愛情について

あなたは愛情を渡すことは得意ですか?
私は不得意です。
だけど、愛情とはなにか、それについてはよく考えます

これは、私にとって、そしてあなたにも当てはまることかもしれない
あなたにとっての"愛"をもし良かったら私に教えて欲しい。
この物語はどこかのあなたに贈るひとつの詩です。

"愛"とは何か
ただ、考えていた

ぐるぐると回る思考の中で、ただ1つ"愛"というものが分からなかった

人を愛することとは?
愛されるとは?
愛するとは?
誰かを大事におもうとは?
誰かに、優しくするためには?

そして、誰かに本当の愛を伝えるには?
どれもどうしたらいいか分からなかった

こんなの紙切れ1枚なんかじゃ書ききれなかった

かきたいことが多すぎて上手くまとまらなかった

ただ、考えても考えても、"愛情"は分からなくなるばかり
そんな中、ただ独りぽつんと立って"愛"に飢えている私が今日もいる

母は優しい人だと思っていた
だけど、それは私の思い込みだった
私の母は上手く愛情を渡せない人だった
正直、母親が私を愛してくれてることなんて分かりきっていた
ただし、それは母親の思うお母さんだけの"モノサシ"で。

誰かの特別になりたい
全部認めて欲しい
そして、なによりも『ママに愛されたい』。

そんな感情を持っていいことを高校3年生になって今日初めて知った

それでも人は傲慢だ。
1つ叶うとまたひとつ欲しくなる。
人間は欲の塊だ。

今度は「愛を受けとる」ことについて考えてみた。
愛するということは、愛されるということは、お互いに人を愛す嬉しさと、愚かさを持ち合わせなければいけないのかもしれない。

私にはそう感じた。
人を愛すことの嬉しさ、それに対する愚かさ、これは表裏一体なのかもしれない。

では、ホントの"愛"とはなんだ?

私の大事な人に言われた。
"愛とは自分で決めていいもの"だと。

そんなのしらなかったし、もっと早く誰でもいいから教えて欲しかった。

今度は私の人生について考えてみた。

"私の人生って?"
"私の生きる意味とは?"
"生きている価値とは?"
しかし、考えても何も答えはでなかった。

ねぇ、お母さん、私ね、聞きたいことがあるの。
お母さんは私の事「愛してる?」
なんて聞けるわけがなかった
聞くのが、怖かった

だけど、ねぇ、お母さん、もう少しだけ私のお母さんでいてよ
話を聞いてよ
沢山抱きしめてよ

こうやって考える私はやっぱり愛情に飢えているんだと思う。
そして、その愛情を上手く伝えられない母親も、もしかしたら母親自身、上手く愛情を受け取れなかったのかもしれない。

母の愛情は確かに深い。そして、ナイーブだ。
ただ、周りから見た時にはその愛情は"愛"ではただの自己満足だった。

母親の気を引くためなら私はなんだって出来た。
ただ、心配して欲しかった。
隣で座って欲しかった。
頭を撫でて欲しかった。

でも、全て気づくのが遅すぎた。

愛とはなにか。愛するとはなにか。
"愛"は片方の一本道じゃ通れなくて、2人が揃った時、(もしくはもっと)初めて、愛のカタチになるはずだった。

なのに、片方の私ばかり空回りしながらそれでも母親の愛情を求めようとしていた。

愛されるということは、条件が着くということ。
愛されるということは、足枷をはめられ、手錠をかけられるということ。

私にとっての愛情はそうだった。

小、中、高と上がっていくにつれて、世界が広がり、
家だけじゃなくなったとき、少し外側が見えた気がした。

家にも学校にもどこにも居場所のない私はぐちゃぐちゃなまま、外を歩き回った。

中学の制服を着て、誰にも見つからない、誰も見えない分からない場所で一日中座っている時もあった。

母の振る舞いを、私が愛と認識していたことが本当は母はその言動を愛と呼んでいるだけで私にとっては"愛"でも何でもなかった。

結局沢山考えた結果、愛なんてものは何も分からなかった。

では、私は "誰のために" 生きたらいい?
だけど、そんなものは誰も教えてはくれない。
だって、"誰のため"など分からないのだから。

愛とはなにか、愛されるとはなにか、また、生きるとはなにかそれについては分からなかったけど、ただ、分からなくともできる武器が私には一つだけある。

それは音楽だ。
歌にしちゃえば、音楽にしてしまえば、誰も怒る人も、泣かせる人も、寂しくさせる人もいない。
なによりも、裏切らないでいてくれることが私にとって大切だった。

だったら、このわからない"愛"を歌にしちゃえばいい。
誰にも邪魔させない、これは、これだけは、何にも変えられない私のものだ。

だから、今日も私は詩う。

今日も生きてこの文章を読んでくれたあなた、えらすぎるよ!!
2023.8.10 (木) あかね

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