音楽と音楽ゲームの話

こんにちは! 村谷由香里です! noteをご覧いただきありがとうございます。

冬コミの新譜、かめりあさんの「heart of android」と一緒にUSAOさんとMassive New Krewの合作アルバム「BREAKOUT Uprising」を買ったので、この2枚をずっと聴いています。このアルバムもマジでめっちゃ良い。かっこいい。最強。音楽の知識がないからびっくりするほど語彙が溶ける。でもかっこいい曲は最高ですよね。元気になります。
BREAKOUT Uprisingのページ貼っちゃお。

ここ数年、好きという気持ちだけで音楽を聴いています。CDもよく買うし、iTunesもしょっちゅう利用します。

昔は、音楽に救いを求めていたと思います。
中高、大学くらいまでかな。音楽の存在がとても大きかった。わたしの心を一番わかってくれるのは、誰かが作った音楽でした。
言いたいことは全部音楽が語ってくれた。美しい作品に、自分を肯定されたような気がした。それが何よりの救いで、好きなミュージシャンはみんな神様でした。

でも、わたしのために歌われた歌なんて、本当は一曲もなかったんですよね。当たり前です。作り手は救いの神ではない。クリエイターは人間だから素晴らしい。
そして、人間は変わっていくものです。わたしの心に、合わなくなっていくものも当然ある。

そのことを、当時はきちんと受け止められていなかった気がします。いつからか、好きだったアーティストのCDを買うことがなくなり、音楽自体からも離れるようになりました。

わたしがまた音楽を熱心に聴くようになったのは、音楽ゲームを好きになったからです。

当時の職場は、ゲーセンのすぐ近くでした。ほぼゼロ距離。もともとBEMANIの曲は知っていたし、ちょっとやってみようかなという気持ちで始めたんです。とっつきやすそうなリフレクビートを、とりあえず触るところから。
最初はおっかなびっくり筐体の前に立っていたんですが、まあ結果的に年間330日くらいゲーセンに通うことになりましたよね! リフレクに段位があったころは八段でした! 楽しかったな〜!
今の引きこもり生活を始めてゲーセンにいくことは滅多になくなったんですが、BEMANIコンポーザーや音ゲー経由で知ったアーティストの曲は現在もよく聴いています。かめりあさんもそのひとりです。実はMSSPもそう。

音ゲー曲との付き合い方は、思春期のどっぷりしたものとは違って軽やかなものです。
とにかくかっこいい。なんだかわかんないけど心が動く。理由はないけど涙が出る。インスト曲が多いからという理由もありますが、感覚的な部分で楽しむことが多くなりました。救いを求めることは、もうありませんでした。

人が作るものを支えにしなくても大丈夫になったのは、そのころから自分の作るものに自信を持つようになったからかもしれません。2013年くらいかな。1999年から小説書いているので、随分長いこと燻っていたんですね。
自分の書く物語に救われているかと言われると、そんなことはないかな〜と思うのですが、文章を書くわたし自身、「村谷由香里」であることが、ちゃんと誇りになった。

思春期のころ好きだった音楽は間違いなくわたしの人格形成に影響を与えているし、今でもそらで歌える曲がたくさんあります。
だから優劣はつけられないけど、今の自分の音楽の聴き方は好きです。純粋に楽しいからね。

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