでは？？？ という疑念は常にあります。
世界で一番わたしの小説で泣く人間がわたしだったらどうしよう。いや、それはそれでいいんだけど、みんな全然泣けなかったらどうしようと常に不安。

でも読んでくださった方が泣けましたと言ってくださって安心しました。良かった……感涙必至って書いてある小説だからやっぱり泣けてほしい……。

発売日、とても幸せでした。ありがとうございます。
わたしの住む福岡市はまだ書店には並んでいないのですが、また入荷されたくらいに本屋さんに見に行きたいなと思っています。

もし『ふしぎ荘で夕食を』に興味を持ってくださった方は、何卒よろしくお願い致します。餃子とカレーが食べたくなる小説です。

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4/25に第25回メディアワークス文庫賞を受賞したデビュー作「ふしぎ荘で夕食を〜幽霊、ときどき、カレーライス〜」が発売になりました！

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