鍼灸国試における経穴の話

まず、鍼灸師国家試験において経穴がどれほどの割合かというと…
ざっくり180点中の30点前後くらいになります。
経絡経穴にて20点、他の科目の選択肢や問題文に出てくるものを含め。
(*はり師きゆう師の試験範囲を合わせた計算…まあ鍼灸国試に携わる方にはわかるでしょう。)

つまり経穴が全く苦手となるとおよそ15%点数を取り損ねることになります。60%で合格の試験を85%からはじめるようなもんです。それはハンデが・・・

まあ細かい計算はおいておいて、経穴で満点を取ると国試合格が一気に近づきます。8割とるだけでも儲けもんです。その科目もそうだし、当たり前ですけど。
なぜこのような言い方をするかというと、経穴は覚えたもん勝ちだからです。

医療系の国家試験は多くは暗記科目と言っても過言ではないですが、鍼灸師の国家試験はほぼ全て暗記科目です。他の医療系国家試験のように選択肢が多かったり、そのうち正しいものをいくつか選べと言った問題はないし、医師のような禁忌肢のようなものもない。四択択一、問題=答えはひとつ。となっています。推論する問題も多少ありますが、鍼灸国家試験においては90%覚えたもの=答えです。経穴においても近年、知識+思考が問われる問題は増えていますが90%は暗記が問われるのみです。やらないよりやった方がいいでしょう。終盤までやらなかった私がいうのもなんなんですけど…

ということで国家試験の直前2月に話すような記事ではないかもしれませんが、このnoteでは国試における経穴対策を話していこうと思います。

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