見出し画像

長編小説の書き方

ツイッターで「#文字書きさん達の書き方が知りたい見た人もやる」というハッシュタグを見かけたのでやってみました。

こんにちは。村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

ハッシュタグに対するわたしの回答は以下の通りで、

①ざっくりと企画をメモする
②キャラクターを考える
③話の流れを考える
④プロットに落とし込む
⑤本文を書く
⑥推敲をたくさんやる

というもの。主に長編小説におけるやり方なので、短編や掌編に関してはこの限りではありません。短い話ほどフィーリングで書きがち。

ツイッターでも言ったんですが、2016年まで②と③の順序が逆でした。話を作ってからキャラクターを考えていたんですね。
キャラクターメイキングが苦手なので、話を考えてからそれに合わせてキャラクターを作る方が楽でした。
ただ、この弊害として、キャラクターがシナリオを進めるためのコマになってしまい、あんまり魅力的に書けないという問題があったんです。

第25回電撃大賞でメディアワークス文庫賞をいただいた「ふしぎ荘で夕食を」(投稿時のタイトルは「ドミトリーで夕食を」)は、とにかくキャラクターメイキングに対する苦手意識をなくそうと思って書いたものです。キャラが良くなければ勝負にならない電撃大賞はずっと避けていたんですが、友人のアドバイスもあって、きちんと挑戦してみようと思いました。

メインのキャラを作って、彼らならどんな物語を紡ぐか、という観点からストーリーを展開しました。
そんなに目新しい方法じゃないかもしれないんだけど、苦手な部分と向き合うのって本当に大事ですね……。そしてそのための方法の改善がめっちゃ大事。良い部分を伸ばすのももちろん重要だけど、完成度の平均値を下げるものは少ない方が良い……。

特にわたしは文章力極振りで「文体さえ美しければオールオッケー!」みたいなやつだったので、キャラクターメイキングも構成力もボロボロだったんですよね……。

文章の精度などは積み重ねによる部分が大きいので長く続けることは大切だと思うし、わたしは生まれ持った才能みたいなものがなく、基本ステータスは経験で身につけていくしかなかったんですが、ちょっとした方法の改善が良い方向に導いてくれることもあります。
創作に関わらず、人生そういうものかもしれない。

わたしもまだまだなので試行錯誤を繰り返しながら頑張ります……。小説書くの上手くなりたい……。

noteをご覧いただきありがとうございます! サポートをいただけると大変励みになります。いただいたサポートは、今後の同人活動費用とさせていただきます。 もちろん、スキを押してくださったり、読んでいただけるだけでとってもハッピーです☺️ 明日もよろしくお願い致します🙏