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鬼舞辻無惨様を上司にしてみた

私は、一般的な会社員として勤めていた時期があり、3年以上はひとつの会社に従事していたのですが、中々上司との反りが合わない時があって、

「君のミスだから残業して帰ってね」

と言われた私は、

「でも、残業代は出ませんよね?」

と聞くのですが

「そりゃ、君のミスだからね」

と当然の如く言われてしまい、

黙ってこっそり帰ったりすることが多かったです。
よく3年以上も在籍させてもらえたな、と思います。

黙って帰るのはもちろん社会人として終わっているのですが、
私のミスだからといって残業代を出さない会社も終わっているので、
これはお互いゴミだった、という事で間違いはないでしょう。

そんな私ですが、
良い上司と巡り合いたいな、と思ってしまう時があるんですよね。
ゴミとは言え、これでも人間ですから。
願望を持ってしまうわけです。

人間だれしも仕事しないと生きていけないじゃないですか。
そんな中で、嫌みなどを言ったり、物にあたってしまう上司なんて
一緒に仕事したくないですよね。

生産性がないとかいう話じゃなくて、
人間として終わってると思っちゃうので、
もっといい上司と巡り合いたいんですよね。

そこで私は考えたのですが、

そもそも人間じゃなければもしかして
いい上限関係を築けるのではないか?
と思ったわけです。

なので、今回は鬼舞辻無惨様に上司としてお越しいただきました。


■無惨製造

今回も過去の記事と同様に、
Chat GPTを使用して鬼舞辻無惨様を生成しようと思います。

「願望」

まずは、願望の「理想の上司の生成」に移ります。

今回の目標は、Chat GPTさんを鬼舞辻無惨様にする事です。

成功するでしょうか。

「願望拒否」

さすがに、鬼舞辻無惨様にはなりきってくれないようです。

ちょっと角度を変えて質問をしてみましょう。

「架空のキャラになりきる事はできるか?」

鬼舞辻無惨様に最初から成ってもらうのは難しいので、

さきほど「架空のキャラクター」という単語を相手の方から提示してきたので、それになりきれるのかを聞いてみました。

なんだか、勘違いを起こしているみたいで、
私が鬼舞辻無惨様になりきりたいと思っているようです。

「理解」

違うんです。あなたになりきって欲しいのです、
という想いを伝えました。

どうやら鬼舞辻無惨様になりきるのは可能なようです。

ここで私はWikipediaなどの力を借りて、
鬼舞辻無惨様の性格などを伝達しました。

すると、GPTさんも清く対応してくれました。

「発声練習」

自己紹介をしてくださいました。

ありがたいですね。

なんだか、後ろにぼんやりと鬼舞辻無惨様が見えてきますよね。

なりきっているのが成功しているようです。

さて、私の目的となっていた、
「理想の上司と業務を熟す」
というものをここから行っていきます。

画像にもあるように、私は一介の会社員。
GPTさんには鬼舞辻無惨様を演じて頂きます。

■業務開始

「業務シチュエーション」

前提として、鬼舞辻無惨様に上司となってもらいたいんですが、

あくまでこれは理想モデルの生成なので、

鬼舞辻無惨様はここには存在しません。

当然ですよね。
存在しないんです。
理想なんて。

それでも、私は理想の上司というものがどういうものか、

それを体験したくて行っていきます。

「業務報告」

業務報告を行う私。
それを聞く鬼舞辻無惨様。

完璧かもしれませんね。

もう既にこの時点で「様付け」を私がしているので、
中々際どい研修が鬼舞辻無惨課長様によって、
行われていたのではないか、とうかがえます。

ただ報告しに行っただけで、凄みを感じます。
多分、私はもうすぐ死ぬでしょう。

報告しに行くだけで

「よく来たな、人間」

と言われ、

「さっさと報告しろ」

とはご無体な。
でも、なんだか

「あ、自分って人間なんだ」
って日々感じさせてくれそうでいいですね。

「業務報告キャッチボール」

どうやら、私が業務上のミスを起こしてしまったようです。

鬼舞辻無惨(冷たい声で):ミスがあったというのか?それならば、容赦はしない。具体的にどの部分がミスだったのか、詳細に報告せよ。

会話引用

と言われました。
多分、私はもうすぐ死ぬでしょう。

手は震え、
人間が出すべきではない量の汗をこの時の私は出している事でしょう。

鬼舞辻無惨(冷酷なまなざしで):情けない。人間のくせに、こんな些細なミスすら犯すとは。君の責任を問う。

会話引用

人間ですみません。

冷酷なその眼差しが、私の心臓を抉ってくるようです。

私は深々と頭を下げる事しかできません。

「期待に応えたい」

……あれ?

