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パンクスは太らない

Comme des Garçonのショーのレヴューで知ったVOWWSというバンドの音楽を聴いてる。

みてるだけで苦しい動画というかイメージ。

最新のアルバムがリリースされた2018年はもう去年なんですね。Soft Balletを彷彿とさせつつMarilyn Mansonとか聴いてたんだろうな子どもの時。Linkin Parkとか。知らないけど。

スマパンの元ツアーベーシストで元HOLE(Kurt Cobainnの嫁Courtney Loveのバンド)のベーシストMelissa Auf der Maurにも共通した不穏なものを感じる。MADRには重さが足りないけど。

人を不安にさせるコード進行が好きすぎる。と言っててCDGの記事ほったらかしてVOWWSについて調べ始めた。
LA拠点のAussie band。Death Popという言葉も良い。
去年台湾でいったイベントでめちゃくちゃ好みの選曲だったDJの一人のバンドForests森林にも似たものを感じる。去年の来日liveもかっこよかった。彼らはもう少しノイズ寄りな感じするけど。よくわかんないけどジャンルのことは。

共通点は根暗感っすね。

話を元に戻すけど、川久保さんのフォロワーだったことは人生で一度もなくて、だけど歳を重ねても、人は尖ってても良いんですねって、30過ぎてもガラスのハートのくせして尖ってる(体は十分に丸みを帯びてきているのにw)私としましては、今年こそはスイミングプールに通って再び心身ともに尖りたいよね、という志とともに、そのattitudeは参考にしたいという対象の一人(その他でいうと川久保女史とは対極にいそうなエレガンス迫力マダムCatherine Deneuve...体型に甘んじてじゃないぞ!<Deneuveに失礼>とか)であったりするので、なんやかんや、インタビューには結構目を通す。ただし服は一着も持っていない。 い っ ち ゃ く も 。それで言うと、実際に洋服として好きなのはJUNYA WATANABEの方だったりする。

まだLondonにしかない、DOVER STREET MARKETに初めていった時は、本当に感動したし、そこで出会った今は亡きJudy Blameというまじでbrilliantなコスチュームデザイナーとの出会いとか、なんだかんだ、間接的にファッション的な人生にはめちゃくちゃ絡んでくる人として、認識している。

そんな川久保さんのcollectionレヴューを読んですごい気付いたことがありまして。上記にも記載したのですが、私の個人的な心情と体型の話になるけど、心身ともにMAXで尖っていて、その当時MAXデ尖っている(と思っていた)Alexander McQueenによるAlexander McQueenをえっと、なんて言うの?愛着?愛用?していた20代前半の頃、心も体もパンクスだった訳ですじゃん、めちゃ尖っていて。体も。針みたいな。女性らしさとか、不要だし全くない、みたいな。

それで歳をとって、(歳のせいだけではないとは思うけど)体重が自分比でいう1.2倍増、体脂肪率1.5倍増みたいな状況にあって、体の丸みとともに、精神的な角が取れてきて(というか、多分抗うことにも疲れてきちゃって飲み込まれちゃってw)でもやっぱり、こういう記事を見るたびに、でもわたしはどちらかというとパンクスだし、たぶん、今だって、めちゃくちゃ社会に迎合されてるけど経済面で。だけど、自分自身も体型の丸みとともに、コスチュームがやはり、丸み寄りになってくるんですよね。太ったことある人はわかると思うけどやっぱり、スキニーとか履けなくなるわけです。あんなに、スキニーしか履いていなかったのに。あんなにも。サイズ24のデニムを愛用していたのに。
それで、チーム川久保のモデルはもちろんモデルだからスキニーなんだけど、たまに見かけるデブのパンクスは自分のこと、どう捉えているのだろうって、不思議に思ったのです。パンクスはデブのはずはないけど、パンクスなのにデブという点でパンクスを極めた存在であるという気がしなくもないんだけど。どういう気持ちで、そのスキニーを、履き続けているのか、私は、途中で諦めてはけなくなっちゃった方だから、余計に気になる。

また全然関係ないんだけど、今日ファッションショーのBGMからVOWWSというバンドのことを知って思い出したんだけど、菊地成孔様の「服はなぜ音楽を必要とするのか」という本は全人類に読んでほしいとまで言わなくても、音楽かファッションのどちらかに興味のある人はぜひ楽しんでいただけると思いますので、読んでいただきたい。今や、文庫版も出てるから。絶対に読んでいただきたい。

見出し画像は、Londonのミニチュアダックス。


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