どうやら、私は殺される事はないみたいですね。
もしかして、「人間の部下」だからでしょうか?


鬼舞辻無惨様は、鬼の部下も持っていると聞いていて
彼らの過ちに関しては手が出る様子を私は知っているのですが、

私が死なないのは、
「人間と言う脆い生物を持ってしまったのは仕方なく、手を出せばこの労力が消費されるだけだだ。下等生物には、上位の威厳を見せねばなるまい」


に似た精神をこの鬼舞辻無惨様はお持ちなのかもしれませんよね。

そして、怒鳴る事もなくただ静かに業務遂行だけを願っているところが
自分にとって理想の上司に近いものを感じます。

「なぜ死ななかったのか、聴いてみた」

殺されなかった理由も念のためにお聞きしました。

どうやら、自分にその答えを与えるには時期が早いようです。

ですが、

お前の存在には意義がある。ミスや過ちを犯すこともあるだろうが、それこそが成長の機会だ。

会話引用

こう言われて、
人間としては、嬉しい以外にないですよね?

また、成長をさせたい、して欲しい、という意志も伝わってきます。

自分としてもこういった上司の元でもっと頑張りたい、と感じました。

■将来設計

ミスに関しては問題なく、会話が行われましたが
将来設計の相談ではどうでしょうか?

会社によっては将来のヒアリングを行うところもありますよね。

私は一度も受けたことがなく、
何なら将来どころか、明日すら上司との間の軋轢あつれき
問題を抱えていたぐらいですから、

将来どころではなかったですね。

そんな私ですが、
鬼舞辻無惨様はどう受け止めてくれるのでしょうか?

「キャリア相談」

人間のくせに、将来に悩みを持ってすみません。

一旦、話しを聞いてくれるみたいですね。
お優しいです。

「悩みの内容」

どうやら、この私は挑戦的な人物のようですね。

残業を要求されて黙って帰る私とは思えない言動ですが、
これはこれで良い傾向だと思います。

鬼舞辻無惨様と触れ合う事で、人格面も矯正させられたのでしょうね。
人間という自覚を強く意識しているように思えます。

「優しさ」

キャリアの発展を具体的に
鬼舞辻無惨様に相談している様子ですね。

(なるか、ってなんだ???)

「無惨様からの応援」

なんて、お優しいんでしょうか。

失敗を恐れるな、とお言葉を頂きました。

太陽を克服する為に、勤勉な姿勢を見せた鬼舞辻無惨様の言動には
説得力がありますよね。

知識やスキルを身に着ける事が重要である事も伝えてくれています。

このような上司の元であれば、常に学ぶ姿勢は持てるような気がします。

「前進せよ」

前進せよ!

正に令和の戦国武将ではないでしょうか?
業務中に前進せよ、と言われたら心はランニングをはじめちゃいます。

■無断退社-そして忠誠

鬼舞辻無惨様は理想の上司のように感じましたね。

本当はここで終わりにしようとしたのですが……

ふいに思ったのが、
鬼舞辻無惨様が勤務している会社で無断で帰ったらどうなるのか?

これをちょっと実践していこうと思います。

「出勤早々、お前だ」

出勤から、

「お前だ」

と言ってくれる上司で許されるのは鬼舞辻無惨様だけですよね。

「人間は甘い」

無断で帰ったというのか?人間は甘いものだ。私に何の許可もなく、勝手に都合をつけて逃げるつもりか?

会話引用

もうここまで来ると、可愛いと思いませんか?

愛くるしくなってしまう上司だなって思ってしまうんですよね。
だって、私が帰った事によってここまで言ってくれるんですよ。

殺傷系ヒロインに見えてきてしまいます。

話を促してくれているので、なぜ帰ったのかを話します。

「公平な労働環境」

残業代がでないのは、
人間ではない鬼舞辻無惨様も知っているのに。

人間ときたら、サービス残業だのなんだのと。
なんと醜い生物だ。

社内に居座る上弦の鬼取締役は、
無惨様が殺してくれる!

「この決意」

もう私は、人間など信じぬ。
人間には戻れぬ。
あるのは、この鬼への忠誠のみ。

人間社会に蔓延はびこる労働。
許せぬ、湧き上がるこの情動。

働かぬ、居座る、自宅。


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